これぞ名古屋めしのネクストブレイク!『名古屋ハヤシ』が今じわじわキテる!!【ネオ名古屋めし図鑑②】

グルメ

新たな名古屋めしの潮流を追跡するネオ名古屋めし図鑑第二弾!!
今回は、今まさに市内の数々の飲食店で提供され、じわじわムーブメントになりつつある名古屋ハヤシなるメニューを調査してきました!詳細は以下から。

● 味噌自慢の地産地消おでんバル『カモシヤ』へ

kamosiya1

今回「名古屋ハヤシ」を食べに訪問したのは、錦三丁目・久屋大通沿いにある飲食店『カモシヤ』。
味噌、醤油、酒など「醸す」料理を提供することからその名前がつけられたという。

kamosiya2

特製スープで煮込んだ味噌おでんやワインなどが売りのお店。
定番の大根や玉子などのおでん、牛すじ、牛テールなどの料理も絶品。だしを木曽川のシジミで取るなど地産地消メニューを積極的に提供しているとのこと。

● 『名古屋ハヤシ』の特徴とは?気になるお味は??

kamosiya3

そしてオーダーしたのが名物『名古屋ハヤシ』。
中央には洋食ライクな福神漬、そして「台湾まぜそば」のような名古屋らしさを彷彿とさせる卵黄がオンしている。

kamosiya5

基本の味はデミグラスソースだが、赤味噌を加えてよりコクの深いものとなっている。
ライスは通常のライスではなく、八穀米を使っており、これは名古屋市のマークである「八」にかけたものだとか。
また、食材には88%東海三県のものが使用されているなど、こだわり抜かれている。

kamosiya6

卵黄をくずして混ぜてみた様子。黄金色に輝く玉子がまぶしい。
食感はよりなめらかなものとなり、デミグラスソースとの相性もバッチリ。八穀米の歯ごたえと相まって、少しリゾットを食べている時のような口当たりも感じる。

● ハヤシライスで名古屋を元気に!『名古屋ハヤシ倶楽部』

実はこのメニューを広めるため「カモシヤ」を『部長』とした『名古屋ハヤシ倶楽部』なる組織が存在しており、名古屋市内の18店舗(2016年5月19日時点)が参加している。

デミグラスソースと卵、赤味噌を使用することや、東海地方の食材を使用することなどを定めた『8ヶ条』を基本に、それぞれの店舗がアレンジして独自の名古屋ハヤシを提供しているとのこと。

公式サイトでは参加店18店舗の所在地とそれぞれのメニューが写真つきで紹介されている。
カモシヤ以外のお店がどういった解釈のメニューを提供しているのかも気になるところ。皆さんもぜひ食べ歩きしていただき、名古屋グルメの新しいムーブメントをその舌で感じてみてはいかがだろうか??

 

新たなグルメムーブメントを広める情熱こそ名古屋めしの証。よってこれをネオ名古屋めし図鑑に登録します。

 

MAP

場所 名古屋市中区錦3-16-8 1F
期間 営業時間:<平日>16:00〜23:00
<土日祝>13:00〜23:00
定休日:不定休
公式サイト カモシヤ