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『内藤ルネ展』”カワイイ”カルチャーを遺した巨匠の展覧会、名古屋栄三越で開催。

イベント

2016/08/01

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明るく元気な女の子の姿を描き、”カワイイ”という概念を生み出した先駆者ともいえるポップカルチャーの巨星・イラストレーターの内藤ルネの作品が集結する展覧会『Roots of Kawaii 「内藤ルネ」展〜夢をあきらめないで〜』が、名古屋市中区・栄の名古屋栄三越7F催物会場にて、8月10日(水)〜8月22日(月)まで開催されます。

愛知県岡崎市出身、1950〜1960年代にかけて圧倒的な支持を集めたファッション誌『ジュニアそれいゆ』の表紙/挿絵で大ブレイクし、イラストやデザイン、ファンシーグッズなどで今日に至るポップカルチャーの礎を築き上げた内藤ルネの、初期から2007年に亡くなる直前の晩年までのイラスト原画・デザイン原画約200点が集まる展覧会。

日本の女の子の間で当たり前のように使われ、今では海外でも通じるほどになった『Kawaii(カワイイ)』という言葉が表す概念・文化は、内藤ルネが発信してきた作品たちが人々に与えた印象がすべての始まりだったといっても過言ではありません。

極端にデフォルメされた大きな目、小顔、手足がヒョロヒョロと長いプロポーションの、元気で明るく自己主張する女の子たち。
おしとやかで受け身ではない、幼稚でちっぽけでもない、可憐でキュートでファッショナブルな少女の姿は、戦後民主主義の男女平等の価値観を体現する能動的な生き方を当時の少女たちに提示しました。
その名前から女性と勘違いされがちですが、実は男性。晩年には同性愛者であることもカミングアウトしています。

また、少女の姿だけでなく、動物・フルーツ・花などのモチーフにも”カワイイ”を見出したルネは、日本でパンダブームが起こるより以前に、ロンドン動物園で見たパンダに感激し、『ルネパンダ』というキャラクターを生み出し、以後のパンダのキャラクターやグッズに大きな影響を与えました。

他にも全く異なる画風の、写実的で憂いを帯びたナイーブで幻想的な少女の姿を描き出し、これらの作品はのちに「ゴシック&ロリータ」と呼ばれる新たなジャンルの価値観が生まれるのに繋がっていきます。
いかにルネが、多才かつ美しさや可愛らしさを独特の感性で切り取ることに長けていたがわかるでしょう。

また、花柄・フルーツ柄・動物のキャラクターなどがグッズとして商品展開されていく、「ファンシーグッズ」というビジネスモデルが発展していったのもルネの作品たちが大きく寄与しています。

展覧会の会場にも「ルネグッズ」の販売コーナーが併設。
文房具・雑貨・アパレル・食器など色とりどりのアイテムが販売。この展覧会でしか手に入らない限定アイテムもあり、ファンの方は必見です。

ティーンエイジャーからお年寄りまで、女性ならいつの瞬間も可愛くいたいもの。ルネの作品たちに、みずみずしさや女性として生きる喜びをあらためてインスパイアさせられそうです。是非、足をお運びください。

MAP

場所 名古屋市中区栄3-5-1 名古屋栄三越 7F催物会場
期間 2016年8月10日(水)〜8月22日(月)
10:00〜19:30(最終日は18:00終了/入場は閉場30分前まで)
料金 一般・大学生:600円 高校生・中学生:400円 小学生以下無料
公式サイト 内藤ルネ展|名古屋栄三越