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『ピカソ、天才の秘密』愛知県美術館で開催。

イベント

2015/12/28

picasso2016-1

名古屋市東区の「愛知県美術館」では、2016年1月3日(日)〜3月21日(月・祝)まで、『ピカソ、天才の秘密』が開催されます。

この展覧会は、日本国内のみならず、海外の美術館や個人の協力を得て開催される、非常に貴重な企画展。
東京では開催の予定はなく、名古屋と大阪の二会場のみでの開催となっています。

この企画展のコンセプトは、「天才」と呼ばれた彼が「天才」たる所以を探るため、若き日の生い立ちに迫るというもの。
ピカソといえば、難解な構図で描かれる技法『キュビスム』が有名ですが、
この展覧会ではキュビスム以前の『青の時代』『バラ色の時代』と呼ばれる時期を中心に、少年時代〜キュビスムとその後の前半生にスポットを当てています。

キュビスム以前の作品をメインに紹介する展覧会は非常に珍しく、かつ実現が非常に難しいものとされています。

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● 青の時代

1900年代初頭、自身も貧困の身であった彼は、貧しい人や身体の不自由な人など社会的に疎外された人々を、青をベースとした色調でメランコリックに描き出しました。
20代前半の彼が人間そのものに差し向けた視点と、この「青の時代」の作品たちが与えたその後と今日においての美術的意義に着眼。今回の展覧会の中心章です。

● バラ色の時代

23才頃の彼は、恋人となるフェルナンド・オリヴィエと出会い、作品の主題や色調が明るいものに変化し、「バラ色の時代」と呼ばれる時期に突入していきます。
線描に繊細かつ優美さが伴っていく中で、彫刻的な堅固さが画面に見て取られるようになり、いよいよキュビスムという造形革命を生み出していくことになります。

● キュビスムとその後

対象を多角的視点から構築する技法や、新聞紙など現実物を画面に貼り付ける技法など次々にキュビスムを展開。
絵画芸術の新たな可能性を切り開いていったピカソのその後を概観します。

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1月3日〜2月14日の前期、2月16日〜3月21日の後期に分けて、一部展示替えもあります。

世界的に重要なコレクションを所蔵するパリ国立ピカソ美術館、バルセロナピカソ美術館なども貸出協力し、100年以上前の彼の作品を見つめ直す大変意義のある展覧会です。
絶対に見逃せません。

画像引用元:http://www.chunichi.co.jp/event/picasso2016/,http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

MAP

場所 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知県美術館
期間 2016年1月3日(日)〜3月21日(月・祝)
10:00〜18:00 ※金曜日のみ20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日、1月12日(火)
(ただし1月4日(月)、1月11日(月・祝)、3月21日(月・祝)は開館)
料金 一般:1,500円 高校・大学生:1,200円 中学生以下無料
公式サイト ピカソ、天才の秘密