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「緑すぎる大仏」が鎮座する本山のB級スポット『桃巌寺』の歩き方

その他

2016/10/16

桃巌寺の名古屋大仏

日本各地にはさまざまな大仏さまがいらっしゃいますが、多くの人が奈良や鎌倉のそれを連想されるでしょう。
しかし、実は名古屋にも【名古屋大仏】という真緑の大仏さまがいるのをご存知でしょうか??

その大仏さまがいるのが、千種区・本山にある『桃巌寺(とうがんじ)』。
住宅街の中にひっそりと佇む隠れ観光名所ですが、実は結構なB級(?)スポットだったりもします。その魅力と歩き方をご紹介します。

◆ 織田家に由緒を持つ緑豊かな寺院

桃巌寺の門

本山の南、四谷通沿いの坂道を上っていく途中に佇む寺。
都心に近い場所にも関わらず、境内の敷地は広く緑豊かな場所です。
入口脇に数台止められる駐車場がありますが、駅から徒歩でも4〜5分で行けますよ。

桃巌寺・織田信秀の廟

桃巌寺の由緒は、1500年代に織田信長の弟である織田信行が、父・織田信秀を供養するために現在の千種区・末盛の近辺に建立、1714年頃には現在の場所に移されたとされています。
境内には織田信秀の公廟もあります。

桃巌寺の内観

全体的に普通の日本のお寺とは違い、エキゾチックなインド仏教のテイストが漂っているのが特徴。

桃巌寺の内観

小物遣い(という言葉が適切かどうかはわかりませんが…)がちょっとカワイイです。
この象さんの鼻はほんとうにおみくじを結びつけるためにあるものなのだろうか…??

◆ 神々しき緑仏との対話

桃巌寺の名古屋大仏

桃巌寺の一番の見ものといえば、なんといっても高さ15メートルにもおよぶ巨仏『名古屋大仏』。
緑、緑すぎます…!!
台座の周辺をお坊さんや鹿さん、象さんが取り囲んでいる大仏というのも珍しいです。ぱお〜ん。

桃巌寺の名古屋大仏

大仏が建立されたのは1987年ですが、当時はこのような色ではなく、2006年に行われた改修の際に全身真緑色になったとか。
おでこのホクロや目、口、耳には金箔が施されており、荘厳そのもののお姿で瞑想しておられます。
ぜひ大仏様の御前では声を出さず、自らの精神を開き、仏様と対話してみましょう。ぱお〜ん。

ちなみに裏話として、1988年開催の夏季オリンピックに名古屋市が開催地として立候補した際、
開会式のときにこの大仏の開眼供養を行なう計画があったそう。
しかし、そのオリンピックの開催地は韓国のソウルに決定したため、計画は実現しなかったそうですよ。
ウィキペディアに書いてありました。

◆ 巨大な木魚と願い事が叶う石

桃巌寺の本堂

名古屋大仏とは反対側の奥の方に行くと、このお寺の本殿があります。
この本殿こそ、桃巌寺の真髄といっても過言ではありません!!
先程は”名古屋大仏が一番の見もの“と言ってしまいましたが、どっちも一番の見ものなんですっ!!!

桃巌寺の巨大木魚

本殿に入って最初に目に飛び込んでくるのは、直径1メートルにもおよぶ巨大な木魚
この木魚は、樹齢100年以上のクスノキの大木から作られたもので、
触れただけで過去のあやまちが消滅するそうです。
なので、これまでの人生で沢山悪いことをしたなぁ…と思っている方は沢山なでなでするとよいでしょう。安いもんです。

桃巌寺の祈願石

また、石に願い事と名前を書いて、お賽銭箱に1,000円を入れると願いが叶うという『祈願石』もあります。
積み上げられた白い石と筆ペンが並んでいましたので、言われた通りに書いてみました。

桃巌寺の祈願石

張り紙にはこの石を『奥の院 延壽山 相輪橖に納める』と書かれています。
何処にあるのかはよくわかりませんが、かなり、すごく、仰々しい、神々の聖域のような場所に納められて、願い事が叶うに違いありません!!期待してます。

◆ 本殿奥にはさらなる秘宝が…

さらにこの本殿奥には「ねむり辨天」様という、それはそれは美しい、極彩色のセクシーな弁天様がいらっしゃいます。
音楽や芸事に御利益があり、芸能人も多数参拝しているとか。
毎年1月1日 – 5日と、5月7・8日には御開帳され近くで拝むことができますが、それ以外でも遠くから観ることが出来ます。

それ以外にも、ここでは不適切なあやしすぎる秘宝の数々が多数存在するのですが、写真撮影禁止だったのでご紹介できません!!
(撮影できても紹介するのを躊躇したくなりますが…)

なお、ねむり弁天および本殿奥の秘宝を観るには拝観料1,000円が必要です。
興味ある方はぜひ直接その目で確かめてみてくださいね!

MAP

場所 名古屋市千種区四谷通2-16
期間 拝観時間:(夏季)9:00〜18:00(冬季)9:00〜17:00
料金 無料(本堂奥のねむり弁天および宝殿のみ1,000円の拝観料がかかります)
公式サイト