小高い丘がどんどん住宅地や商業地に変わっていく守山区志段味エリア。
しかし主要道から一本奥に入れば静かな町並み、そして『しだみ古墳群』と銘打った数多くの古墳と自然が今でも残された地域。
そんな自然を眺めながらのんびりとブランチやティータイムを楽しむ事が出来るのが今回ご紹介する隠れ家カフェ『moricafe』。
西区中小田井の住宅街から静かで自然を眺められる場所に移転オープンして1年、こだわりがいっぱい詰まった人気メニューを当編集部オススメメニューと一緒にご紹介いたします!
お店からの外の眺望も店内のデザインも写真に撮りたくなります
志段味の住宅街に入っていくと辿り着く『moricafe』。
店内にはテーブル席や一人席がありますが半分以上の席が窓から外の大久手池を囲む自然を眺める事が出来ます。店内のカラーリングはオフホワイトとターコイズ・ブルーグリーンの壁に木目がアクセントで入ります。店主はインテリアデザイン業を経験していたとあって家具や照明にもこだわりの思いが込められていますので料理の写真を撮る時は店内も画角に含めて撮るのがオススメ!どこを切り取ってもおしゃれな写真が撮れますよ。
4月18日まで移転オープン1周年を記念してモビール作家さんによる装飾もされています。こちらのモビールは期間中販売もしているとのこと。
最初にご紹介するのはオススメブランチ『モンティクリストブランチ』
10時〜14時の時間限定で1ドリンクのオーダーにプラスして楽しむことが出来るのがブランチメニュー。
店内で焼かれた国産小麦を使用したパンを味わえるブランチは全部で5種類、ホットドッグ、チャパタサンド、バナナブレッド、ベーグルの他に今回紹介するのは人気メニュー『モンティクリストブランチ』。
聞き馴染みのないメニュー名ですが、これは特製のアパレイユ(卵液)につけ込んだ食パンに、香り高いモルタデッラハム(ボローニャソーセージ)をサンド。3種類のチーズとともに焼き上げた後に蜂蜜とブラックペッパーをトッピングしたカナダ生まれの料理。
卵液につける『フレンチトースト』とトーストしたパンにハムをサンドしてソースとチーズをかける『クロックムッシュ』の間のような料理といったところでしょうか。
いろいろと想像を働かせているうちに料理が出来上がりました。
大きなプレートの上は彩り鮮やかな野菜とフルーツソースがお花の形に描かれたヨーグルト、そしてモンティクリスト。
はやる気持ちを抑えてまずはサラダへ。
たっぷりあるサラダは彩り鮮やか、見た目からフレッシュさを感じ取れます。食べ方はドレッシングと一緒に食べるだけでなくモンティクリストから流れこぼれた蜂蜜をつけて食べるのが名古屋情報通オススメですよ。
サラダを味わったところで早速モンティクリストへ。やわらかなパンにふわっとナイフが入りチーズがとろーっと。断面の写真も撮りたくなります。
「それでは、いただきます」
最初に感じるやさしい味わいは酸味のクリームチーズと甘みの蜂蜜。続いて濃厚な味わいや芳醇な香りともっちりとした食感をパルメザンチーズ、シュレッドチーズ(ナチュラルミックスチーズ)の2種類のチーズが広がります。
噛んでいくと順に卵液につけた食パンのふわっとした食感、ジューシーなモルタデッラハム、ブラックペッパーのアクセントと飲み込むまで幸せが続きます。サラダを少し残しておいてモンティクリストと一緒に食べるのも美味しいですよ。食後はヨーグルトでスッキリ。食べる人に沢山の笑顔を届けてくれる一皿でした。
ティータイムに訪れた方はスイーツに注目!
オススメはブランチだけではありません。ティータイムでもmoricafeの魅力は味わえます。
日替わり、季節替わりで味わえるスイーツはどれもお店の中で手作り。材料にも味にもこだわったスイーツは人気メニューで売り切れてしまう事もあるそうです。
14時開始のスイーツメニューもありますのでこの時間を狙ってみても良いかもしれません。
今回はどの時間帯でも味わえる2種類のスイーツをご紹介します。
お店のイチオシ!『モリカフェプリン』
スイーツとなると彩りの鮮やかさなどをついつい求めてしまいがちですが、是非ともオーダーしていただきたいのが『モリカフェプリン』。
たっぷりサイズのプリンの上には生クリームもたっぷり。見た目が素朴でかわいいこのプリンをさらに演出してくれるのが器。このプリンのためにオーダーメイドしてもらったプリン専用皿。
自家製のカラメルソースは口に入れた瞬間はやさしい甘み、そして後消えスッキリ!甘さが残ると手が止まってしまうという方もこの味わいなら気に入ってもらえるでしょう!そして生クリームと一緒に食べてまろやかな味わいも楽しめます。
想像より遥かに大人な味わい『レモンケーキ』
名古屋情報通オススメなのが愛西市産の無農薬レモンを皮まで丸ごと使って作っている『レモンケーキ』。
レモンの皮は小さくチップ状にした状態で生地にたっぷり練り込まれておりレモンチップを噛むと口の中で香りが一気に広がります。また想像を良い意味で裏切ってくれたのがケーキの表面にかけられたアイシング。コーティングされるようにかけられた白いアイシングのトップに黄色のアイシングがありますが、この白いアイシングもたっぷりとレモンの風味が閉じ込められているのでこのレモンケーキ1つにレモンの魅力がぎゅーっと詰まっています。
ドリンクメニューもmoricafeが選びぬいた豆や茶葉を使用
コーヒーに使用する豆は三重県桑名市のSHRUB COFFEEの豆を使用、農園まで行って豆を選び仕入れているこだわりで知る人ぞ知る名店です。
moricafeでは季節ごとで豆を変えて仕入れておりオーダーを受けてから豆を挽いて淹れるので香りもたっぷりと楽しむ事が出来ます。今味わえるコーヒーは店内の黒板にて紹介されていますので是非そちらにも注目してくださいね。
またこのこだわりの豆を使ったメニューで見た目にも楽しめるのが『コーヒー牛乳』。
牛乳瓶に入った状態で提供されるのでついつい写真に撮ってしまいたくなります。ノスタルジックさもある本格的な風味も味わえるので贅沢な大人コーヒー牛乳といった感じ。またガムシロップがついてきますのでお好みで甘さを調整出来ますから甘めのコーヒー牛乳が好きという方も安心。
今回はご紹介出来ませんでしたが、コーヒーが飲みたいけど飲めない方に向けてデカフェもご用意されています。またコーヒーが飲めないという方も小牧市のTea house Shimaからオリジナルブレンドしてもらった茶葉を使用したスタンダードティーやフレーバーティー、コーディアル、さらにはジュースも各種用意されております。
お店ではスマホを置いてのんびりタイムを満喫しましょう
先にご紹介したとおり、お店は大久手池を取り囲む自然を眺める事が出来ます。この自然を眺めながらお友達とお喋りしたり、読書したりする時間の過ごし方をしてみてくださいね。
また外の雲の動きや午後からは太陽が動く様子を追っていく事が出来ますのでスマートフォンは窓際に置いてタイムラプス撮影にするのもオススメ。
これは取材を開始した2月中旬に撮影したタイムラプス映像。閉店時間ギリギリで日が沈むまでの様子を撮ることが出来ました。今は営業時間内に日が沈みきるまで撮影する事は出来ませんが雲の動き、太陽の動き、風になびく草木や池の水面は穏やかな気持ちにさせてくれますのでスマホに残し、ふとした時に見たくなる映像になると思いますよ。
こんな魅力たっぷりのmoricafeは何度も通いたくなるお気に入りカフェになる事間違いなし!まずは一度訪れてその魅力を体験してみましょう。
MAP
場所 | 名古屋市守山区上志段味東谷2074−74 |
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電話番号 | 052-870-5863 |
営業時間 | 10:00〜18:00 月曜、第2・4火曜日 定休日 |
公式サイト SNS |
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