愛知県・名古屋市が舞台の一つとなった2021年の人気作品、劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」。
ハッキリと明言されてはいなかったものの、スパイラルタワーズ、名古屋城、名港トリトンなど…モデルと思われる名所が多数登場したことも話題になりましたね。
その聖地候補を巡り、作品の流れとほぼ同じようにまとめてみました。
登場人物や内容には触れず、ネタバレなしでお伝えしていくのでチェックしてみてくださいね。
劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」の作中では「新名古屋駅」に「真空超電導リニア」が開通されると発表。
名古屋の街並みを紹介する際には「モード学園スパイラルタワーズ」と思われる、ねじれた巨大ビルも映し出されました。
続いて「名古屋国際空港」として登場した聖地候補は常滑市の「中部国際空港 セントレア」。
「新名鉄線 名古屋国際空港駅」など名称・形状は異なりますが、空港に直結した駅の乗り場が映し出されました。
また、空港付近を徒歩で移動する際に大きな渡り廊下も登場。
その後は「名古屋国際空港病院」へのシーンに切り替わります。
続いて登場したのは「名古屋城」。
これまではモデルと思われる場所が異なる名称で伝えられてきましたが、名古屋城に関しては作中でハッキリと名称を公言し、シンボルの巨大金シャチも大きく映し出されていました。
こちらは名城公園側の広場から撮影したものですが、作中ではこのエリアは「名古屋将棋会館建設予定地」となっています。
続いて場面が切り替わり、空港に直結した(?)立体駐車場が登場。
別シーンで映し出されたのは「金シャチ横丁」入口と思われる「@NAGOYA」オブジェ前。
オブジェはほぼそのままになっていますが、「金シャチ横丁」ではなく「城下横丁」と表記されています。
さらに場面が変わって映し出されたのは「名港トリトン」と思われる巨大自動車道。
作中では「トリトン大橋」と称されており、他にも「東海インター辺りから南下」や「東海コンビナート」という表現も登場しています。
移動して到着したのは名古屋市営地下鉄名港線の「名古屋港駅」付近と思われる場所。
歩道橋からは「名古屋港ポートビル」に似た特徴的なビルが映し出されています。
そして名古屋名物「ひつまぶし」が登場!
あの人気キャラクターが美味しそうにひつまぶしを味わうシーンが映し出されます。
お店は中部国際空港の「まるや本店」と公言されてはいませんが「う」の文字を〇で囲んだロゴが映し出されたり、外観・器も似ていることからモデルになったと思われます。
空いている時間帯にお店の方へ店内の撮影許可をとったところ、非常に似ている席も案内していただけました…!
さらに場面が切り替わり映し出されたのは「名古屋港駅」近くのショッピングモール「JETTY」前と思われる広場。
こちらは美しい水辺のシーンも印象的。
続いて登場したのは「金シャチ横丁 宗春ゾーン」内のカフェ・レストランに似たお店。
店前で飲酒を楽しむ(?)シーンが映し出されます。
さらに場面が切り替わり「新名鉄線 名古屋国際空港駅」乗り場が映し出されます。
その後も重要なシーンで「モード学園スパイラルタワーズ」と思われる、ねじれた巨大ビルが登場。
さらに栄の「オアシス21」水の宇宙船や、テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)に似た建物も映し出されます。
作品のクライマックスには愛知県外へ舞台を移しましたが、エンドロールでは「オアシス21」「中部国際空港」「名古屋城」「テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)」「金シャチ横丁」「名古屋港」「名古屋市科学館」「名港トリトン」が実写映像で映し出されました!
こちらはテレビ放送では流れないと思うので、ぜひDVDやBlu-rayでご覧ください。
劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」は作品自体の魅力はもちろん、名古屋市民・愛知県民にとって聖地として今後も思い出に残りそうですね。