名古屋駅エリアの再開発。商業施設、ハイアットの高級ホテル、バスターミナルなど約400mにわたる高層ビルを建設。

開店 閉店

名古屋鉄道株式会社が「名古屋駅地区再開発計画」について、今後のイメージや予定スケジュールなどを発表しました。

2027年度に新築着工。
2040年代前半に2期本工事竣工の計画です。

名鉄百貨店、近鉄パッセ、レジャック跡地などに高層ビル建設

名古屋鉄道株式会社が主体となり、名鉄都市開発株式会社、日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道株式会社および近鉄不動産株式会社と共同で検討を進めている「名古屋駅地区再開発計画」。

この再開発は2023年3月末に閉店した「レジャック」跡地、2026年2月末をもって営業終了する「名鉄百貨店本店」と「近鉄パッセ」などが対象となっています。

名古屋駅前〜ささしまライブ方面につながる新たなスカイラインを形成。

太閤通上空等に東西方向の抜けを確保し、視覚的に東西の“まち”をつなげます。

名駅通側のプロムナードは都心でも休息しやすい多彩な滞留空間を創出することで、賑わい・彩りを育みます。

駅前広場側は、まちに開かれた名駅通沿いのテラス空間と建物内外の人々のアクティビティが感じられる造りを目指します。

そして新ビルにはハイアット系の高級ホテル『アンダーズ』が出店。

約150の客室に加えて、レストラン、ルーフトップバー、ラウンジ、宴会場、会議室、フィットネス、屋内プール、スパを備える予定で、完成は2034年度の計画。

施設概要・建設の予定スケジュールは以下のとおり。

●施設概要
延床面積:約520,000㎡
用途:商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル
階数:地上31階、地下2階
最高高さ:約172m
設計:株式会社日建設計
●開発スケジュール
2026年度:解体着工
2027年度:新築着工
2033年度:1期本工事竣工
2040年代前半:2期本工事竣工
※記事中の計画は2025年5月に発表されたもので今後変更となる場合があります

名古屋鉄道 公式サイト