【レポート】米最大級のアメコミ出版社・DCの全てが分かる展覧会『DC展 スーパーヒーローの誕生』に行ってきました!

イベント

DCエンターテインメントとワーナーブラザースの協力のもと、フランス・パリの アール・リュディック美術館よって企画され、2017年から世界を巡回している「DC展 スーパーヒーローの誕生」

東京(2021.6〜2021.9)、福岡(2021.9〜2021.12)、大阪(2021.12〜2022.2)での開催を経て、日本の最終会場となる名古屋へ上陸!『DC展 スーパーヒーローの誕生』が名古屋の会場として選んだのは名古屋市博物館。202238()58()2ヶ月間開催されるこの展覧会をご紹介いたします。

アメコミ出版社DCとは?

世界的な人気を博すバットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンをはじめとする「スーパーヒーロー」、そして近年映画で大人気となったジョーカーやハーレイ・クインら悪役として活躍する「スーパー・ヴィラン」などの様々なキャラクターを生み出してきた最大級のアメコミ出版社・DC。

この『DC展 スーパーヒーローの誕生』はパリのアール・リュディック美術館が企画した世界巡回展として、出版当時の貴重なコミック原画や設定資料、映画で実際に使用された衣装や小道具、彫刻やイラストのアート作品など400点以上を一挙に展示。

時代とともに姿を変え、オリジナルのキャラクターと物語を作り続けるDCの80年以上の歴史と魅力が存分に楽しむことが出来る展覧会を撮影してきた写真と共にお伝えいたします。

DC SUPER HEROES and all related characters and elements © & ™ DC WB SHIELD: © & ™ WBEI. (s22)

会場内は全て写真撮影OK!5つもあるエリアは見どころたっぷり!

スーパーマンエリア、バットマンエリア、スーサイド・スクワッドエリア、ワンダーウーマンエリア、ジャスティス・リーグエリアの5つの展示エリアを通じて、時代とともに形を変え、オリジナルのキャラクターと物語を作り続けるDCの80年以上の歴史とその魅力に迫ります。

それでは5つの展示エリアのについて詳しく紹介いたします。

【スーパーマンエリア】

1938年にアクションコミックスで初登場したスーパーマンはその後、コミックから飛び出してアニメ、映画の世界へ至りました。映画『スーパーマン』(1978年)で話題を呼んだ深紅のケープをはじめ、映画『マン・オブ・スティール』(2013年)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)で使用された衣装やアート作品などを紹介しながら、スーパーマンの物語をたどります。

【バットマンエリア】

バットマンは1939年にディテクティブ・コミックスでデビューしてから、覆面ヒーローとして世界を席巻しました。一方で、ジョーカーのようなスーパー・ヴィランたちは狂気の象徴として注目を集めました。映画『ダークナイト』シリーズ3部作で使用されたバットポッドなど人気のアイテムからヴィランたちの最新衣装 までを一挙に紹介。

【スーサイド・スクワッドエリア】

1959年に誕生した「スーサイド・スクワッド」は次第に人気が高まり、2016年の映画『スーサイド・スクワッド』で、キュートで猟奇的なキャラクターのハーレイ・クインが大ブレーク。続く2020年の映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』でハーレイ人気を不動のものにしました。両映画でハーレイが着用したストリート系ファッションに加えて、最新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』のブラッドスポート、ピースメイカーのコスチュームも登場。

【ワンダーウーマンエリア】

ワンダーウーマンは、1941年にオールスター・コミックスで登場して以来、DCきってのスーパーヒーローとして人気を集めています。星条旗を模した衣装も注目の的で、1970年代のテレビシリーズでは主演のリンダ・カーターが着用したコスチュームが鮮烈な印象を与えました。コスチュームの展示のほか、初期の躍動感あふれるコミックの原画などを展示。

【ジャスティス・リーグエリア】

DCコミックスの各作品の枠を超えて、「ジャスティス・リーグ」の名前で1960年代からスーパーヒーローたちが集結。メンバーには入れ替わりもありますが、主要メンバーはビッグセブンと呼ばれ、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグらによって結成されます。展示では、2017年の映画『ジャスティス・リーグ』から象徴的なシーンやキャラクターの画像、貴重なコミックスの原画作品などを紹介。

各エリアの他にもこんな展示がありました

バットマンエリアとワンダーウーマンエリアの間にガラスケースに入った小さな冊子が多数展示。これこそアメコミそのもの。
ラジオパーソナリティーのジェイムス・ヘイブンスさんが少年時代から集めてきたDCコミックがこの展示会のために特別展示。さらに3月12日(土) 14時~15時の1時間ですが、バットマンに扮したジェイムスさんが会場に来場予定しています。

そして全5つのエリアを抜けた最後にはエンディングシアターが上映。各作品の原画やコスチュームの写真と映画のシーン映像と重ね合わせて見ることで作品が出来上がるまで多くの人の手と資料が必要になっていた事を感じ取ることが出来ます。

DC展をナビゲートするのは声優・日野聡さん

展覧会をよりじっくりと楽しむ上で欠かせないのが音声ガイド(600円)。DC展ではDCドラマ『ARROW/アロー』の主人公オリバー・クイーンを担当した日野聡さんが、DCの世界をご案内します。

【日野聡さん プロフィール】

声優/ナレーター。米・サンフランシスコ出身。主なアニメ出演作品は『鬼滅の刃』煉獄杏寿郎、『ハイキュー!!』澤村大地、『オーバーロード』アインズなど。吹き替え作品にも多数出演し、8シーズンにわたって『ARROW/アロー』の主役、 オリバー・クイーン/アロー(スティーヴン・アメル)を演じる。

開催期間中にはイベントの計画も盛り沢山!

2日間限定!DC・コスプレデー開催!

4月9日(土)、4月16日(土)に、DC関連キャラクターのコスプレで来場すると当日料金より200円割引で入場出来ます。DCのキャラクターになりきって展示を楽しもう!(着替えスペースあり。博物館で当日券をご購入ください。)

また、会期中にコスプレや関連グッズ持参でご来場の小学生以下のお子様には、プレゼントがあります!

感動をシェアして、オリジナルステッカーをゲット!

会場内で撮影した写真や動画に「 #DC展 」を付けてTwitterまたはInstagramに投稿すると名古屋会場限定ステッカープレゼント!(2週間ごとにデザインが変わります。プレゼントは1回の来場につきお1人様1枚まで。)

みんなのヒーロー大募集!

名古屋市内の小学校や幼稚園に配布されたキッズガイドのぬりえを完成させて来場時に持参すると、博物館に飾ってもらえて、さらに参加賞もプレゼント!※ぬりえ掲示希望多数の場合は、掲示期間は調整。

DC展開催記念トークイベントが開催!

4月3日(日) 13時30分〜14時30分(開場13時)にMC 映画ナビゲーター ヴィトルさん、ゲストに海外ポップカルチャー専門メディア「THE RIVER」中谷直登さんのお二人がDC展の開催を記念したトークイベントを開催いたします。申し込みは事前予約制で定員は先着100名、聴講無料ですがDC展観覧券(観覧済み半券可)が必要となります。

申込方法は名古屋市電子申請サービスから先着順でお申し込み。募集は3月15日(火)〜4月2日(土)までとなります。

※障害等により電子申請サービスでの申し込みが難しい場合は名古屋市博物館までご相談ください。取得する個人情報は本事業に関する連絡・集計に使います。また、感染症対策のため、保健所等に提供する場合があります。
※3月26日(土) 13時30分〜15時(開場13時)に名古屋市博物館学芸員が講師として行う展示説明会は満員となりました。

展覧会限定販売のオリジナルグッズはファン必見!

ファンションアイテムとして使用する事で一際注目を集めるアメコミ。種類豊富なTシャツがグッズ売場を見渡すと目立っていますが、さらにグッズ売場に並ぶアイテム一つ一つを見ると展覧会限定や数量限定、さらには有名ファッションブランドとコラボした受注販売などファン必見のグッズもありました。

『DC展 スーパーヒーローの誕生』は2022年3月8日(火)〜5月8日(日)の2ヶ月間、地下鉄桜通線「桜山駅」4番出口から南へ150m。名古屋市博物館にて開催されます。

MAP

場所 名古屋市瑞穂区瑞穂通1丁目27−1
電話番号 052-853-2655
開催期間 2022年3月8日(火)〜5月8日(日)
開場時間 9:30~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(3月21日、5月2日は開館)、第4火曜日(3月22日、4月26日)
料金 一般 1,500円(1,300円)
高大生 900円(700円)
小中生 500円(300円)
※(かっこ)内は20名以上の団体価格
公式サイト DC展 スーパーヒーローの誕生 公式サイト
DC展 スーパーヒーローの誕生 公式Twitter
DC展 スーパーヒーローの誕生 公式Instagram
名古屋市博物館公式サイト