
名古屋鉄道株式会社が「名古屋駅地区再開発計画」について予定スケジュールの変更を発表しました。
名鉄百貨店、近鉄パッセ、レジャック跡地などに高層ビル建設

名古屋鉄道株式会社が主体となり、名鉄都市開発株式会社、日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道株式会社および近鉄不動産株式会社と共同で検討を進めている「名古屋駅地区再開発計画」。
この再開発は2023年3月末に閉店した「レジャック」跡地、2026年2月末をもって営業終了する「名鉄百貨店本店」と「近鉄パッセ」などが対象となっています。
名鉄バスセンター、名鉄グランドホテル、スカイパーキングなども再開発対象となっていますが、2025年12月時点で今後の営業終了日は未定とのこと。
●開発スケジュール
・解体着工
2026年度→時期未定に変更
・新築着工
2027年度→時期未定に変更
・1期本工事竣工
2033年度→時期未定に変更
・2期本工事竣工
2040年代前半→時期未定に変更
・解体着工
2026年度→時期未定に変更
・新築着工
2027年度→時期未定に変更
・1期本工事竣工
2033年度→時期未定に変更
・2期本工事竣工
2040年代前半→時期未定に変更
〈名古屋鉄道株式会社 コメント〉
スケジュール変更の理由
上記計画について、解体・新築工事の施工予定者選定を進めてきましたが、応募参加者から、人材確保難により現計画での解体・新築工事の施工体制の構築が困難であることを理由に、2025年11月26日付で入札辞退届が提出されました。これにより、解体工事着手等が大幅に遅延することが確実となったためです。
現計画の再検証および見直し着手の理由
上記の施工予定者選定は、現計画の事業規模、工事の難易度、長期にわたる工事期間等を勘案して進めてきましたが、現計画に対応する施工体制の構築は困難であるとの申し入れがありました。加えて、概算工事費および工事期間が、技術協力者(ゼネコン各社)と共に相当期間をかけて検討・精査した当初想定を大幅に上回る見込みとなり、事業を推進する前提が大きく変わったためです。
スケジュール変更の理由
上記計画について、解体・新築工事の施工予定者選定を進めてきましたが、応募参加者から、人材確保難により現計画での解体・新築工事の施工体制の構築が困難であることを理由に、2025年11月26日付で入札辞退届が提出されました。これにより、解体工事着手等が大幅に遅延することが確実となったためです。
現計画の再検証および見直し着手の理由
上記の施工予定者選定は、現計画の事業規模、工事の難易度、長期にわたる工事期間等を勘案して進めてきましたが、現計画に対応する施工体制の構築は困難であるとの申し入れがありました。加えて、概算工事費および工事期間が、技術協力者(ゼネコン各社)と共に相当期間をかけて検討・精査した当初想定を大幅に上回る見込みとなり、事業を推進する前提が大きく変わったためです。
スケジュール変更とともに、計画の再検証および見直しにも着手。
以下より2025年5月下旬に発表された再開発計画を掲載しますが、こちらも変更となる場合があります。
名古屋駅の未来(計画・イメージ図は2025年5月下旬に発表されたもの)

名古屋駅前〜ささしまライブ方面につながる新たなスカイラインを形成。
太閤通上空等に東西方向の抜けを確保し、視覚的に東西の“まち”をつなげる計画。

名駅通側のプロムナードは都心でも休息しやすい多彩な滞留空間を創出することで、賑わい・彩りを育みます。

駅前広場側は、まちに開かれた名駅通沿いのテラス空間と建物内外の人々のアクティビティが感じられる造りを目指します。

そして新ビルにはハイアット系の高級ホテル『アンダーズ』が出店予定。
約150の客室に加えて、レストラン、ルーフトップバー、ラウンジ、宴会場、会議室、フィットネス、屋内プール、スパを備える計画。

予定されている施設概要は以下のとおり。
●施設概要
延床面積:約520,000㎡
用途:商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル
階数:地上31階、地下2階
最高高さ:約172m
設計:株式会社日建設計
延床面積:約520,000㎡
用途:商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル
階数:地上31階、地下2階
最高高さ:約172m
設計:株式会社日建設計

名古屋鉄道株式会社は「今後も再開発計画について共同事業者と協議を行っていく」と発表。
新たな情報が入り次第、当サイトでもお伝えしていきます。

