名古屋市美術館の展示室が森になる?特別展「クマのプーさん」展開催!

イベント

E. H. シェパード 『絵本 クマのプーさん』原画 1965 年

名古屋市美術館にて2022年10月8日(土)から11月27日(日)まで特別展「クマのプーさん」展が開催される。

詳細な情報が届いたのでお知らせしていくぞ。

意外と知らない「クマのプーさん」

E. H. シェパード 「クマのプーさん プー横丁にたった家」原画 1957 年

2022年10月8日(土)から名古屋市美術館では特別展「クマのプーさん」展が開催される。『クマのプーさん』は1926年にイギリス人作家のA. A. ミルンが発表した子供向けのお話で挿絵の美しい絵本だ。

少年クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみプーとその仲間たちが過ごす日常の物語で、画家E. H. シェパードの挿絵を交えて綴られたハートフルな作品。今回の展示は作中の挿絵になっている原画とミルンの言葉で綴られた物語を特別にあしらわれた展示室でじっくりと堪能できる。

今回の展示会で貴重な原画が約100点来日、それに合わせて会場を物語に出てくる「百町森(100エーカーの森)」をモチーフにした夢のような空間と時間に装飾される。

クマのプーさんはなぜ愛されるのか?A to Zで解き明かすプーさんの世界

「クマのプーさん」展 展示プランのスケッチ、齋藤名穂

知っているようで意外と知らないクマのプーさんはなぜここまで愛されているのか?この疑問を今回の展示会ではイギリスの児童文学に造詣の深い聖心女子大学教授の安達まみさんが解き明かす。

物語を生んだシェパードやミルン、プーやイーヨーなどのキャラクター、「てまみ」や「なんにもをする」といったキーワード、日本語版を誕生させた石井桃子や吉野源三郎などについての解説とともに、1924年に生まれたプーさんが今日も世界中で愛され続ける秘密をAからZの26項目に絞って解説される。

それぞれの項目には監修の安達まみの解説に加え、写真やパネル、ミュージシャンの坂本美雨による物語の朗読、スタイリスト伊東朋惠が選んだ壺や古時計、雨傘などのアイテムで彩られた立体的な展示でプーさんが世界中に愛される理由を解説している。

展示室は絵と言葉が響き合う「百町森」になる

E. H. シェパード 「クマのプーさん プー横丁にたった家」原画 1957 年

本展示会はまるで百町森を歩いているような気分で楽しめ、シェパードが描いた原画を味わえる空間になっている。東京・檜原村の木材をふんだんに活用した展示ケースや桃色、紺色の額縁、シェパードが描いた小ぶりの原画が宝物のように収められているからだ。

この展示ケースや額縁は持続可能な森作りをテーマに活動する東京チェーンソーズに協力を得ていて、「クマのプーさん展」は空間デザインを建築家でデザイナーの齋藤名穂が、グラフィックデザインを今回の展示会のポスターや図録のデザインを担当した田部井美奈が手掛けた。

名古屋市美術館が期間中に百町森になるのは彼らクリエイターが手掛けた仕掛けによるものだ。

映像インスタレーションは「アッシュダウンの森のきろく」がモチーフ

2022 年の「アッシュダウンの森」 Photo: Kanon Okamoto

今回の展示会では映像のインスタレーションも公開される。モデルはプーさんの物語の舞台となったイングランド南部のアッシュダウンの森。作者ミルンが幼い時に父や兄と徒歩旅行をした場所であり、ミルン一家が週末や休暇を過ごした場所でもある。

展示会ではアッシュダウンの森の朝から夜、空から野原から、草木、木々、川や空、そして風までを体験できる映像インスタレーションが展示されている。

この展示会のために撮り下ろされた美しい映像が映し出された複数のスクリーンと音が織りなす特別な空間で、プーと仲間たちを思うことができる没入感が楽しめる。

【展覧会概要】

(1)展覧会名

特別展「クマのプーさん」展

(2)会期

令和4年10月8日(土)~11月27日(日)(44日間)

休館日:毎週月曜日(ただし、 10月10日は開館)、 10月11日(火)

開館時間:午前9時30分~午後5時、 金曜日は午後8時まで

※いずれも入場は閉館30分前まで

(3)会場

名古屋市美術館(名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内)

TEL:052-212-0001 FAX:052-212-0005

(4)主催

名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、 中日新聞社、 テレビ愛知、 東海ラジオ放送

(5)後援

JR東海、 名古屋市小中学校PTA協議会

(6)協力

名古屋市交通局、 近畿日本鉄道

(7)企画協力

エリック・カール絵本美術館、 PLAY! MUSEUM

(8)入 場 料

一般1,500(1,300)円、 高大生900(700)円、 中学生以下無料

※( )内は前売及び20人以上の団体料金

(9)関連催事

作品解説会などを予定しています。 詳細・申込方法などは準備ができ次第、 展覧会公式サイトにてお知らせします。

(10)公式サイト

https://pooh-nagoya.jp/

 

Winnie-the-Pooh is organized by The Eric Carle Museum of Picture Book Art, Amherst,

Massachusetts, United States.

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