名古屋駅前にオープンした「大名古屋ビルヂング」内のレストラン『キッチン大宮』で提供されている『純白のオムライス』というメニューが今、話題を呼んでいます。
卵もライスもソースも何もかもが白いという不思議な料理。
なぜ白いのか?そしてそのお味は??を確かめるべく、さっそく食べに行ってみました。
● 老舗下町洋食店による限定メニュー
大名古屋ビルヂングB1F・レストラン街にオープンした「キッチン大宮」は、東京・浅草に30年以上店舗を構える老舗料理店。
下町の料理店として人気を博し、テレビや雑誌といったメディアにも頻繁に取り上げられています。
売りはなんといってもこだわりの黄金比率で作られるハンバーグステーキをはじめ、パスタ、エビフライといった定番の洋食メニュー。
そこにさらに名古屋初出店に際し、何か新しいメニューを、との理由で大宮シェフが投入したのが「純白のオムライス」です。
● 白いオムライスはなぜ出来る?そしてその味は?
こちらが「純白のオムライス」。
見た目は若干黄色がかっているものの、普通のオムライスに比べれば明らかに白い!
写真に撮ると真っ白な皿と相まって白飛びしてしまいそう。。。
ソースはホワイトソースだから白いというのはわかるんですが、なぜ卵まで白いのか?
その秘密は使用している卵自体に隠されていました。
このメニューには元々【黄身が白い卵】が使われているのです。
普通のニワトリの卵は、飼料にトウモロコシが含まれているため、その色素の影響で黄身が黄色くなっていますが、白い卵は飼料に米を食べて育ったニワトリが産んだもので、黄色味が発現しないのです。
さらに中を見てみるとライスも白い!
ただの白米を使っているというわけではなく、色の付かない具材のみでチキンライスとして仕上げています。
さらに白いソースはなめらかでコクのあるホワイトソースに、さらにチーズをふんだんに投入。
チーズの旨味がふわふわの卵にからんで、口の中でまろやかに広がっていきます。
全体的な味としては、普通のオムライスよりも淡白であっさりとした印象。
ミルクとチーズの濃厚すぎない味わいと、チキンライス/卵の口当たりとの相性がとてもgoodです。
ホワイト卵には、実は元来の卵が持つ栄養価はそのままに、通常の卵に比べ脂質およびカロリーが低いというメリットもあり、ヘルシー志向の人にとっても嬉しいポイント。
話題性や見た目のインパクトで注文する人が多そうですが、それだけではないカラダにも非常に良いメニューだということがわかりました。
名駅に行った際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
MAP
場所 | 名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂングB1F |
---|---|
期間 | 営業時間:11:00〜22:00 |
公式サイト | キッチン大宮 |