名古屋市港区に『スーパーセンタートライアル名古屋茶屋店』が、2021年10月13日(水)にオープンしました。
名古屋市内初出店となるスーパーマーケット。
IoT機器やAI技術を導入した最先端のスマートストアとして、新しい買い物体験が出来るお店となっているんです。
オープンに先駆けて店舗を取材させていただきましたので、その全容をお伝えします。
24時間営業の幅広い商品が揃うスーパーが名古屋初出店
オープンした場所は、港区・秋葉二丁目の『イオンモール名古屋茶屋』の北西。
駐車場は店舗前に291台完備しています。
「トライアル」は福岡県に本社を置き全国に260店舗以上を展開するスーパーマーケット。
愛知県内には半田市と幸田町に2店舗がありますが、名古屋市内にはこれが初出店となります。
約1,300坪の店内には生鮮食品や弁当・惣菜、酒類、菓子など幅広い商品を展開。
「EDLP(Every Day Low Price)」を掲げ、特売日や特売期間を設けず常に一定のお値打ちな価格で商品を提供します。
また衣料品や医薬品、コスメ、ペット用品、家電など食品以外の幅広いラインナップが揃うのも特徴。
さらに24時間営業のため、さまざまな生活サイクルに対応するだけでなく、昼間の密を避けてゆっくり買い物が出来る所が嬉しいですよね。
レジ待ちなしの新しい購買体験「スマートショッピングカート」
名古屋茶屋店は東海地区のトライアルとしては初の「スマートストア」として出店。
その要として導入されているのが『スマートショッピングカート』と呼ばれるもので、ショッピングカート自体にタブレット決済機が搭載されておりセルフレジのように商品の登録を行いながら買い物を行えるようになっています。
これにより、通常のレジを通さずに会計を済ませることができ、レジの待ち時間のないストレスフリーな買い物を実現出来るのです。
スマートショッピングカートでの買い物の際には、あらかじめ専用のプリペイドカードに現金をチャージしておく必要があります。
チャージは店内のチャージ機等で行うことができ、プリペイドカードのバーコードをカートのタブレット端末に読み込ませることで買い物をスタートできます。
また年会費/入会金無料でプリペイドカードの会員登録を行うと、ポイントを貯めることも可能です。
購入したい商品は、都度バーコードをスキャンしカートの中に入れていきます。
スキャナーはカートから外してハンドスキャナーとしても機能するので、大きくて重い商品の購入の際に便利です。
タブレットの画面には購入商品の合計金額が表示されるため、買いすぎ防止にも一役買ってくれそう。
最後は専用ゲートを通過すると決済が完了します。
途中で商品の購入をやめたくなった場合は登録を削除することも可能ですし、プリペイドカードの金額が不足している場合はゲートの手前でチャージを行えばOK。
またスマートショッピングカートを使用せず、通常の有人レジもしくはセルフレジを利用することもできます。
また店内には『リテールAIカメラ』が約30台導入され、商品棚を監視し陳列商品の欠品を検知、補充を最適化するのに役立たせています。
さらに約50台が運用されるデジタルサイネージには、各売り場の商品のPRだけでなく、惣菜売り場で作りたての品出しをお知らせする「出来たて動画」を表示するなど画期的な試みが実施されるとのことですよ。
先進技術を詰め込んだ次世代の買い物体験が出来るスーパーマーケット。これまでのお店にはなかった購買付加価値を与えてくれそうです。
MAP
場所 | 名古屋市港区秋葉2-74-1 |
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オープン日 | 2021年10月13日(水) |
営業時間 | 24時間営業 ドラッグ:9:00〜21:00 |
定休日 | なし |
公式サイト | スーパーセンタートライアル 名古屋茶屋店 |