名古屋を世界の観光都市にするべく、400年前から甦った武士集団「名古屋おもてなし武将隊®」。
そんな武将が勧めたい、行きたいお店・事柄を不定期でご紹介していく“名古屋瓦版”。
此度お届けするは、第六天魔王、織田信長である!
名古屋めしの代表格・みそかつを味わいに、今年春に開かれた名古屋城の城下町「金シャチ横丁」にある『矢場とん』にいざ出陣じゃ!!
雅な空間が粋な金シャチ横丁の「矢場とん」
名古屋城正門を出てそぞろ歩けば、ドドンと現れる「金シャチ横丁」。
尾張名古屋城下の横丁を再現した滋味絢爛な美食街が広がる。
街並みを進めば、美味そうな香りが四方から襲ってくる。
此度はそんな中から、400年前から我の好きな赤味噌の香りに誘われて「名古屋名物 みそかつ 矢場とん 名古屋城 金シャチ横丁店」にやってまいった。
昭和22年創業の”みそかつと言えば矢場とん”といわれる老舗が名古屋城城下町に並び立つ。
早速入ってまいるとするか。
まずは横綱ぶたのぶーちゃん殿が迎えてくれた。
店に入れば、祭をイメージし、ワイワイと元気いっぱいな活気のある店作りをされておる。
大きな梁が目を引く店内は木をふんだんに使い、名古屋城のお膝元に相応しく、雅で煌びやかな室内を演出し、カウンター席からテーブル席、さらには個室まで完備している。
名物「鉄板とんかつ」をいただく!
案内されし席でしばし待つと、まずは『鉄板とんかつ御膳』(1,900円+税)が。
目の前でみそだれをかけて貰えば、熱々の鉄板からジュージューという音と共に一気に湯気も上がり、エンターテイメント性も高く食欲もそそられる!
口に運べば、厳選されたリブロースの肉も柔らかくて旨い!
肉もたたかずこの厚さで柔らかいのはなかなかない。
「たたいて繊維質が壊れてしまわないように、揚げ方などにもこだわって油っぽさを出さずに脂身の旨みを引き出すようにしています」と中島店長。
また、すりごま、
和からし、
一味などで味を変えながら楽しめ、
これらが実に合う。
中にはマヨネーズを所望する者もおるとな。
半信半疑であったが、確かに美味であるな。
もともと鉄板焼文化のある名古屋で、熱々を食べたいというお客のために出来たとは、我らと同じおもてなしの心で生まれたメニューじゃな。
限定メニュー「黄金みそかつ」を味わう!
「ここ名古屋城金シャチ横丁店の限定メニューとしてこちらも人気が高いんです」
と中島店長が持ってきていただいたのが『黄金みそかつ御膳』(2,800円+税)。
なんとみそだれのかかったカツの上に大量の金箔が!!
まさに絢爛豪華なメニューじゃ。
「様々なメニューの中で黄金みそかつは、ロースの中でも真ん中のさらに希少部位を厳選して使用しています。」と中島店長。
先ほどの鉄板とんかつとは、確かに食感も違う。
この店ならではの特徴とは?
中島店長によれば、「ここのお店は、守口漬の尾張屋さんと名古屋とうふの河口商店さんとのコラボ店のため、他の店とは違い御膳には、愛知県産の守口漬と季節の豆腐(今回はトマト豆腐)が添えられています。」とのこと。
「みそだれも鰹出汁を使うところが多い中、秘伝の豚だしを使っています。味噌文化に慣れていない人でも美味しく味わえ、それがなごやめしの文化になっていっています。」とも。
そんな中島店長からは、「店頭では、人気キャラクター「ぶーちゃん」のイラストが使われた各種オリジナルグッズやおみやげの販売もしております。
また、ぶーちゃんイラストのTシャツでご来店いただいたお客様には、着てきた人だけが知ることの出来る『美味しいサービス』が受けられます。」とお得な情報も。
我の好きだった赤味噌が400年の時を超え、尾張名古屋の地でこの様に結びついているとは。
此度は2種類のみそかつメニューを堪能し、それぞれの味わいに感服いたした。
その他にもこちらのお店ではとうふ田楽や魚の粕漬け焼なども食せるとな。
次回はそちらも食べてみたいものじゃ!
MAP
場所 | 名古屋市中区三の丸一丁目2-5 金シャチ横丁 義直ゾーン |
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営業時間 | 10:30~17:30 |
定休日 | 名古屋城と同じ |
公式サイト | 名古屋名物 みそかつ 矢場とん |