いよいよやってくる2016年。
お正月はなんといっても新年の祈願のために初詣に出かけたいところですよね。
例年、その年の干支となる動物にまつわる神社に参拝客が増える傾向にありますが、
今年は愛知県清須市にある『日吉神社』が注目を浴びているようですよ!
さっそく、どんな神社なのかチェックしてみましょう。
日吉神社があるのは名鉄名古屋本線・新清洲駅から東へ約1km、清州城の南側に位置する街の一角。
普段であれば地元の人が参拝に訪れる程度の神社で、名古屋や他の地方からわざわざ来訪する機会はまずない場所だと思います。
山の神を祀り、その神の使いである猿が境内のいたるところに配置されているとのこと。
山王は病や災いを取り除く神であるとされており、「厄がさる」、まさに一年の無病息災を願う初詣にはうってつけです。
本堂の前には二体の狛犬ならぬ、狛猿が。
渋くも愛くるしい顔してます。
神主さんの烏帽子を被ったり、赤いちゃんちゃんこ着たりしてて、お茶目さアピールに余念がないところが憎めません。
ところでこの神社、あの豊臣秀吉とも縁が深い神社だとか。
秀吉の母がこの神社で祈願をし、それを機に懐妊したため、幼名を「日吉丸」と名付けたといういわれがあります。
素早い身のこなしで、顔も猿に似ていることから「猿」と呼ばれた秀吉が生まれてきたのも、この神社の神様が仕組んだ計らいなのかもしれません。
本殿横の巨大絵馬もさることながら、境内には20体以上もの猿の神像が配置されています。
すべての猿を探して回るのもいいかもしれませんね。
見つからなかったら屋根の上を見上げてみてください!
何気ないところにいるお猿さんの表情がみんな豊かで楽しいです。
お守りや絵馬などの授与品にもお猿の絵柄があしらわれています。
現代美術アーティスト・イチハラヒロコさんによる『恋みくじ』が引ける希少な神社でもあるので、そちらも見逃せません。
公共交通機関で行く場合は名鉄名古屋本線「新清洲」駅が最寄りですが、
駅からかなり距離があるので、車で行くのがベストです。
名古屋からだと高速道路を使用するまでもなく、国道302号や県道67号経由で行くのがよいかと思います。
ただし、参拝者専用駐車場は30台しかないので、
お正月は混み合って停められない可能性があるので注意が必要です!!
MAP
場所 | 愛知県清須市清州2272 |
---|---|
公式サイト | 清州山王宮 日吉神社 |