「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治の全国巡回展が5月8日(日)までテレピアホールにて開催

イベント

2022.4.15/金シャチ横丁のコラボメニュー第2弾(4.16〜)を紹介

1970年代後半から90年代にかけて、 女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、 原田治(1946-2016)の没後初の全国巡回展『原田治 展「かわいい」の発見 Osamu Harada: Finding “KAWAII”』が2022年3月19日(土)〜5月8日(日)まで栄・テレピアホールにて開催。

世代によって「懐かしい!」と懐かしく思う人もいれば、、昭和から平成初期までブームになったポップなイラストに「知らなかった!かわいい!」と感じる人もいるのではと思う原田治さんの世界を紹介します。

人気ドーナツ店をキッカケに昭和時代の女子中高生の間でまたたく間にブーム!

1950〜60年代のアメリカのコミックやテレビアニメ、さらにはロイ・リキテンスタインやアンディ・ウォーホルを代表とするポップアートがブームだった時代に影響を受け、日本のかわいい文化を世に広める大きなブームを与えてくれた原田治さんのイラストレーション。

1970年に創刊された「an・an」でイラストレーターとしてデビューしたのをキッカケに、1976年にイギリスの伝承童謡集「マザーグース」を題材にしたオリジナルのキャラクターグッズ「OSAMU GOODS」が誕生。全国のファンシーショップやキデイランドなどで数多くのグッズが販売されまたたく間に当時の女子中高生を中心にブームが生まれました。

その後1984年に人気ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」のプレミアム(景品)としても展開。このグッズを求め連日ドーナツを購入し応募スクラッチカードを入手するための行列が出来るほどの社会現象に。

また東海エリアの読者の皆さんには日進市に本社を構える引っ越しサービスの「ウェルカム・バスケット」の引っ越しトラックでもおなじみ。「OSAMU GOODS」をこよなく愛した世代はこのトラックで引っ越ししたいという人もいるほどです。

「OSAMU GOODS」が誕生するずっと前、幼少期までさかのぼる回顧展

『原田治 展「かわいい」の発見 Osamu Harada: Finding “KAWAII”』では、原田治のおなじみのスタイルが確立する前、初期の仕事を幼少期までさかのぼって紹介。すでに画才を発揮していた小学校時代のスケッチブックや、イラストレーターとしてデビューするきっかけになったニューヨーク滞在時の作品など、初公開資料も多数展示。

先に紹介した「an・an」「ミスタードーナツ」「ウェルカム・バスケット」の他にも、幅広い分野で多彩な仕事をしてきた原田治。それらの仕事もこの展覧会では紹介されています。

またイラストとしてだけでなく、生活と共に出来たグッズも展示。「これ、持ってた!」なんて声も会場で聞こえてきそうですね。

会場に来たら「OSAMU GOODS」は絶対に買うしか無い!

会場を見て回ったら絶対に立ち寄って欲しいのがグッズショップ。ここまで寄って「OSAMU GOODS」の世界を堪能出来ます。

グッズショップでは名古屋会場からの新商品や貴重な復刻商品なども販売。名古屋展では風呂敷やミニトートバッグ、復刻ボタンなどが登場。

会場となるテレピアホールは地下鉄栄駅4A出口より錦通に沿って東方向へ徒歩6分、あるいは地下鉄新栄駅1番出口より同じく錦通に沿って西へ徒歩8分。空港線と交差する東新町北交差点のテレピア2階。東海テレビの隣の建物にあります。

会場では毎日先着30名様にノベルティシールをプレゼントしている(会期途中の4月16日(土)からシールのデザインが変更)のでシールも欲しいという方はお早めに。

開催時間は平日が10時〜16時(最終入場は15時30分まで)、土日祝日は10時〜17時(最終入場は16時30分まで)となりますのでお早めに。

展覧会を楽しんだら金シャチ横丁へ!

展覧会を見終わった後は地下鉄市役所駅にある金シャチ横丁へ。開催期間前半に好評だったコラボメニューが後半となる4月16日(土)~5月8日(日)の期間も展開しています。

東門エリアの宗春ゾーンにある「cafe diner POP OVER」ではジャックかジルのイラストが選べる『24時間と5分の魔法をかけたチーズケーキ(600円)』のスイーツが注文出来ます。

また西門エリアの義直ゾーンにある「那古野茶屋」ではジャックかジルのイラストが選べる『しふぉんドリンクセット(1,100円 ※ドリンクはコーヒー、抹茶ラテ、カフェラテ、ほうじ茶ラテ、煎茶より選択)』を楽しむことが出来ます。

ちなみにテレピアホールからレイヤード ヒサヤオオドオリパークを通りながら「cafe diner POP OVER」がある宗春ゾーンまでは徒歩で29分(2.2km)、「那古野茶屋」がある義直ゾーンへは36分(2.7km)あります。春のおとずれを感じつつ散歩も兼ねて歩いてみるというのも良いかもしれませんね。

Google マップでのルートをご用意してみましたので是非ご活用ください。
宗春ゾーン「cafe diner POP OVER」ルート | 義直ゾーン「那古野茶屋」ルート

MAP

場所 名古屋市東区東桜1-14-25 テレピア2F
期間 2022年3月19日(土)〜5月8日(日)
平日/10時〜16時(最終入場は15時30分まで)
土日祝日/10時〜17時(最終入場は16時30分まで)
料金 【当日券】
一般 1,200円/小中学生 600円
公式サイト 原田治 展 公式サイト
OSAMU GOODS® 公式Instagram
OSAMU GOODS® 公式Twitter