手塚治虫の医療マンガ『ブラック・ジャック』掲載50周年を記念した展覧会『手塚治虫 ブラック・ジャック展』が2024年7月26日(金)~8月26日(月)まで中日ビル6階の中日ホールにて開催されます。
マンガ『ブラック・ジャック』のすべてがこの展覧会に
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『火の鳥』など数多くの人気作品を世に出してきた漫画家・手塚治虫氏(享年60歳)。その中でも医療をテーマにした代表作『ブラック・ジャック』は最初の本格的な医療マンガといわれ、手塚ヒューマニズムの極致が詰まった人気トップ作品。
“いままで出会った”ブラック・ジャックも、“これから出会う”ブラック・ジャックも魅力を余すことなく“すべて”を感じる事が出来る展覧会です。
無免許医でありながら天才的な外科技術を持ち、不可能と言われる手術もこなしてしまうブラック・ジャックは、命を救った患者に莫大な報酬を要求します。彼は、常に医者とは何か、生命の尊さとは何か、金より大事なものは何かを問い続け、患者の死に対する恐怖や周囲の人間のエゴイズムをもあらわにし、社会そのものに立ち向かいます。マンガ『ブラック・ジャック』は、1973年11月から1983年10月まで、少年マンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載されました。『ブラック・ジャック』は初め、“マンガ家生活30周年記念・手塚治虫ワンマン劇場”と銘打ち、手塚マンガのキャラクターが総出演する、4回ぐらいの短期連載で終わる可能性があるものでした。しかし作品が抜群に面白く読者の反応も良かったので、結局、5年間、230話にわたって毎週読み切り形式で連載は続き、1978年の連載終了後も人気作品として13話が描かれ、結局、手塚治虫の作品の中でも最も人気のある代表作の一つとなりました。
『ブラック・ジャック』誕生の資料や生原稿などを展示
会場は第1室から第4室まで分かれて展示。
《第1室/B・J(ブラック・ジャック)とキャストたち》
作品に登場する個性豊かなキャラクターたちを紹介。
《第2室/B・J誕生秘話》
手塚治虫が『ブラック・ジャック』を生み出すにいたる背景を当時の資料と共に紹介。
《第3室/B・J曼荼羅》
マンガ『ブラック・ジャック』の生原稿が並ぶ圧巻の展示空間。膨大な作品を主要なテーマごとに展示。
《第4室/B・J蘇生》
“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞する展示。さらには、医療従事者たちもリスペクトする『ブラック・ジャック』を医療の側面から鑑みるコーナーを展開。
中日ビルの6階にて開催
『手塚治虫 ブラック・ジャック展』は2024年7月26日(金)~8月26日(月)まで開催。開催時間は10時~18時(最終入場は閉場30分前まで)となります。
そして開催場所は2024年4月にグランドオープンした中日ビルの6階にある中日ホール。中日ビルでは『手塚治虫 ブラック・ジャック展』の開催を記念してB1階にはフォトスポットを設置。店舗でのお買い物や飲食を1,000円以上(合算不可)するとブラック・ジャック展記念ステッカーを1枚プレゼントという企画も開催。詳しくは中日ビル公式ホームページを御覧ください。
MAP
場所 | 名古屋市中区栄4丁目1−1 中日ビル 6F |
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期間 | 2024年7月26日(金)~8月26日(月) 10時~18時(最終入場は閉場30分前まで) |
料金 | 一般 ¥2,000/学生(高校・大学生)¥1,400/子供(4歳〜中学生)¥600 詳しくはチケット情報ページにて。 |
公式サイト | 『手塚治虫 ブラック・ジャック展』公式サイト 『手塚治虫 ブラック・ジャック展』公式Instagram 『手塚治虫 ブラック・ジャック展』公式X |