有松や鳴海地域で生産され、400年の歴史があるといわれている伝統工芸「有松絞り」についてより多くの人に知ってもらうために年1回開催されるお祭り。現在の形でのお祭りは1984年から開催されており、毎年10万人以上が訪れるという超人気のイベントです。
目玉はやはり脈々と受け継がれてきた絞りの技を東海道を舞台に披露する『絞り回廊』。
100種類ほどもあるという技法の中で、長い歴史の中で途絶えたり消滅してしまった技法を復活させるという思いのもと、今年は30種類の技が展示されます。
他にもオリジナルの手拭い作り等を楽しめるワークショップや音楽隊などによるマーチングパレード、山車飾りの演舞等イベントが盛りだくさん。
また国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定され、江戸時代の街並が残されている有松の街を、ガイドについて回る町並みツアーも開催。
あまり知られていない名所・旧跡やそれにまつわるよもやま話に、新しい有松の魅力を感じられるかもしれません。
アクセスとしては名鉄「有松」駅を下車して徒歩5分程度で行けるほか、車で来場する場合は、大高緑地公園に臨時駐車場が設置、無料シャトルバスが当日限定で運行されるのでそちらに駐車されるのがオススメです。
風情ある有松の街を思う存分楽しめる年に一度の絶好の機会。ぜひ、足を運んでみてください。
MAP
場所 | 名古屋市緑区有松地区一帯 |
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期間 | 2018年6月2日(土)~3日(日) 9:00~17:00 |
料金 | 入場無料(一部有料イベントあり) |
公式サイト | 有松絞り会館 |