東別院『atelier brico(アトリエブリコ)』のこだわり素材の「熟タルト」とは?

グルメ 開店

中区・橘に2018年5月19日(土)にオープンした『atelier brico(アトリエブリコ)』。
大須で人気のカフェ『珈琲ぶりこ』の系列店で、このお店でしか買えないオリジナルのお菓子「熟タルト」と自家製グラノーラのテイクアウト専門店として、オープン早々話題になっているお店なんです。
すべて無添加かつ食材にこだわりぬいた、大人が納得するとっておきのお菓子の詳細をとくとご覧ください。

熟成した素材で作られる「熟タルト」の専門店

国道19号線(伏見通)「松原」の交差点の少し南、緑にあふれた小庭に木製の看板が立っているところが目印。
ここが「atelier brico」です。
駐車場はないので公共交通機関で行くか、近隣のコインパーキングを利用してください。

奥に入っていくと白い2棟の建物がありますが、左手側の扉を開けて入っていきましょう。

とても小さなお店ですが、店内は何気ない雑貨づかいがおしゃれな洗練された空間。

テーブルの上には、このお店の看板商品「熟タルト」が、ガラスドームに入って並んでいます。まるで美術品のように美しいです。

熟タルトという言葉には、「時間と手間をかけ、完熟した食材、熟成した食材を使って作る」という意味が込められているそうで、すべてのタルトは食品添加物や保存料は一切不使用。
種類はこの時点では7種類、レギュラーで販売されているタルトと季節限定のものがあります。

テイクアウトした熟タルト3種を実食!

今回はレギュラーメニューとして販売されている3種類の熟タルトを購入してみましたので、順にいただきましょう。

ブルーベリーの熟タルト

まずは『ブルーベリーの熟タルト』。
すべての熟タルトがそうなのですが、最下部がざっくり食感が楽しめるクッキー生地になっており、サイドの生地はそれよりは少しやわらかめで出来ています。
高さがあるので一般的なミニサイズタルトのようなお菓子に比べてずっと食べごたえがありますよ。

断面はこんな感じ。中からドロっとブルーベリーのソースが溢れ出てきます。
実はブルーベリーだけでなくプルーンも入っているようで、しかもそれらをワインで漬け込んでいるという手間のかけよう。贅沢です…。
生地にはアールグレイの茶葉が織り込まれて香りが芳醇。
上にのっているピスタチオを砕いたものの食感もささやかですがポイントですね。

焙じ茶とチーズの熟タルト

続いて『焙じ茶とチーズの熟タルト』。
なかなかに珍しい組み合わせですが、気にならずにはいられず購入。
上にのっているのはほうじ茶味の白餡です。

中に入っているのはやわらかい口当たりと甘味/酸味のバランスが良いチーズクリーム。
しかも半年以上熟成させた酒粕が含まれているとのことでコクも非常に感じます。
ほうじ茶の香りもふわっとして、和洋折衷という言葉が似合うハイクオリティなお菓子に仕上がっています。

無花果とチョコの熟タルト

最後は『無花果とチョコの熟タルト』。
これも組み合わせとしては意外ですね。
とにかく、上にちょこんとのって断面を見せている無花果の実がかわいすぎます!

無花果はトップにのっかっているだけかと思いきや中にも!プチプチした食感がナイスです。
とろっとろの濃厚なチョコレートは甘くなく、生地にもどことなく洋酒の香りがして大人好みのお菓子に仕上がっています。

グラノーラも購入してみました。

そしてこのお店にはもう一つの看板商品として自家製のグラノーラが販売されています。
閉店した『BRICOLAGE』などでも販売していたのですが、このお店のオープンに合わせて種類を7種類に増加、パッケージも変更しているとのこと。
すべての種類が、150グラム入りの大きめの袋と50グラム入りの小さめの袋の2サイズで展開されています。

どの種類を買おうかなと迷ったのですが…

お店の方におすすめしてもらい『UMAMI』を購入。
そのままがボリボリと食べるのがおすすめとのことなのでそうしてみましょう。

これは斬新!まさに日本的なおだしの旨味が凝縮されたようなお味。
かつおぶしの味が一番強いですが、昆布や胡麻っぽい風味も感じます。

その他にもグラノーラは「オリジナル」「抹茶」「ほうじ茶」「小倉トースト」など非常にユニークなフレーバーが展開。
まずは50グラム入りの小さめの袋で購入してみて、気に入ったら2回目以降は150グラムの袋で購入するといいかもしれません。

まとめ

「熟タルト」はややお高めではありますが、その分上質な素材を使い一つ一つ丁寧に作られているということが食べていてとてもよく伝わってきました。
とっておきのスイーツとして少量を自分へのご褒美として買ってみるのもいいですし、手土産にも喜ばれるでしょう。
購入後はなるべく早く食べるのがおすすめですが、特に暑い季節は冷蔵庫で冷やしてから食べると美味しいかもしれません。

今回はレギュラーメニューのみいただきましたが、季節限定の味も試してみたいところ。これからの展開も楽しみです。
人気のタルトは特に売り切れにもなりやすいですが、店頭にて予約/取り置きすることも可能だそうなので、お店の人に声をかけてみてくださいね。

 

※メニューや価格等の情報は2018年6月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください!

 

MAP

場所 名古屋市中区橘2-1-24-2
オープン日 2018年5月19日(土)
営業時間 11:00〜16:00
定休日 木曜日
その他不定休あり
公式サイト atelier brico(facebookページ)
atelier brico(Instagram)