【酉年】2017年の新春は、熱田神宮に行って「神鶏さま」を拝もう。

観光

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お正月に行きたい初詣。
名古屋では「熱田神宮」に参拝に行くのが定番中の定番ですよね。
しかし皆様、2017年の新春は、普通に拝みに行くだけではもったいなさすぎるんです!!

なぜなら2017年は【酉年】
熱田神宮の境内のどこかにいらっしゃる『神鶏(しんけい)さま』にスポットが当たる12年に一度の好機会なのです!!
今回はこのありがたき「神鶏さま」とは何か、どこに行けば出会えるのかをナビゲーションいたします。

■ 熱田神宮の何処かに御座す【神鶏さま】

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熱田神宮。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の霊が宿るとされる、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を祀った深い緑に囲まれた神域。
この場所に、ニワトリが放し飼いにされているのをご存知でしょうか??

熱田の森の中を歩いていると、こんな光景に出くわすことがあるかもしれません↓↓

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木の上から誰かに見られている気がする。。。おや?

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ニワトリがいるーーーー!!!!

世にも珍しい木の上のニワトリ。これこそ、神鶏さまなのです。

下界に住まう我々人間達を見下ろしていらっしゃいます。神のニワトリですからね。
木の上にいらっしゃるということは、少なくとも飛べるということですよ、ええ、神のニワトリですから

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下界に舞い降りられた神鶏さま。
さっそく早朝でもないのに「コケコッコー!」と高らかにお鳴きになられています。
私が舞い降りて来たのだから、下々の民よ、私に注目しなさい。“と仰られているに違いありません。

 

■ 熱田神宮になぜニワトリがいるのか?

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黄金色に輝く艶やかな羽毛を纏ったこのニワトリ、
何を隠そう、名古屋名物としておなじみの【名古屋コーチン】です。
お肉になられる前の御姿を見るのはなかなかレアですね。

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気高いお顔のアップ。

なぜ熱田神宮にニワトリが放し飼いにされているのか?
そもそも熱田神宮がこのニワトリを飼っているわけではなく、昔からこの地に住みついているという説が有力なのですが、
実はニワトリは日本神話にも登場する【神の使い】とされる生き物なのです。

天照大御神が天の岩戸に閉じこもって、世界が闇に隠れてしまった「岩戸隠れ」。
この時に天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が舞い踊り、八百万の神が大笑いし、天照大御神が何事かと思い岩戸を開けたところを引きずり出したというお話はあまりにも有名ですが、
実はこの時たくさんのニワトリ(神話の中では「長鳴鳥(ながなきどり)」)が集められ、天照大御神の気を引くために「コケコッコー!」と鳴かせたとされているんですね。

このことを由緒として神の使い・神鶏は熱田神宮だけではなく、伊勢神宮や日本全国の神社で姿を見ることができるのです。

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それにしてもこの神鶏さま、シャイな性格なのか、なかなか藪の中から出てきてくれません。
試しに柏手を打ってみたのですが、ただ周囲の人に冷たい目で見られただけでした。。。
しかしながら、その価値もあるほど、実は神に近い存在なのですよ。

ところでこの神鶏さまが熱田神宮のどこにいるのか?ですが、
本堂の近くではなく、だいたい境内中央の宝物殿や手水の近くの鳥居付近にいます。
今回は一羽しか出会えませんでしたが、現状熱田神宮には二羽いるとされているので、二羽見つけられた方はラッキーかもしれません。
お参りはもちろんですが、2017年の新春は是非ともこの神鶏さまの御姿を探してみてください。

MAP

場所 名古屋市熱田区神宮1-1-1 熱田神宮