名古屋を世界の観光都市にするべく、400年前から甦った武士集団「名古屋おもてなし武将隊®」。
そんな武将たちが勧めたい、行きたいお店・事柄を不定期でご紹介していく“名古屋瓦版”。
此度届けるは儂、尾張名古屋開府の祖・初代江戸幕府将軍「徳川家康」である。
現世によみがえってからも我等に縁も深い「名古屋テレビ塔」が、世間に発信したき事があると聞きやって来た次第。いざ、参らん!
2020年にテレビ塔が生まれ変わる!!…その詳細とは!?
なにやら名古屋テレビ塔が新たな節目を迎えると聞いたゆえ、普段このテレビ塔の清掃活動でも顔を合わせる若山常務殿に早速、話を聞くと致そう。
若山常務:「テレビ塔は耐震工事のため2019年1月6日をもって一度閉館。耐震工事を経て、2020年の7月にリニューアルオープンの予定です。
閉館までも現在スカイデッキで9月24日まで行っている『SKYTOPIA BY NAKED –天空の水中都市–』や冬のプロジェクションマッピングイベントにラストイルミネーションなど、「ありがとうテレビ塔キャンペーン」も予定しております。
また、リニューアルオープンの際には、ホテルやレストラン、カフェなどのテナントのオープンはもちろん、5階の上にはステージやアトラクション施設も予定しております。」
…なんと!地上30mの高き場所にて演武が出来るとな。楽しみじゃな!
若山常務:「さすがにそこまでのスペースはないかもしれません・・・。
2019年1月6日の営業最終日には、イルミネーションの消灯式も予定しております。」
…それはしかと皆で見届けねばならんな!詳細は追って報せを待つがよい。
今こそ「平成最後のテレビ塔」をじっくりと堪能せよ!
では、まだまだ堪能できる内部へ足を進めようぞ。
通常エレベーターにて一気に上がってしまうところじゃが、普段使われなくなった昔のエレベーターで上がって参る。
なんと扉が手動であるとな!なるほどのう。
この落ち着いた趣を感じさせる内装は、昭和時代特有のものじゃと。
上に昇れば名古屋城を含め、我が子同然の名古屋の街が一望できる。
西に目を向ければ現世の巨城・高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅周辺がよお〜く見える。
儂が築いた名古屋の街づくりを感ずるには打って付けの場所じゃ。
スカイデッキ、バルコニーでは、鉄骨構造や電波塔時代にパラボラアンテナを設置しておった土台や骨組みなども間近に見られる。
土日祝日は、エレベーターでなく階段を使った「スカイウォーキング」も実施しておるそうじゃ。
格子状の金網、踏み台と鉄骨だけで出来ている階段。
その隙間からは名古屋の街がようけ見え、あまりの高さに肝を冷やしたわい。
そうそう、忘れてはならん。
スカイデッキには我らも協力しておる「ポッカサッポロテレビ塔支援自動販売機」が設置されておるでのう。
今まさに、名古屋テレビ塔はあらためて節目を迎えようとしておる。
『平成の最後のテレビ塔』の姿、魅力を己が自身改めて心に刻み、自分にとってテレビ塔とはどのような存在なのかという事を皆、再認識する良い機会であろう。
今後新しい姿で再び我等の前に現れるその時を、皆で心待ちにしておろうぞ。
MAP
場所 | 名古屋市中区錦3-6-15先 名古屋テレビ塔 |
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営業時間 | <1~3月>10:00~21:00 <4~12月>10:00~22:00 ※最終入場20分前 |
休館日 | 年2回のみメンテナンス休館日あり |
料金 | 大人700円 高大生600円 小中生300円 シニア(65歳以上)600円 ※イベントにより変更あり |
公式サイト | 名古屋テレビ塔 |