松坂屋名古屋店・本館8階の屋上遊園が2025年3月2日(日)にリニューアルオープンします。
2024年5月より一時休園し約9か月ぶりの再開!
これまで愛されてきたレトロ遊具はほぼそのままに、現代的な要素も加わっているんです。
復活直前の内覧会にて取材・撮影させていただいたので詳細をお伝えします。
全国的にも希少価値の高い屋上遊園
約100年の歴史を持つ屋上遊園。
地域共創をテーマに、家族の学びと成長を感じることができる場所づくりを心掛けたそう。
「歴史に学び、未来をつくる」として、百貨店の屋上遊園という文化的価値を継承しながらも現代的な空間を創り上げています。
敷地面積は約700坪(約2300㎡)。
約60点の遊具(レトロ遊具約52点/デザイン遊具含む新規遊具8点)を用意。
この屋上遊園へは本館・北側出入口目の前のエレベーターから向かうとスムーズに到着します。
あそび空間のデザインを通して地域社会の未来価値を創造する「株式会社ジャクエツ」と屋上空間を共創。
パネルアスレチックは定期的にデザインが入れ替わり、アートなあそび空間を演出。
オープニングのアートパネルは鈴木マサルさんがデザイン。
松坂屋のシンボルフラワーがカトレヤということで、各所に花束を届けるような気持ちで製作されたそう。
こちらのオブジェのような遊具はプロダクトデザイナーの深澤直人さんがデザイン。
子どもたちの想像力をかき立て、自由で直感的なあそびを引き出します。
体力測定をモチーフにしたスポットも注目。
大人も子どもが一緒になって競い合ったり、記録を計測するなど、コミュニケーションの場となることを目指します。
身長測定、反復横跳び、上体起こし・腹筋、立ち幅跳び、体前屈、50m走の6か所。
文部科学省が定める新体力測定の項目を参考に設計されています。
愛され続けるコイン遊具はそのままに
1988年4月より30年以上にわたって屋上遊園を守り続ける「加藤工業株式会社」が、引き続き管理・運営。
「きかんしゃトーマス」のコイン遊具や…
「アンパンマン」のコイン遊具も。
リニューアル後も古き良きものは継続して活用されるためレトロな雰囲気は守られています。
近年は10代、20代の方々からも昭和レトロとして愛されているスポット。
今後はローカリティ・クリエイティビティ・サステナビリティの3つをキーワードに、あらゆる年代の方が楽しめるイベントを実施。
地域の飲食店とのコラボレーションや、併設している本館8階アートフロア「ART HUB NAGOYA」との連携も予定しています。
MAP
場所 | 愛知県名古屋市中区栄3-16-1
松坂屋名古屋店 本館8階 |
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営業情報 | 10:00~18:00
休業は施設に準ずる ※変更となる場合があります |
料金 | 入場無料
※一部の遊具は有料 |
公式サイト | 松阪屋名古屋店 |