中区・栄の百貨店「松坂屋名古屋店」が本館、北館の計8フロアにて大規模リニューアルを実施中。
2024年11月20日(水)から計77店舗 (新規出店:39店舗、その内東海地区初・東海地区百貨店初:計13店舗)が順次オープンします。
この記事では現時点で公表されているテナントリスト、改装の概要などをまとめました。
未来に向けて松坂屋名古屋店が大規模リニューアル
本館が現在の地に店舗を構えてから2025年で100年を迎える松坂屋名古屋店。
リニューアルのテーマは「クリエイティビティの表現」と「地域との共創」。
ラグジュアリー、ファッション、アート、お酒など、多様化するニーズを満たす高品質なアイテムを揃え、次世代のマーケットニーズを捉えた何度も訪れたくなる百貨店を目指します。
現在発表されている改装・出店スケジュールは年内の第1弾[11月20日]、第2弾[11月29日]、第3弾[12月10日]。
本館4階・テナントリスト[11月20日オープン]
東海地区初3店舗、東海地区百貨店初出店2店舗を含む計32店舗がオープン。
『コラム』、『シクラス』、『エブール』などのジャパニーズラグジュアリーブランドを中心に、衣料品だけでなくジュエリーや香りなど、ライフスタイルを豊かにする高品質なアイテムを揃えることで、新しい感性との出会いを生み出します。
フロアの中央には松坂屋名古屋店が運営・発信する新たなファッションゾーンを新設。
『シーエフシーエル』や『ハルノブムラタ』など海外のファッションシーンに挑戦する国内発のデザイナーブランドや、ジュエリーブランドなど東海地区百貨店初展開2ブランドを含む19ブランドを展開し、最旬のファッションを発信します。
店名 | ジャンル | 備考 |
---|---|---|
アドーア | ファッション | リニューアル |
アナイ ラプラス | ファッション | リニューアル |
ベイジ, | ファッション | リニューアル |
コラム | ファッション・雑貨 | 東海地区初出店 |
コルコバード | ファッション | 東海地区初出店 |
ブルーレーベル・クレストブリッジ | ファッション | リニューアル |
シクラス | ファッション | 東海地区初出店 |
デザインワークス | ファッション | |
ダブルスタンダードクロージング | ファッション | リニューアル |
エブール | ファッション | リニューアル |
エミ | ファッション | |
エポカ ザ ショップ | ファッション | リニューアル |
エムアイディー | ファッション | リニューアル |
ポロ ラルフローレン | ファッション | リニューアル |
セオリー | ファッション | リニューアル |
セオリーリュクス | ファッション | リニューアル |
ヴェルメイユ パー イエナ | ファッション | |
ボナベンチュラ | バッグ、レザーグッズ | |
自然堂 | バッグ | 百貨店初出店 |
ドットール・ヴラニエス | ライフスタイル | |
テネリータ | ライフスタイル | |
ブランイリス | ジュエリー | 東海地区百貨店初出店 |
ヨン | ジュエリー | |
ビジンカンパニー | コスメ | 東海地区百貨店初出店 |
キッドブルー | アンダーウエア、ナイトウェア、ルームウエア | リニューアル |
トリンプ | アンダーウエア | リニューアル |
ワコール ザ ストア | アンダーウエア、ナイトウェア | リニューアル |
アツラエ | リペア | リニューアル |
リナシェーレ | リペア | リニューアル |
ファッションナビプレミアム | その他 | リニューアル |
ハーブス | カフェ | リニューアル |
新ファッションゾーン取扱いブランド
店名 | ジャンル | 備考 |
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ブラミンク | ファッション | 東海地区百貨店初展開 |
シーエフシーエル | ファッション | |
ハルノブムラタ | ファッション | 東海地区百貨店初展開 |
マディソンブルー | ファッション | |
ヨーコチャン | ファッション | |
アリータ | ジュエリー | |
ボロロ | ジュエリー | |
キューレット ブライダル | ジュエリー | |
ヒーミー | ジュエリー | |
ヒロタカ | ジュエリー | |
ハム | ジュエリー | |
マリア ブラック | ジュエリー | |
マリハ | ジュエリー | |
ミスイ | ジュエリー | |
サトミ カワキタ | ジュエリー | |
プルーフオブギルド | ジュエリー | |
トーカティブ | ジュエリー | |
ユーリン | ジュエリー | |
スパイラル アート ギャラリー | アート | 百貨店初展開 |
本館3階・テナントリスト[11月29日オープン]
本館3階はインターナショナルブティックとして東海地区初4店舗、東海地区百貨店初1店舗を含む計21店舗がオープン。
世界のファッションシーンを牽引し、独自のクリエイティビティで魅せるインターナショナルファッションの発信フロアです。
店名 | ジャンル | 備考 |
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アレキサンダーワン | インターナショナルブティック | |
アレクサンドル ドゥ パリ | インターナショナルブティック | リニューアル |
アミ パリス | インターナショナルブティック | |
アミリ | インターナショナルブティック | リニューアル |
アンテプリマ/ワイヤーバッグ | インターナショナルブティック | リニューアル |
アスティエ・ド・ヴィラット | インターナショナルブティック | 東海地区初出店 |
ボッテガ・ヴェネタ | インターナショナルブティック | リニューアル |
カナダグース | インターナショナルブティック | 東海地区初出店 |
エンポリオ アルマーニ | インターナショナルブティック | リニューアル |
フェラガモ | インターナショナルブティック | リニューアル |
ジバンシィ | インターナショナルブティック | |
ゴールデン グース | インターナショナルブティック | 東海地区百貨店初出店 |
ヘルノ | インターナショナルブティック | リニューアル |
ジル サンダー | インターナショナルブティック | |
ルメール | インターナショナルブティック | 東海地区初出店 |
メゾン マルジェラ | インターナショナルブティック | |
マノロ ブラニク | インターナショナルブティック | |
マルニ | インターナショナルブティック | |
モロー・パリ | インターナショナルブティック | |
プッチ | インターナショナルブティック | |
リック・オウエンス | インターナショナルブティック | 東海地区初出店 |
北館地下1階・テナントリスト[11月29日オープン]
「お酒の元につながりが生まれる場所」をコンセプトに、面積や品ぞろえを約3倍に拡大した希少性の高い商品を揃えるお酒売場と、お酒を楽しめる和洋食レストランの複合フロア。
東海地区初出店2店舗を含む計7店舗がオープン。
のれんをデザインモチーフとした空間は、昼夜で照明が切り替わって雰囲気が変化し、心躍るおいしさとの出会いや、人と人がつながるよろこびが待っています。
店名 | ジャンル | 備考 |
---|---|---|
イマデヤ ナゴヤ サカエ | 和洋酒(物販) | 東海地区初出店 |
リカーショップ グランセルクル ナゴヤ | 和洋酒(物販) | 東海地区初出店 |
石臼挽き二八そば みや川 | 日本そば | 百貨店初出店 |
築地玉寿司 | 寿司 | |
東京てまり鮨 こたま | 寿司 | 百貨店初出店 |
ボットーネ | イタリアン | 百貨店初出店 |
渡辺 | ビストロ | 百貨店初出店 |
本館8階はワンフロア全てがアート空間[12月10日オープン]
国内百貨店では初となる、ワンフロア全てをアート空間に全面リニューアル。
今回のリニューアルの全体環境を手がける永山祐子氏がフロア全体をデザイン。
「東海エリアのアートマーケットのハブに」をコンセプトに、展開面積を約2.5倍に拡大した国内トップクラスのアートゾーンが誕生します。
2つの画廊に加え、新たに「オープンギャラリー」やカフェを増設。
6つのゾーンで構成するアートフロアは、若手から巨匠までお客様の感性を満たす様々なアートとの出会いを生み出す場となります。
カフェは大須の人気店「だから、今日がよかったと思える。」がプロデュースし、作品に関するメニューを味わったり、工芸作家の器に触れるなど、アートをより身近に感じられる付加価値も魅力。
本館5階・テナントリスト[12月10日オープン]
洗練された大人の女性にエレガントな装いを届けるブランドが国内外から集結。
エスカレーター周辺のパブリックスペースは、フロアに鮮度と潤いをもたらす情報発信の場として、よりいっそう優雅なお買い物体験を楽しめるようにします。
また、同フロアのこども服エリアは2025年春以降にオープンする予定です。
店名 | ジャンル | 備考 |
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アクリス | ファッション | リニューアル |
アリアキアラ | ファッション | リニューアル |
エルマンノ シェルヴィーノ | ファッション | リニューアル |
フォーマル&ドレス | ファッション | リニューアル |
ランバン コレクション | ファッション | リニューアル |
レリアン | ファッション | リニューアル |
レオナール | ファッション | リニューアル |
マーロ | ファッション | |
エムズグレィシー | ファッション | リニューアル |
ピンクハウス | ファッション | リニューアル |
タエ アシダ | ファッション | リニューアル |
フロアの各所ではクリエイティビティでおもてなしを表現
建築家・永山祐子氏が設計を務め、現代的なデザイン設計を取り入れると共にこれまで松坂屋が紡いできた歴史を軸に文化的価値も同時に発信する空間を表現。
視覚的な落ち着きと上品さが特徴の「銅」と柔らかさと重厚さを持つ「真鍮」をメインに使用。
久屋大通側に「真鍮」、大津通側に「銅」をメイン素材として使用するなど、エリアを分けて表現することでお客様が回遊しながらも、自分の居場所を認識しやすい空間を構成します。
リニューアル対象フロアに幅約5mのアートウォールを10か所設置。
「一面だけの美術館(ウォールミュージアム)」をコンセプトに、フロアに訪れるお客様の感性を豊かにする場所を目指します。
定期的に若手作家を中心とした、様々なクリエイターのアート作品やインスタレーションを取り上げ、フロア空間を彩っていく計画です。
「創造性と好奇心にもとづくお買い物体験」を促すきっかけづくりを目的に、新たに設置するレストスペースを構成するインテリアは、サステナブルな素材を用いた作品や、地元の工房の独自技術を生かした造形作品など、クリエイターの才能や技術との共創によって生み出されます。
また、本館5階・ベビー休憩室は屋上遊園と同じく、遊び空間のプロである株式会社ジャクエツの監修によって、ベビー休憩室がより快適になって生まれ変わり、面積を2倍に拡大することで、お子様たちが創造的に楽しめる空間づくりを目指します。
2025年春以降もリニューアルは進行していく計画。
魅力的なテナントに加えて館内各所にアートを取り入れる松坂屋名古屋店の今後に目が離せません。
MAP
場所 | 愛知県名古屋市中区栄3-16-1 |
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営業情報 | 10:00~20:00
一部店舗は営業時間が異なります ※変更となる場合があります |
公式サイト | 松坂屋名古屋店 |