半田にスペシャルティコーヒースタンド『pivot(ピボット)』がオープン。

人気カフェから生まれたスペシャルティコーヒースタンド

まずは「HAJIKAMI」について軽くご紹介。
こちらは半田市岩滑に2020年4月にオープンした人気の古民家カフェです。

ランチはカレー、ディナーは多国籍料理を楽しむことができます。
店主夫妻は実際に世界一周を経験しており、今回も『pivot』の出店にあたってオーストラリアのカフェを視察されたそう。

「コココリン」があるのは「名鉄河和線 知多半田駅」から徒歩約3分、もしくは「JR半田駅」から徒歩約4分ほどの好立地。

施設名は一般公募150案から市民の投票を経て選ばれたもので「ここに来りん(三河弁で「来て」「集まって」という意味)」という想いが込められているそう。

今回ご紹介する『pivot』の他にもコワーキングスペース、レンタルオフィスの機能を持っており、起業や創業の促進、市民の交流の場など街を活性化させる拠点としての役割を担います。

駐車場は施設の北側に8台分用意。

『pivot』は半田市を含む知多半島ではまだあまり馴染みのないコーヒースタンドという形態。

自然光が差し込む明るい店内。
訪問時は街路樹の紅葉を眺めることができたので、季節毎に変わりゆく景色を楽しめそう。

コーヒー文化が盛んなオーストラリア・メルボルンのスタイルを多く取り入れており、コーヒーメニューはFILTER(ハンドドリップ)、BLACK(エスプレッソ)、WHITE(ミルクビバレッジ)の3種類を軸に構成されています。

豆は知多市の「OISEAU COFFEE(オワゾーコーヒー)」のものを使用。
ロングブラックやフラットホワイト、ピッコロなど聞きなれないメニューもオーストラリアスタイル！

2つのコーヒーメニューを味わってみました！

今回は名古屋でもあまり見かけないオーストラリアならではの「FLAT WHITE(600円)」をオーダー。

ラテよりもミルクが少なく、エスプレッソとミルクをそれぞれバランス良く味わうことができます。

ちなみに「ピッコロ」はミルクの少ない小さなラテでコーヒーの味が強くなっており、「ロングブラック」はアメリカーノと似ていますが、お湯の上にエスプレッソを落とすことでエスプレッソのクリーミーで細かい泡が残るようにしているのが特徴。

せっかくなのでハンドドリップも淹れていただきました。
訪問時は3種類の豆から選択できたので、浅煎りのエチオピア「SINGLE ORIGIN ETHIOPIA 浅煎り(600円)」をオーダー。

ベリー系のようなフルーティーさを楽しめるコーヒー。
浅煎りが好みの筆者としては、コーヒーは黒くて苦いだけの飲み物だと思っている人にぜひ飲んでみてほしいです！

オーストラリアのドリンク、施設からすぐ近くのところにあるお茶屋さん「得月」こだわりの抹茶を使った抹茶ラテ、スパイスから配合したチャイラテなども用意されているので老若男女がゆっくり寛げそう。

フードメニューは現在チーズケーキのみですが、今後は軽食なども提供していく予定とのこと。

物販コーナーも必見！

店内には知多のクリエイターさんによる作品も販売されていました。

ちなみに『pivot』のエリア以外はコワーキングスペースとなっているのでイートインの際はご注意ください。

筆者もたまにこの知多半田駅周辺に足を運ぶのですが、「クラシティ」などの施設はあるものの正直あまり人を見かけない印象でした。
今回オープンしたこの「コココリン」を中心に街が活性化されていくといいですね！