命のビザの実物も公開。『杉原千畝展』ジェイアール名古屋タカシマヤで開催

貴重な家族写真

岐阜県出身、少年時代を名古屋で過ごした杉原千畝の生誕120周年を記念して開催される巡回展。

杉原千畝は第二次世界大戦下の1939年にリトアニア・カウナスに日本領事館領事代理として赴任。迫害から逃れるユダヤ人を含む多くの難民たちに対して、本省の意向に背き日本への通過ビザを発給することを決断しました。

迫害から逃れる難民に発給した「命のビザ」

イスラエル政府の「ヤド・バシェム賞」

会場では千畝が発給した「命のビザ」の実物を公開。
さらに幼少期やリトアニアでの貴重な家族写真、千畝が描かれた顕彰切手、イスラエル政府の「ヤド・バシェム賞」勲章のほか、ビザによって命を救われた避難民のメッセージ映像など、多彩な史料を一堂に展覧します。

毅然とビザを発給し続けた杉原千畝の決断とそしてその背景にある信念、それを支えた協力者の存在、それによって繋がった多くの命の物語をぜひ会場で体感してみてください。