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コメダ珈琲店のホームページに載っていない「幻のコメダ」に行ってみた。

その他

2016/02/23

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愛知県を中心に日本全国に600店舗以上を展開するナゴヤ喫茶の代表格『コメダ珈琲店』。
しかしその店舗の中には、コメダの公式ホームページの「店舗検索」をいくら探しても見つからないという、
幻のコメダ』ともいうべき場所があるのをご存知だろうか。

そのコメダは存在するのか? そしてなぜ、ホームページに載っていないのか?
“コメダ最大の謎”を解き明かすため、さっそく未踏の地に足を踏み入れたのであった__。

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「幻のコメダ」、その場所とは、
愛知県長久手市にある『コメダ珈琲店 長久手店』のことである。

愛知万博が開かれた会場となった「モリコロパーク」にも近く、背後には観覧車が見える風光明媚な地。
レンガ造りのレトロな建物の屋根の上からは、悠久の時を見つめ続けてきた二体の白馬の像が、猛々しくこの地に辿り着いた者を迎え入れる。

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店内に足を踏み入れると、そこには見たことのない風景が広がっていた。
コメダの特徴ともいえる赤いベロア地のソファはあるものの、雰囲気は昭和の純喫茶といった印象。
壁には人の背丈ほどもある大きな古時計

やはりこの地は人々に忘れられ、時間が止まっている場所なのだろうか…?。

しかし驚くことに、この店内には他の店舗と変わらずくつろぎの時間を楽しむ人々が多く集まっていた。
なぜだ…?この地は公式サイトにも載っていない、知る人ぞ知るコメダのはずなのに…

きっと彼らは皆、険しく長い道のりを越えてこの地に集う、選ばれし「新人類」のような人間なのであろう。
全員があたたかい微笑みをたたえながら、農業の話題などを朗らかに語っていた…。
私もその一人として迎え入れられたようで嬉しい。

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運ばれてきた水のコップには普段他のコメダで見慣れた“コメダおじさん”のマークがない。
テーブルにはシュガーポットが置かれている。
古めかしいセロハンテープで幾重にも修復された直方体形のメニューボックスには見慣れないメニューがちらほら…

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定番メニュー「シロノワール」も提供しているようだが、
プリンソフト」と「コーヒーゼリー」が気になるところだ…

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古地図のごとき大きなサイズのメニュー表を広げると、さらに聞き慣れないメニュー名がずらり…。
よく見ると値段も他のコメダと違う
たとえばレギュラーコーヒーは他店では一杯400円なのに対し、この店では360円になっている。

中央のロゴの下にある『自家焙煎珈琲の店』という表記が目に止まった。
そういえばさっき店に入る前に…

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壁面に<コメダ珈琲店焙煎所>と書かれていたのを思い出した。
通常のコメダはセンターで淹れたコーヒーを各店舗に輸送したものを提供しているので、店舗で焙煎しているコメダのコーヒーというのは大変興味深い。

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早速注文した『レギュラーコーヒー』(360円)。
カップがまた普通のコメダとは違う。「コメダ」とだけ大きく表記されるとなんだかミステリアスな雰囲気すら漂っている。

味はやはり他店とは違う。自家焙煎ならではの香りが一口口に入れた瞬間から鼻の中を通り抜けるのだ。

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おなじみのコーヒーを注文するとついてくる豆菓子…も普通と違う。
違う!何から何までやはりここは違うのだ…!!
コメダであってコメダではないという錯乱が、よりこの店の幻想感に拍車をかける。

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せっかくなのでフードも注文。おなじみの「スクランブルエッグトースト」。
想像通り他の店と形が違う。

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他店と比べると見た目若干ボリュームが少ない感じがしたが、そんなこともなく腹が膨れた。
一緒についてきたタバスコを少しかけただけで、口に入れた瞬間思わずむせかえるのは他の店でもあることだ。。。

 

ところで、この店の実態に関しては掴めてきたものの、
肝心のなぜホームページに載っていないのか、という謎の解明には辿りつけていない。
しかし、これを明らかにする糸口が見つかった。
伝票だ。

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伝票の裏側には「コメダ珈琲店 長久手店」「コメダ珈琲店 今池店」の2店舗の表記が。
ひょっとすると、この2店舗が何らかの形で現在のチェーンから外れた2店舗なのではないか?

さらに調べを進めてみると、大手口コミサイト「食べログ」で興味深い書き込みを見つけた。
以下引用。

“今のチェーン展開されているコメダ珈琲は、
後に義理の弟さんが始め、その後ファンドに売却したとのこと。
利益優先、味は二の次だようだ。しかもここは、コーヒー一杯360円。40円安い。

たしかに外観なども含め、他のコメダ珈琲とは一線を画している。
しかも、コメダ珈琲チェーンのホームページを調べてもこちらのお店は載っていないようだ。

元祖の味やシステムを、元従業員や身内が、独立し多店舗展開すると言った話は、
チェーン店にはよくある話だが、コメダ珈琲も例外ではなさそうだ。”

なるほど。。。
この店は現在チェーン展開しているコメダからは別の道を歩みつつも、古き良き「コメダ珈琲店」を今に伝え続ける店として看板を掲げ続けているのであろう。

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初めての来訪だったため、普段コメダに行っている時のようには落ち着けなかった部分もあったが、より深くコメダの歴史に触れられたような気がした。
そしてこの店の存在を知り、興味を惹かれてわざわざ足を運ぶだけの価値がある店舗だと感じました。

ここまで長い文章を読み進めていただいた貴方も、この歴史深い「コメダ珈琲店 長久手店」に呼ばれている一人なのかもしれません。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか??

ちなみに、
場所はリニモ『公園西』駅から徒歩約3分。。。

 

意外にも、アクセスは良好であった。。。。

MAP

場所 愛知県長久手市前熊一ノ井9-1