千種区の児童書専門店『メルヘンハウス』が2018年3月31日をもって閉店へ。

閉店

日本で初めての児童書専門店といわれている千種区の『メルヘンハウス』が、2018年3月31日(土)をもって閉店することが明らかになりました。

「メルヘンハウス」はJR千種駅の南にある書店。
店内には雑誌やマンガなどはなく、童話や絵本など子供向けの本のみがおよそ30,000冊取り揃えられ、日本国内の児童書専門店のさきがけと言われています。
絵本の読み聞かせや紙芝居などのイベントも開催されており、子供だけでなく大人にとっても懐かしい出会いのある場所として人気のお店だったのですが_

ここにきて諸般の事情による経営的な苦しさが目立ち始め、閉店する事が避けられなくなりました。皆様とメルヘンハウスでお会いし、楽しい時間を持つことができなくなります。残念至極です。皆様の心の中にいい思い出としてメルヘンハウスがあって欲しいと願っています。本当にありがとうございました。

メルヘンハウス公式ホームページより引用)

売上の低下の背景はネット通販の普及が大きかったといいます。また、少子化も影響しているかもしれませんね。
絵本だけがならぶまさに夢の国のようなお店だけに、寂しさもひとしおです。
しかしこのお店の理念とこのお店で過ごした時間の記憶は人々から消えないでしょう。

お子さまのいる方もそうでない方も、一度もお店に行ったことがないという方も、ぜひ最後に足を運んでみてくださいね。

 

MAP

場所 名古屋市千種区今池2-3-14
営業時間 10:00〜19:00
定休日 水曜日
公式サイト メルヘンハウス