名古屋市民の台所と言われる柳橋中央市場。
ランチやディナーができるおしゃれなお店が増えていますが、その中で今年春に新たにオープンしたのが『名古屋カレー食堂アンツ』。
東区に店舗を置くフレンチの人気店のシェフが手がけるこだわりのカレーとハヤシライスが味わえるとともに、夜はお酒を飲みながら楽しめるカジュアルフレンチ店に早変わりします。
フレンチシェフが手がけるカレー専門店が柳橋市場に誕生。
マルナカ食品センター内、通称「南通り」に今年春にオープンした「名古屋カレー食堂アンツ」。
以前人気店『かつ丼と珈琲 聖』があった跡地ですね。
提供されている食事メニューは
『飛騨牛スジカレー』
『ブルターニュ産豚バラ肉ハヤシライス』
の2本柱推し。
実はこちらのお店、東片端にある1日1組限定の完全予約制フレンチレストラン『サロン イナシュヴェ』の酒井シェフが手がけており、東桜の『ラ クロワゼ』に続く実質の3号店なのです。
提供されているカレーとハヤシライスは、「ラ クロワゼ」と同じものが食べられるようですね。
店内は小さなカウンターと、2〜4人がけのテーブルが少々、ということであまり広くはありませんが、
時間帯によっては「聖」さんと同様お店の外にテーブルとイスが並べられるようです。
カウンターに置かれたやかんはお水が入ってます。粋です。
牛スジカレーに豚ロースカツを乗せていただきます。
まずは「飛騨牛スジ辛口カレー」(レギュラー250g/800円)からいただきましょう。
野菜のピクルスが付け合わせについてきます。
ちなみに今回は「サイコロ豚ロースカツ」をトッピングでのせていただきました。
トッピングに関しては、カレーもハヤシも共通で
・サイコロ牛ヒレカツ…50g:600円/100g:1,200円
・サイコロ豚ロースカツ…50g:350円/100g:700円
・名古屋海老ふりゃー…1尾:400円
からチョイスしてトッピングすることが可能です。
意外とボリューミー。
カレーってご飯とルーと半々にお皿に盛られているものが多いですよね?
これは皿全体にご飯、それに覆いかぶさるようにルー!っていうてんこ盛り感があって個人的にすごく好きです。
最初は日本的カレーのような甘みとコク、その後に洋風カレーのような酸味が顔を出します。
風味や香りにワイン感がありどことなくハヤシっぽさがあるような?
そして最後にピリ辛感が徐々に押し寄せます。非常に独特の味ですね。
牛すじや野菜が溶け込んでいるおり、非常に手の込んだ感があるカレー。
ロースカツも小ぶりながら噛んだ瞬間にジューシーさがあふれ出てきて◎です。
ハヤシライスに海老ふりゃーを乗せていただきます。
続いて「ブルターニュ産豚肉ハヤシ」(レギュラー250g/880円)です。
ブルターニュ産の豚バラ肉と玉ねぎをふんだんに使っているということですが、見た目からして具材感あります。
食べてみると玉ねぎの旨味とトマトの酸味が非常にバランスが良いです!
デミグラスソースのような芳醇さがあり大人っぽいハヤシライスと言えるでしょう。
海老ふりゃーなんですが、外側がカリッと、中がふわっとしている独特の衣で面白いです。
朝はモーニング、夜はカジュアルフレンチが楽しめます。
市場は朝の世界!ということで朝7時から営業。
カレーとハヤシ以外にモーニングとして11時までコーヒー付きのハムエッグセットも楽しめるようです。
また、17時〜の夜の時間帯は「フレンチ居酒屋」に早変わり。
市場の新鮮な魚介などを使ったカジュアルフレンチ料理がお酒とともに楽しめちゃうのです。おしゃれ。
ちなみにカレーとハヤシですが、他のお客さんに提供されているものを見る限りトッピングなしだとかなりちょっぱやで提供されるみたいです。
お昼時にあまり時間のない忙しいオフィスパーソンの方にもささっと食べられるのでおすすめしたいですね。
※メニューや価格等の情報は2018年7月時点のものであり、変更となる場合があります。
MAP
場所 | 名古屋市中村区名駅4-15-2 柳橋中央市場 マルナカ食品センター内 |
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オープン日 | 2018年4月8日(日) |
営業時間 | 7:00〜14:00/17:00〜22:30 |
定休日 | 日曜日 |
公式サイト | 名古屋カレー食堂アンツ|マルナカ食品センター |