名古屋を世界の観光都市にするべく、400年前から甦った武士集団「名古屋おもてなし武将隊®」。
そんな武将が勧めたい、行きたいお店・事柄を不定期でご紹介していく“名古屋瓦版”。
此度も届けるは儂、尾張名古屋開府の祖・初代江戸幕府将軍「徳川家康」である。
名古屋人としては季節を問わず時折無性に食べたくなるのが「味噌おでん」。
そんな味噌おでんを求めて、名古屋テレビ塔にもほど近い店「おでん&ワイン カモシヤ」にいざ出陣じゃ!!
おもてなしの心で迎えてくれる和バル『カモシヤ』
テレビ塔からもほど近い「錦通久屋」の交差点を北に進んだ店「おでん&ワイン カモシヤ」。
開業より8年、名古屋で長年飲食業界に従事し、ソムリエの資格を持つ店主が東海3県らしいものを提供してくれる。
店先で出迎えてくれる杉玉をくぐっていざ店内へ。
古き良き居酒屋の雰囲気にバルを融合した、まさに「和バル」という店構え。
内装は木をふんだんに使い、テーブル席にカウンター席、さらには個室も備えておる。
早速、儂を迎えてくれた店主の橋本殿に話を聞くとしよう。
橋本オーナー:「”ようこそ名古屋へ、ようこそ愛知へ“の心を込め、東海3県のご当地メニューと世界のワインの絶妙なマリアージュを提案しています。」
我ら名古屋おもてなし武将隊と志を同じく活動しておるとは、天晴れじゃ!
これぞソウルフード。濃厚な味噌おでんを堪能
席に座りまず目の前に表れしは、待ちかねた『季節のおでん盛り合わせ』(1,480円+税)。
牛とシジミから採ったこだわりの出汁をベースに、昔ながらの味噌作りで知られる地元「ナカモ」の赤味噌(名古屋味噌)を使い、季節に合わせ食材も変える味噌おでん。まさに名古屋の「ソウルフード」じゃ。
口に運べばいつもの赤味噌とは少し違い、濃厚ではありながら少し甘みの抑えられたさっぱりとした味わいが、葡萄酒にも絶妙に合う。
創意工夫にあふれた新なごやめしメニューを堪能
さらに、「多くのお客様が注文してくださる新たななごやめし候補があるんですよ」と語る橋本殿。
すると・・・
『名古屋ハヤシ』(780円+税)がどんっ!と目の前に。
「新たななごやめしで人を呼びたいと、赤味噌・ハヤシソース・卵を使う・混ぜて出す・東海3県の食材を使うなど8か条のルールをもとに、地元有志の飲食店と共同で開発し各店オリジナルで出しているんです」と店主の橋本殿。
なるほど。おでんと同じくシジミを使った出汁をベースに作られた名古屋ハヤシは、混ぜてから提供されることもあってか食感が良い!なんと、リゾットより着想を得たとな。
また、七味を加えることにより、味に奥深さが加わり、
これはまたいくらでも入って行きそうじゃ!
他の店舗の「名古屋ハヤシ」もいかようなものか、是非試してみるが良いぞ。
此度はすでに腹も一杯になってしまった故終いとするが、
他にも葡萄酒に合うよう独自に考案された品が豊富に揃っておるので、どの葡萄酒にどの料理が合うのか試してみるのも面白かろう。
次に来た際には、このカウンターなる席にて、ゆるり一献傾けるといたそう。
MAP
場所 | 名古屋市中区錦3-16-8 森万ビル1F |
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営業時間 | 16:00〜0:00 |
定休日 | 日曜日 |
公式サイト | カモシヤ |