星ヶ丘駅前の再開発「星が丘ボウル」跡地に蔦屋書店、図書館などが2027年春以降に順次オープン予定。

開店

東山遊園株式会社が、2023年12月に閉店した「星が丘ボウル」跡地の再開発計画「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」について詳細を発表しました。

星が丘テラスの増床を含む複合ビル

星が丘・元町の再開発は大きく分けて、一期A区、二期B区、二期C区の3か所。

●一期A区(大学・商業・事務所他)
建築面積:新築部分 3,567.62㎡(既存部分 2,774.97㎡)
延床面積:新築部分 16,873.83㎡(既存部分 5,228.94㎡)
●二期B区(住宅・商業)
建築面積:新築部分 2,905.70㎡
延床面積:新築部分 19,707.21㎡
●二期C区(詳細未定)

一期A区に建設の複合ビル1、2階においては「星が丘テラス」増床として最大の大型区画を整備。

その区画に『星が丘 蔦屋書店(仮称)』が2027年春オープン予定。
書籍や雑誌、雑貨、イベントなどを通じて文化的感性を刺激するライフスタイル提案型書店。

知的好奇心あふれる大人に向けて、多彩な知識と経験をもつコンシェルジュが書籍を提案。

新しいライフスタイルにつながるヒントや豊かな出会いを提供し、新たなコミュニティの場となることも目指します。

複合ビル3、4階には名古屋市直営の新しい図書館『(仮称)星が丘図書館』が2028年春開館予定。

3階は話題の本を取り扱い、親子でのびのび過ごしたり、仲間と学びあったりできる「気軽に楽しめるフロア」を予定。

会話・飲食が可能で、誰もが気兼ねなく過ごせる空間を目指します。

4階は「落ち着いて過ごせるフロア」として、ゆっくり読書をしたり、集中して学習や調査研究に取り組むことができるフロアになる予定。

貸出・返却手続きのセルフサービス化、思い思いの過ごし方ができる空間づくりなど、今まで図書館に関心がなかった人にも楽しめる施設を意識。
星が丘テラスや菊里高校、椙山女学園大学、東山動植物園などが集う、星が丘ならではの環境を生かして「多くの人に来てもらう図書館」、「連携・協働・交流する図書館」をつくります。

5階は東山遊園株式会社含む星が丘グループのオフィスとなる予定。

6階は多目的に使えるユーティリティフロアとして整備。
各種イベントや演劇などでも利用出来る劇場機能を備えた外部貸出可能な空間を整備し、街としての文化やコミュニティが創出される場となります。

椙山女学園大学は今回の再開発パートナーとして、学園創立125周年記念事業の一環で新棟を建設。

2027年4月利用開始予定。
東山遊園株式会社と共同で「(仮称)星が丘コミュニティスペース」を整備し、学生や教職員のみならず、卒業生、地域の方々がシームレスにつながる地域コラボレーションエリアとして活用する計画です。

2028年4月に新築分譲マンションも登場予定

二期B区には再開発パートナーである東急不動産・名鉄都市開発が、環境先進マンション『BRANZ(ブランズ)』を2028年4月開業予定。

地域の生物多様性に配慮した住環境をつくり、それを未来へと長く持続させることを目指します。
持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために、新たな発想や仕組みを取り入れた環境先進マンションを提供。

低層部には「星が丘テラス」増床部分となる商業区画を整備。
再開発エリアとしての一体的な利用や賑わいに貢献するとともに、洗練された都市機能・自然環境を共存させた新たなライフスタイルを目指します。

二期C区に関しては概要が決定した後に正式発表。
記事中の内容は2025年3月時点での想定・イメージであり変更になる可能性があります。

MAP

場所 名古屋市千種区星が丘元町
開業予定日 2027年春以降順次
公式サイト 星が丘グループ