旧旅籠屋を改装した大正ロマン感じる喫茶店『喫茶 宮町』熱田区・神戸町にオープン。

グルメ 開店

熱田区・神戸町に『喫茶 宮町』が、2025年3月14日(金)にオープンしました。

名古屋市指定文化財の旧旅籠屋「伊勢久」内に誕生した喫茶店。

歴史ある空間で、他ではなかなか味わえないスイーツも提供します。

旧旅籠屋を喫茶で再び盛り上げる!

お店があるのは「熱田神宮南」交差点から南西へ徒歩7、8分ほどの「宮の渡し公園」前。

店舗東側には共用駐車場が用意されています。
ご紹介する『喫茶 宮町』は「あつた蓬莱軒」による運営で、本店からほど近くの立地。

昭和59年に市の有形文化財に指定された「伊勢久」ですが、建物は開業直前に改装されているため居心地の良い造り。

細かな調度品にもこだわった、レトロ好きにはたまらない大正ロマン感じる空間となっています。


※ラインナップ・価格は2025年4月のもので税込表記

ドリンクメニューはアルコールまで用意する充実のラインナップ。

パスタ、デザートなども提供していますが…


※ラインナップ・価格は2025年4月のもので税込表記

『喫茶 宮町』でぜひ味わってほしいのがフライブレッドです。
アメリカ先住民たちに伝わるパン料理で、スイーツ系と軽食系合わせて7種類揃えています。

トッピングも用意されているので自分好みのフライブレッドを注文することも可能。

名物「フライブレッド」とは?

今回は「焼きりんご フライブレッド(¥1,500)」をオーダーしました。

愛知県産小麦で作った独自ブレンドの生地に焼きりんご、バニラアイスを盛りつけています。

スタッフの方が目の前でハチミツをかけてくれました。

熱々の鉄板で提供されるのでジュワ~っと甘い香りが引き立ちます。

生地は表面が香ばしく中はモッチリ食感!
ジューシーな美味しさが残った焼きりんご、鉄板の熱で溶けていくバニラアイスは間違いない組み合わせ。

アップルパイとはまた異なる生地の弾力がクセになりそう。
フォカッチャに似ているので軽食系もぜひ味わってみたいです。

プリン、コーヒーもいただきました

続いて店名を冠した「宮町プリン(¥650)」をいただきます。

固めの仕上がり。
ケーキのようにカットされていてフォークで味わうのが特徴。

カラメルは別添えになっているのでお好みで合わせてください。

卵の優しい甘みがしっかりしていて万人に好まれそうな美味しさです。

「珈琲 オリジナルブレンド HOT(¥700)」は香り高くスッキリと飲みやすいタイプ。

多くのメニューに共通して言えることですが、ノリタケ食器やラギオールのカトラリーなどで提供されて、空間も含めて贅沢な気持ちにしてくれました。

歴史ある空間で特別なひと時を…

中庭は東海道をイメージ。
お話を伺ったところ、つくばいが熱田神宮、灯籠が宮の渡し、奥の壁が鈴鹿山脈とのこと。

2階は完全予約制の日本料理店『御料理 伊勢久 抱海楼』が営業。
旧旅籠屋「伊勢久」の改装・飲食店開業については歴史を守りつつ、かつて約300軒の旅籠屋があったエリアを活性化させていきたい想いが込められているそう。

熱田神宮から徒歩圏内『喫茶 宮町』にぜひ立ち寄ってみてください。

MAP

場所 愛知県名古屋市熱田区神戸町913

駐車場:あり

TEL:052-682-5161

営業情報 10:30~15:30(L.O.15:00)

定休日:水、木曜

※変更となる場合があります

料金 ¥500~¥2,000程度

※記事中は税込表記

公式Instagram 喫茶 宮町