【会期延長】謎に包まれた芸術家バンクシーが名古屋に上陸！『バンクシー展 天才か反逆者か』の展覧会が2021年2月3日〜開催

現存されることが少ないバンクシーの作品が集結

ユーモアある社会風刺や政治的メッセージが込められた作品を手掛ける『バンクシー』。彼の作品は街の景色に描かれる事が多いためすぐに塗りつぶされ現存しているものが少ないという特徴があります。

そんなバンクシーのオリジナル作品、版画、立体オブジェクトなど70点以上が複数の個人コレクター協力のもと集結。展覧会『バンクシー展 天才か反逆者か』（英名／『BANKSY～Genius or Vandal?～』）が2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港と世界を巡回し今年日本へやってきました。

日本国内では横浜、大阪を経て次なる会場となったのが名古屋。

閉ざされた扉がバンクシーによって開かれる

会場となるのは2018年に閉館した金山駅南口前の“旧”名古屋ボストン美術館。2年4ヶ月ぶりに開く扉にも期待高まります。

事務局に問合せた所、これまで展示をしてきた作品点数70点以上を減らすこと無く展示する計画になっているそうで、“旧”名古屋ボストン美術館の広さを持て余すことなく展示されそうです。

注目の作品も多数来日

バンクシーの作品をよく知らないという方でも見たことがあるハート形の風船と少女が描かれた『ガール・ウィズ・バルーン』、

火炎瓶から花束に描き変えられた男の『ラブ・イズ・イン・ジ・エア』、

ストリートアートで度々登場する「ラット」シリーズなど多くの作品を名古屋で見る事ができます。

他にもバンクシーの世界観を追体験する展示も多く用意。
大型3面スクリーンでこれまでの活動を紹介するイメージ映像が見られたり、作家の制作風景を連想させるインスタレーションではステンシルの型やスプレー缶、制作イメージ映像などから、バンクシー像を浮き上がらせる空間を楽しむ事が出来ます。

2015年に企画されたアートと風刺のテーマパーク「ディズマランド」の映像インスタレーション、パレスチナに建てられたホテル「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」の再現などバンクシーワールドを五感で楽しめそう。

気になるあの作品『バンク尻ー』は展示されるの？

最後にもう一つ。

横浜での展覧会、会期途中で展示される事になったお笑い芸人 江頭2:50作の『バンク尻ー』の展示について。誤報が出る前に事務局に問い合わせてみたところ、『バンク尻ー』の展示についてはされないそうです。皆様お間違えなく！

12月17日追記／チケット情報解禁！

開催期間は先にお伝えしたとおり2021年2月3日(水)～5月31日(月)まで。金山駅の南口前にある“旧”名古屋ボストン美術館。開催時間は10時～20時までで入場は閉館30分前迄となります。

チケット販売開始情報も発表され、2021年1月8日(金) 10時〜1月25日(月)23時59分までに購入すれば早割チケットとなりますのでこの機会をお見逃しなく！

日時指定前売りチケット

スマートフォンがチケットになる販売手数料無料のお得なチケット。
券面に記載された時間内での入場が可能となります。
※入れ替え制ではありません

＜平日＞
大人／¥1,800 → ¥1,700
大・専・高／¥1,600 → ¥1,500
中学生以下／¥1,200 → ¥1,100
＜土日祝＞
大人／¥2,000 → ¥1,900
大・専・高／¥1,800 → ¥1,700
中学生以下／¥1,400 → ¥1,300
※未就学児入場無料
※お一人様

平日いつでもチケット

指定期間の平日いつでも入場可能のチケット

＜平日（２〜３月入場）＞
大人／¥1,800 → ¥1,700
大・専・高／¥1,600 → ¥1,500
中学生以下／¥1,200 → ¥1,100

※未就学児入場無料
※お一人様1日1回限り有効

2月7日追記／会場を訪問！

展覧会が開幕する１日前、プレス向けに公開され名古屋情報通もご招待いただきました。

作品は是非皆さんの目で見ていただきたいので、ショートムービーでの紹介はごく一部にさせていただきました。
混雑を避け日時別でチケットは販売され新型コロナウイルス感染対策も行っております。

作品の解説を聞く音声ガイドはご自身のスマートフォンにインストールし、展覧会用ページへアクセス（またはQRコードを読み取り）、イヤホンをつけて聞いていただく形になりますのでスマートフォンとイヤホンをお忘れなく。

アプリのダウンロードはこちら。
https://izi.travel/en/app
展覧会用ページはこちら
https://izi.travel/browse/246bd13e-f062-428a-8db8-34f3e3852da6?lang=ja​

2月19日追記／土日祝のみ開場時間が1時間早くなります

現在時間指定予約という形でチケットを販売し、ソーシャルディスタンスが保てるようにしているものの、午前中の早い時間を中心にチケットが早々に売り切れてしまうため土日祝のみ開場時間を１時間早め９時開場となることが決定。

３月６日(土)より適用となります。

3月27日追記／日本初公開の作品が名古屋で追加展示

連日多くの来場者が訪れる名古屋展に日本初公開の作品が会期途中で追加展示される事になりました。
この「ノー・スイミング」という作品は2006年にロンドンの中心部「ハイド・パーク」近くの湖水泳場に設置された標識の作品。 日常の風景に異質な物を置いたのにも関わらず、 標識が変だ、 とは気付かれず、 3週間ほど誰にも注目されなかったそうです。

当編集部が入手した写真では細かな文字までは確認出来ませんが、ワニが口を開けたユニークな標識の作品のようです。

5月12日追記／会期が6月20日(日)まで延長し、開場時間も毎日9時に

展覧会『バンクシー展 天才か反逆者か』はこれまで徹底した新型コロナウイルス感染症対策に取り組んできましたが、混雑を避け安心して来場出来るようにと2021年5月31日(月)まで予定していた会期を6月20日(日)まで延長。また午前中の混雑緩和のため土日・祝日のみ早めていた開場時間も5月17日(月)より毎日9時開場、全日9時〜20時に変更となりました。ちなみに16時以降の時間帯が比較的ゆったりと観覧出来るので学校や仕事終わりの観覧がオススメです。

コロナ禍で芸術にふれる機会を失っている方、是非この機会にバンクシー展にどうぞ。