営業再開時期は未定となっており、公式Instagramより発信される予定です。
名古屋市西区・中小田井の『カフェ ツボキチ』をご紹介します。
2022年10月オープン。
“じいじのおうちごはん”をコンセプトとする古民家カフェ。
店主が静岡出身ということで、名古屋ではなかなか味わえない「静岡おでん」や「藤枝流の朝ラーメン」なども提供しているんです。
見つけたらきっとファンになる隠れ古民家カフェ
お店があるのは「名鉄犬山線 中小田井駅」から南東へ徒歩2分程。
駅から近い立地ですが、店前は細道ということで自然と隠れ家カフェのようになっています。
専用駐車場は計5台分用意されているので、お車で向かう方は画像を参考にしてください。
『カフェ ツボキチ』はインテリア用品などの製造・販売を行う「MOX PLAN」の運営。
もともと築100年以上の古民家で営業していた雑貨&ギャラリー「MOXPLANはなれ」内にオープンさせた形です。
木の温もりを感じる昔ながらの空間。
合計席数は20席。
テーブル席だけでなく、こたつ席まで用意されていて居心地抜群!
静岡出身のじいじ(店主)が作る料理の中で特に注目したいのが静岡おでん。
具材を色の黒いだし汁で煮込み、青海苔や魚のだし粉をかけて味わう静岡市の郷土料理です。
この他にも各種定食、パスタ、カレー、ロコモコ、ホットサンド、甘味など凄まじい品揃え…!
なんとファミレス並のメニュー数を目指しているそう。
あまりにも種類が多いので、その他のメニューについては公式サイトからご確認ください。
そして注意しておいてほしいのが、じいじ(店主)がお一人で調理をしているということ。
一般的な飲食店よりも料理提供までに時間がかかることが多いため、お時間に余裕を持って利用してほしいです。
静岡おでんを初体験!
まずは「しぞ~かおでん定食(¥980)」をオーダーしました。
静岡おでん盛り合わせにご飯、味噌汁、漬物、小鉢が付いています。
おでんの具材は玉子、大根、こんにゃく、黒はんぺん、ちくわ、ごぼう巻きの6種類。
黒い見た目ですが意外と重たくない優しい味わい。
そして魚粉の旨味と海苔の風味が良いアクセントでご飯との相性も高めています。
特筆すべき具材は黒はんぺん!
サバやイワシを原材料にしていて、魚の美味しさだけでなく栄養価も詰まっているんです。
2種類味わえる志太系ラーメン
金曜、土曜、日曜日の朝8:00~10:00限定メニュー「朝ラーメン」も別日にいただきました。
この「朝ラーメン」は静岡県藤枝市周辺で食べられている志太系といわれるラーメン。
お茶摘みの後の農家さんが仕事終わりに味わえるようにと早朝から開けるお店が増えて広まった食文化と言われています。
特徴は何といっても、温かいラーメンと冷たいラーメンを連続で食べるという風習!
単品(各種:¥700)でも注文可能ですが、もちろん今回は温と冷の「朝ラーセット(¥1,300)」をオーダー。
まずは「温(ぬく)」から出てきました。
魚介メインで甘みの強いスープが特徴。
あっさりしているので朝からでも全然ぺろりといけます。
そして「冷(ひや)」が登場。
同じように魚介メインで甘みが強いスープですが、冷たいのでより出汁を強く感じます。
そしてわさびと紅ショウガが乗った清涼感も特徴。
麺は同じですが、冷やすことによってコシが強くなるのでそういった違いまで楽しむこともできます。
ドリンク、スイーツメニューも素敵
ドリンクメニューもこだわりを感じるラインナップ。
ハンドドリップのコーヒー、クリームソーダ、抹茶オレ、ほうじ茶オレ、ルイボスティーなどが揃っています。
こちらは国産・無農薬の「和紅茶(¥600)」。
香りが良いのはもちろんホッと落ち着く深みある味わい。
ドリンクをオーダーすると「選べるおやつ(漬物、佃煮、ポップコーン)」が付いてくるのも嬉しいサービス!
スイーツメニューの中で特に気になったのは「抹茶白玉ぜんざい(¥700)」。
濃いめの抹茶であんこの塊を溶かしていく過程も楽しい甘味。
抹茶自体が全く甘くないので、ほろ苦さ・甘さのバランスの良さや白玉のモッチリ食感も魅力。
スイーツは他にも「白玉ワッフル」や「コーヒーゼリー」なども提供しています。
古民家カフェは愛知県内でも数多く営業していますが、静岡グルメに特化しているのが大きな特徴ですね。
ゆっくり時間が流れる『カフェ ツボキチ』で“じいじのおうちごはん”を味わいながら癒しのひと時を過ごしてみてください。
MAP
場所 | 愛知県名古屋市西区中小田井1-613
駐車場:あり TEL:052-938-5546 厨房直通TEL:080-3651-5367 |
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営業情報 | 〈月、火、木曜〉
10:00~17:00 〈金、土、日曜〉 8:00~17:00 ※8:00~10:00は朝ラーメンのみ提供 定休日:水曜 ※変更となる場合があります |
料金 | ¥500~¥1,500程度
※記事中は税込表記 |
公式サイト | カフェ ツボキチ |