リニューアルした知多半島道路パーキングエリアで有名シェフの味を堪能したよ。

和の大家の建築×有名シェフ3人の料理がコラボするゴージャスすぎるPA

大府PA（上り）『華の種』

この度リニューアルした「大府PA」「阿久比PA」は知多半島道路の運営事業者が新たに展開するパーキングエリアブランド「愛知多の種」の第一弾としてオープンするもので、以前よりも増床もして大幅にパワーアップしています。

まず特徴的なのがモダンな建物のデザイン。
屋根の部分がせり出したり垂れ下がったりと独特の形を見せていますが、実はこの建物、和風建築の大家としても知られ東京の新国立競技場の設計や、最近では伏見の新生「御園座」も手がけた建築家の隈研吾氏がデザイン監修を手がけているのです。

「おおらかな木のひさし」をコンセプトとしているとのことで、外観も内観もウッディな質感で温もりがあふれています。

阿久比PA（下り）『大地の種』

さらにレストランとお土産物売り場のテナントは、三重県菰野町の温浴リゾート施設『アクアイグニス』が運営を担当。
レストランは日本を代表する3シェフ、パティシエの辻口博啓氏・イタリアンの奥田政行氏・日本料理の笠原将弘氏が手がけるお店がラインナップされ、知多半島の食材を使用したオリジナルの料理の数々が食べられるのです！

4つのレストランで有名シェフの味を堪能！

マリアージュ ドゥ ファリーヌ（大府PA）

「ル ショコラ ドゥ アッシュ」などのブランドを展開する有名パティシエ・辻口博啓氏がプロデュースするベーカリー。
大府PAの大きな木のひさしの下に店舗を構える、ゆとりある空間が特徴です。

店内で焼き上げるパンはいずれも知多産の小麦をはじめ国産小麦を使用。
テイクアウトはもちろん、店内のイートインスペースでその場でいただくこともできます。

知多牛の細切れ肉が入ったカレーパンや西尾抹茶を使ったメロンパン、辻口氏のパティシエとしてのセンスが光るチーズタルトやデザート系デニッシュなど目移りしそうなラインナップ。

さらには『ふわふわチーズパンケーキ』（480円）や『ヨーグルトスムージー』（500円）などのイートイン専用メニューもあり、ちょっとした軽食とともにゆとりある休息をとるのにぴったりの場所になっています！

チッタ デ イタリア（阿久比PA）

世界の1,000人の料理人にも選出されたイタリアンシェフ・奥田政行氏が手がけるイタリアンレストラン。

厨房内に設置された窯で焼いたピッツァや、パスタなどのメニューを提供。
本格的な味にもかかわらずリーズナブルな価格。そして食券形式で手軽にオーダーが可能です。

こちらは『チョリソーと青唐辛子のピザ』（1,300円）。
知多の豚肉を使ったチョリソーをふんだんにトッピング、さらにピリ辛のソースの効いたオリジナリティにあふれる一品です！

笠庵 賛否両論（大府PA）

予約の取れない日本料理店として知られる『賛否両論』の笠原将弘シェフがプロデュースする和食処。

提供されるメニューはより身近で老若男女に受け入れられやすい、”賛否両論”とはならない丼物や揚げ物、そばなどの和食メニューが中心。
知多牛や知多の海鮮を使った料理も豊富です。

おすすめはこちらの『笠原オリジナルすだちそば』（1,200円）。
すだちの酸味と香りが染み渡ったお出汁がたまらないっ！暑い夏の食欲のない日でも爽やかに食べられる一杯です。

笠庵 賛否両論（阿久比PA）

阿久比PAの「笠庵」では、さらに手軽に食べられるおにぎりや軽食、汁物などのメニューを展開。

知多牛のしぐれ煮やしらすなどの具材を使ったおにぎりはお米も知多産のものを使用しており地産地消にこだわっています。
一個200円〜300円という価格帯ですがボリュームが結構あるので満足度大ですよ！！

ここだけでしか買えないお土産も多数展開

パーキングエリアに欠かせないお土産物売り場もウッディな落ち着きある空間に統一され、約300種類もの商品が展開されています。
酒や酢、味噌といった醸造品を使った特産品を買いやすいサイズで販売するほか、辻口・奥田・笠原3シェフが地元の老舗店とタッグを組んで開発したここだけでしか買えない限定のお土産もあり見逃せませんよ。

知多半島の海や山へのレジャーの途中に立ち寄るのはもちろん、このパーキングエリアを目的地としてわざわざドライブに出かけたくなるような魅力的な施設。行楽好きな方もグルメ好きな方も要チェックですよ。

（※一般道からは立ち入れないので注意してくださいね！！）