秋空を彩る芸術花火の最高峰『名港水上芸術花火2018』が10月13日(土)開催

年々ファンが増加する芸術花火とは

芸術花火とは

・国内最高峰の内閣総理大臣賞受賞 花火師達の芸術玉を中心に組み合わせて構成
・音楽のリズムや曲調にシンクロするよう綿密にプログラムされた音楽花火

この２つの要素が組み合わさって呼ばれます。

花火玉の芸術性に音楽を取り込み、繊細かつ高度な技術が加わって芸術の域まで押し上げた“GREAT SKY ART”は最高峰の花火展覧会として開催され、2018年は福岡、京都、札幌、名古屋で春から順に開催され名古屋は今年最後の芸術花火となります。（札幌は台風21号と北海道胆振東部地震の被害により中止）

芸術と名付けるからこその綿密なプログラム

この芸術花火で打ち上げられる花火の滞空時間、残存光を計算に入れ音楽のリズム、楽器、歌詞などのいくつかの要素からプログラムを1/30秒単位で決めるのがコレオグラファー（振付師）の大矢亮。
日本一と評価される花火コレオグラファーで假屋崎省吾、コシノジュンコなどとの異業種アーティストとのコラボ花火や海外での活躍も高い評価も得ている方です。また来月10月下旬には神奈川県茅ヶ崎で予定されている『茅ヶ崎サザン芸術花火2018』のコレオグラファーも担当し、日本では数少ない芸術コレオグラファーの一人。

名古屋での芸術花火は“水上”がウリ

名古屋は他の芸術花火と違うのが水上花火。開いた花火が水面スレスレ高度「ゼロ」まで開く近さと、300mを超える空中で開く巨大花火を極端な高低差を使って演出しています。機略縦横に向かって飛んでいく花火は巨大な花火のスクリーンを生み出し合成かと見間違えるくらいの完成度の高い作品を一瞬で作り上げます。

昨年に引き続き、花火の打上をする４台の台船は保安距離（花火を安全に鑑賞出来る距離）ギリギリまでダイヤの形に配置する“ダイヤモンドフォーメーション”。３５発も装填される巨大な尺玉（直径約30cm）が空に打ち上がり広がる大きさは約320m！他にも様々な仕掛け花火が名古屋の秋空を彩ります。

観覧席は全席指定。落ち着いて良い眺めから楽しめます

座席は場所取り不要の全席指定。座席の種類はS席（早割4,500円）とA席（早割3,500円）の２種類。
1,000円お得な早割りチケットは9月30日(日) 23:59まで販売されていますがS席は赤、青、黄のエリアは既に完売。残す所、緑エリアのみとなりました。
このペースは追加席を出した昨年よりも早く完売エリアが出ていますので人気の高さが伺えます。

全席指定で行う花火大会でありながらこれだけの勢いでチケットが完売に向かっているのは、花火師の方たちが抱く『有価の価値への思い』の賜物。花火玉、演出、空間にいつも以上に気を遣い魂心の一発一発を夜空に打ち上げてきた結果が芸術花火ファンを増やしここまでのイベントに成長してきました。是非皆さんも芸術花火ファンの仲間入りになりましょう！

ちなみにこのイベントは『名古屋港環境保全チャリティイベント』でもあります。名古屋港環境改善協力を目的とし、収益を支援金としていますので一人ひとりが花火を楽しむ事でより名古屋港が利用しやすい環境に成長していきます。

花火と一緒にフードも楽しめる！

会場は花火打上開始となる19時の１時間半前 17時30分に開場します。

花火打ち上げまでの間は観覧席後部に展開されているキッチンカーエリアでお腹を満たしましょう！どんなお店が出るのかはまだ発表になっていませんが、公式情報を待ちたいところです！

有料観覧だからこそ気をつけたい事

花火師が万全の体制で挑むように観覧者も万全の体制で花火を楽しみたいところです。
有料観覧だからこそカメラの撮影方法、ペット連れ、駐車場など気持ちよく花火を楽しみましょう！

詳しくは公式サイト内にあるよくある質問を参照してくださいね。

それでは、みなさん、よい花火を！