名古屋市外まで一望出来る天空の展望台『スカイプロムナード』

観光

2022.2.4/記事の情報を更新いたしまいた

小学生の頃に家族や親戚に連れられて高い展望台に行った記憶、皆さんありませんか?
子供の頃に下から見上げて目をまあるくし、口をぽかーんとしていた高いビルを展望台から見下ろす事が出来た時の感動、自分が住む街がとっても広く見えた時の興奮は貴重な体験でした。

そこで今回は名古屋市内にある展望台の中から地元名古屋の方々だけでなく、空港への移動や新幹線の出発時間まで1時間くらい名古屋駅で時間が余ってしまった観光客の方にも訪れていただきたいド定番の展望台『ミッドランドスクエア スカイプロムナード』をご紹介いたします。

小学生のお子様を持つご家族にはさらにお得な情報もご紹介いたします!

展望台へのアクセスはミッドランドスクエアのオフィス棟から

このスカイプロムナードは店舗が入った商業棟ではなく北側(正面から見て左側)のオフィス棟からのアクセスとなります。2階建てのダブルデッキエレベーターを採用しているシャトルエレベーターは地下1階からの場合は41階、地上1階からの場合は42階へまずは到着します。

41階、42階はスカイレストランがあり、展望台となるスカイプロムナードは42階に入場口がありますので41階で降りた方はエスカレーターかオフィスタワーのエレベーターを使って42階へ移動しましょう。

42階には入場券の券売機がありますのでそこで入場券を購入します。
入場券には2種類あり、当日限り有効で再入場不可の『通常券』と
当日限り何度でも入場可能な『一日券』があります。
昼間の風景と夜の風景を両方見たい!という方には一日券は嬉しいですね!

料金は以下のとおりです

<大人(18歳以上)>
通常券/800円、一日券/1,100円
<シルバー(65歳以上)>
通常券/500円、一日券/800円
<中高生>
通常券/500円、一日券/800円
<小学生>
通常券/300円、一日券/600円

ではここでチケットを購入します…

※写真は料金改定前に撮影したものとなっております

写真を見て小学生が受付終了になっているのを気付いた方!
よくぞ気付いてくださいました!ここでお得情報です!
実はこのスカイプロムナードは小学生の入場料は土日祝日無料なんです!

抜群の高さから見渡せる展望台の光景

入場券を購入し、先へ進んで受付を済ましたら展望フロアとなる46階へ移動します。
エレベーターもありますが、ここはエスカレーターで少しずつ上っていく事にしました。
薄暗い近未来的な光景はこの先に広がる景色を楽しみにさせてくれます。

そして46階の展望フロアに到着。
回廊状態になった展望室は見渡す限り建物で埋め尽くされ、その遙か先に山々が見えています。


ここで注目していただきたいのは遠くの光景だけではありません。
足元となる名古屋駅周辺も是非見て下さい。

名古屋駅周辺はこの1〜2年の間に新しいビルが次々とオープンしました。これまでは見渡す限り名古屋駅周辺の高層ビルは建設中という光景でしたがそれも一区切り。今なら人気の商業ビルを上から見下ろす事が出来ます。これからリニア新幹線の開業に向けて新たな工事が始まりますのでその前に今の名古屋駅を是非目に焼き付けておくのをおすすめします!

では写真を少しご紹介します。(実際の光景を見ていただきたいので小さめの画像でお伝えさせていただきます)

南の方角は名古屋港まで見える高さ!ポートタワーは写真を相当拡大してやっと形が見える大きさ、レゴランドのオブザベーションタワーはさすがに見えませんでした。

周辺のビルは高層ビルがいっぱい。屋上にあるHマークはヘリコプターの離着陸可能なヘリポート、Rマークはヘリコプターの離着陸が出来ないのでホバリング(空中に浮かんだまま)で救助等出来るスペース、さて…円に三角マークは何でしょう…(ご存知の方いらっしゃいましたら情報提供お願いします)

【読者様より情報提供いただきました】
円に三角マークはすでに廃止された「超高層建築物指導要領」(昭和59年制定)での表示で「ヘリコプターの着梯目標」を表しているそうです。意味としてはRマークの簡易版の様なマークとして使われていて、古い建物には残っているとの情報をご提供いただきました。情報提供をいただいたLupi様ありがとうございます!


東の方角は栄、よーく目を凝らすとテレビ塔が見つけられます。ビルの色と似ているのもあって探すのが少しむずかしいかもしれませんが見つかるかな?


北東の方角には名古屋城。高いところから眺めているのもあり意外と近くに感じますよ。


北の方角には手前に大名古屋ビルヂングKITTE名古屋、ルーセントタワーが並びます。その先に見える広大な空き地はノリタケ本社工場跡地です。現在は「イオンモール Nagoya Noritake Garden」になっています。

また大名古屋ビルヂングのすぐ裏手にはリニア新幹線2027年開業に向けた工事が今後進められていますのでこの光景は日々変化しております。


西の方角は目の前にJRセントラルタワーズ、JRゲートタワー。その先には愛知県西部の西尾張地区、そして三重県の養老山地が広がります。名古屋は東高西低の地形なので東西で光景が大きく違います。

高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅ではありますが、最高階46階の地上約230mの高さは真向かいのJRセントラルタワーズこそ視界に入ってくるもののそれ以外のビルは見下ろす形となるため名古屋市内の先にある尾張三河地方、岐阜や三重の山々も視界に入ってきます。

今回は昼間に訪れたのですが、吹き抜けの展望台となるため開放的でとても気持ちのよい空間に。夜になると一転して幻想的なライトアップやミストにより天空の展望台をイメージさせ夜景をより魅力的に演出してくれます。
※ミストの噴霧時間は19:00、19:30、20:00、20:30、21:00、21:30【各5分間程度】

巨大な壁面コアウォールに埋め込まれた照明も夜間になると点灯し様々な動きを見せてくれるので撮影にも力が入りますし、スケジュールが合えば周辺で行われる花火大会を天空から眺める事も可能です。(花火大会が開催されるかは受付入口や公式サイトのトップページにてご案内があります)

気になる所要時間は?


平日昼間に訪れましたが、1階からエレベーターに乗り展望台を見て回って写真も撮り、再び1階に戻ってきた所で所要時間を調べたところ30〜40分くらいでした。じっくり写真を撮ったり、風景の一つ一つを楽しみながらお話しても所要時間は1時間くらいかなと思います。

名古屋駅から空港に行くまでの時間や新幹線の発車時間まで時間に余裕が出てしまった方から「名古屋駅で時間つぶししたいんだけど飲食店以外でどこかない?」と聞かれると返答に困るという私のような方にはオススメしていただきたいスポットです。写真を撮りながら見て回るお一人の方もいましたので一人旅の方も是非どうぞ!

MAP

場所 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4−7−1
ミッドランドスクエア オフィス棟46階(受付入口は42階)
営業時間 11:00~22:00(最終入場21:30)

冬季特別営業時間(ウインタータイム)
【期間】1月初旬~2月末日
【時間】13:00~21:00(最終入場20:30)

大晦日
【時間】11:00~18:00

元旦「スカイプロムナードで初日の出を見よう!」
【時間】5:30~8:30(最終入場8:00)

料金  記事中に記載
公式サイト ミッドランドスクエア スカイプロムナード