名古屋市西区・円頓寺にある『金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)』にはとてもユニークなおみくじがあります。
それは名古屋弁で書かれたおみくじ『名古屋弁おみくじ』と呼ばれるもの。
新春早々、今年一年の運勢を占うのにもうってつけ。早速行ってみました。
「金刀比羅神社」は円頓寺商店街(江川線から東の堀川方面)の中程に佇む神社。
そこまで大きな神社というわけではありませんが。。。
出た!社の入口に『名古屋弁おみくじ』の文字!!
元々は円頓寺商店街の活性化のために2013年の神社の例大祭において初登場し、好評だったため2014年から常設になったというこのおみくじ。
さい銭箱に一回100円を投入し、木箱の中からおみくじを引く形式です。
祈りながら手探りで良さそうなくじを直感的にチョイスします。 大吉!大吉!
これだっ!!!結果を見てみると。。。
吉でした。
気になるのはおみくじに書かれたメッセージ。
昔の事ははよ忘れやあ
今が大切だでね
よく相談し合って行えば何事もうまくいくでよ
短期は損気 万事控えめに時期を待ちゃあ
ホントに名古屋弁!!!!
なんだか、少なくとも70代以上の、人生の酸いも甘いも噛み分けた、やさしげなお爺ちゃんにそっとアドバイスされているような、そんな感じがします。。。
恋愛・・・過去の傷は忘れて再出発だて
願望・・・人の意見がええよ
商売・・・水商売が吉だわ
お勤・・・課長くらいにはなれるでよ
賭け・・・大事なところで負けるでかん
相場・・・自重しときゃあ
病気・・・峠は越えたが用心だでね
失物・・・出ん 人のところにいってまった
就職・・・時を待って探しゃあよ
縁談・・・金持ちは苦労が絶えんがね
すごく・・・具体的です・・・。
変に奇をてらわない普通のおみくじなのに、言い回しだけが名古屋弁、というところが妙に笑えます。
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お正月はもちろん、「名古屋弁おみくじ」は一年中この神社で引くことができますよ。
名古屋が地元の人ならストレートに笑えて、他の地方から来た方でも、ほっこりとした名古屋弁の魅力に触れられると思います。
友達同士やカップルでのデートで、お互いに結果を比べあいっこしてみてはいかがでしょうか。
円頓寺商店街へは、地下鉄桜通線「国際センター」駅2番出口を出て北へ徒歩約7分程度で行けます。
この『名古屋情報通』も2年目に突入したで、気引き締めていかないかん。
新年もぎょうさん役に立つ情報や、どえりゃあ面白いネタを届けてくでよ。
これからもずーっと、見てりゃあよ。
MAP
場所 | 名古屋市西区那古野1 円頓寺商店街内 |
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料金 | おみくじは一回100円 |
公式サイト | 円頓寺商店街|名古屋コンシェルジュ |