名古屋駅前・名鉄百貨店本店の『名鉄商店』が、2023年9月より新商品「さんえぇけつ羽二重餅」の販売を始めました。
常滑市の老舗餅菓子専門店『大蔵餅』が作り上げた「のぶなが・ひでよし・いえやす」の三英傑のお尻?桃?をイメージした、独自性ある羽二重餅です。
名鉄商店の振り返り
『名鉄商店』は愛知県・岐阜県の事業者とコラボレーションした完全オリジナル商品だけを扱うお土産屋さん。
「うれしいを、アゲる」を品揃えのコンセプトとして、沿線地域の魅力・価値を再発見できるような店舗造りを目指しています。
眺めているだけでも楽しいミュージアムのような空間で、ちょっとした観光スポットとしてもオススメです。
こちらが今回ご紹介する「さんえぇけつ羽二重餅(3個入り:¥1,150)※税込」。
製造は『大蔵餅』ではありますが、購入できるのは『名鉄商店』店舗か「名鉄商店 公式オンラインショップ」のみということに注意してください。
商品はサンプルの展示用で、購入時は値札を兼ねた商品カードをレジに提示します。
(※関連記事の内容はオープン当初のものです)
開発までの経緯は名鉄商店の開発担当者の方が「名鉄商店専用の、トイレの最中のような、面白い商品をお願いします」と『大蔵餅』に依頼したことで、長年眠らせていたアイデアを実現されたそう。
「トイレの最中」といえば「トイレの形をしたもなか」という攻めたコンセプトの和菓子でありながら完売が続いた人気商品。
当サイトでも過去にご紹介させていただきました。
(※関連記事の内容は公開時のものです)
「さんえぇけつ羽二重餅」は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のお尻?桃?をイメージした羽二重餅。
3種の異なるあんこ[のぶなが(こしあん)、ひでよし(粒あん)、いえやす(柚子餡)]がお餅の中に入っています。
一例ですが、筆者が購入した際の消費期限は翌日まで。
生もので保存料を使用していないため、持ち歩きや保存の際は直射日光・高温多湿にご注意ください。
専用のシリコン型を作るために、常滑商工会議所のクラウドファンディングを活用されたそう。
「ええケツ/鳴かぬなら ケツでも食べよ ほととぎす」と、老舗菓子店にしては個性的なパッケージですが「遊び心の無い今の日本だからこそ、必要な商品」とのことです。
「さんえぇけつ羽二重餅」を食べてみた!
まずは「のぶなが(こしあん)」からいただきます。
全種類に言えることですが、国産もち粉を使用したモチッとした弾力としっとりした舌触りが特徴。
たっぷり入ったこしあんですが、甘すぎず口どけが良いためお餅とのバランスも絶妙です。
続いては「ひでよし(粒あん)」。
全体の一体感ある「こしあん」と比較して、食感を残した北海道小豆の粒あんが良いアクセント。
こちらも甘すぎない素材の味わいを生かした美味しさです。
最後に「いえやす(柚子餡)」をいただきます。
白いんげん豆の餡にゆずを加えた、ほのかな酸味と香り、すっきりした後味が印象的です。
この地域にゆかりのある三英傑をモチーフに遊び心満載で作り上げた「さんえぇけつ羽二重餅」は、思わず笑ってしまう唯一無二のお土産として話題になりそう。
冒頭でもお伝えしましたが、販売場所は『名鉄商店』店舗か「名鉄商店 公式オンラインショップ」のみということに注意してくださいね。
MAP
場所 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-1
名鉄百貨店本店1階 メンズ館1階 TEL:052-414-6301 |
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期間 | 10:00~20:00
休業は施設に準ずる ※変更となる場合があります ※「さんえぇけつ羽二重餅」を含む特定の商品は売り切れる場合があります |
公式サイト | 名鉄商店 |