【移転】名古屋駅徒歩5分でタイの路地裏にトリップ！『cafeロジウラのマタハリ春光乍洩』

路地裏のオアシスのような隠れ家アジアンカフェ

名古屋駅西口（太閤通口）を出て「ビックカメラ」の裏手の方へ歩いていくと、東口とは全く異なるディープな界隈が出現します。
まるで東南アジアの雑多な屋台街のような雰囲気（夜は特に！）。ちょっとしたトリップ感覚に陥ります。

この一角の建物を少し奥に入っていくと「cafeロジウラのマタハリ春光乍洩」があります。
知る人ぞ知る隠れ家的なお店ですが、アジア料理好きや音楽好き、映画好きな人々などに愛され、もうオープンして17年も経つんです。

店内はアジア系雑貨やタペストリーなどで彩られ、ただ整然とレイアウトされただけではなく遊び心にあふれているところが素敵です。

テーブル席のほかにカウンター席もあり、グループやカップル、おひとりさまなどさまざまな人が訪れます。

店名の「マタハリ」はインドネシア語で「太陽」という意味の言葉で、雑踏から離れた陽の当たるオアシスのような場所になるようにという願いがこめられているそう。
さらに「春光乍洩（チュン グアン ヂャー シェ）」は香港映画の巨匠・ウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス』の原題から取られています。

お向かいが「シネマスコーレ」ということもあり映画好きな人が集まったり、さまざまなアーティストによる音楽ライブが店内で定期的に開かれたりすることもあるため、文化的なスポットとしての魅力も高いんですよ。

絶品タイカレーランチを実食！

まずはランチメニューをご紹介。
ランチは「今日のごはん（日替わり）」「タイカレー」「パッタイ」「よくばりセット（今日のごはん＋タイカレー）」の4種からチョイスできます。

今回はタイカレーのランチ（850円）をいただきます。
ごはんとカレーに加えて、玉子スープつき。

タイカレーは週替わりで「レッド」「イエロー」「グリーン」の3種がローテーションします。
どれも絶品として評価が高く、具材に干しエビやブロッコリー、ナスを使っているのが特徴的。

この日はグリーンカレー。
グリーンというとかなり辛い印象がありますが、こちらのカレーはそこまで辛くなく、むしろココナッツミルクの甘みが引き立っています。
マイルドさが体全体を包みこんでいくような感覚。う〜んたまらない！！

食後にはコーヒーもしくはゆず茶がついてきますが、今回はゆず茶をチョイス。
甘みと酸味のバランスがちょうどよくお腹にやさしい感じ。ほっこりとしてこのお店に来た大きな醍醐味を感じる瞬間です。

自慢の一品料理の数々を実食！

続いてディナータイムに味わえる一品料理を何点かご紹介します。

まずはお米を麺にしたパスタ『パッタイ』（850円）。
平打ちされた麺でベトナム料理の「フォー」にも近いかもしれませんね。

細かい玉子と砕かれたナッツがトッピングされており歯ざわりが楽しいです。
ほんのりした甘み、そして香りづけが抜群！

こちらはインドネシアの炒めご飯『ナシゴレン』（850円）。
目玉焼き、えびせん、唐揚げと野菜もついてきます。

口に入れた瞬間はややしっとりとしたチャーハン的なもの？という印象ですが、あとから辛さが追いかけてきて、わりとしっかり辛め。
小エビがいっぱい入っていて旨味、酸味のバランスが良い感じです。

そしてお酒好きな人にはタイ産の『シンハービール』もおすすめ。
このビールと一緒に食べるとおすすめなのが・・・

「旨い唐揚げセット」（ビールとセットで1,200円）。
ちょっぴりスパイシーな味付けになっていてとってもジューシー。ビールのおつまみとしては最高です！！

まとめ

まず独特のロケーションとお店の雰囲気がいいですね！
ここだけで”ミニ東南アジア”を形成していて他のタイ料理店とは一線を画した個性を放っています。

今回紹介したカレーランチ以外にも毎日日替わりの手作り料理を提供するランチセットもあるので何度も通いたくなります。
まだ食べてない一品料理もあるし、アジアンデザート「チェー」なんかも味わってみたい♪
席数が少なめなのでディナータイムにグループで行く場合は予約がおすすめです。

※メニューや価格等の情報は2019年2月時点のものであり、変更となる場合がありますのでご了承ください！