三重県の魚問屋による新たな寿司屋『鮨やすぞう。』KITTE名古屋にオープン。

グルメ 開店

三重県の魚問屋から生まれた寿司の新店『鮨やすぞう。』が、名駅の商業施設「KITTE名古屋」内に2023年3月1日(水)オープンしました。

伊勢志摩、熊野灘直送の新鮮な魚介類を豊富に揃えるのが大きな魅力。

ランチタイムはお手頃価格でカウンター寿司も楽しむことができるんです。

名駅エリアの新たな寿司屋

やってきたのは施設地下1階・レストランエリア「BIMI yokocho」の一角。

以前は『宮きしめん 駿』が営業していた場所を和の空間を活かしながらリニューアルオープンさせました。

『鮨やすぞう。』は三重県桑名市で60年以上続く魚問屋「奥山安蔵商店株式会社」による新ブランド。

店内には臨場感あるカウンター席と複数名でもゆっくり寛げるテーブル&ソファ席を用意。
敷居が高い雰囲気を醸し出していますが「職人が握る本格的な江戸前寿司がリーズナブルに味わえるお店」をコンセプトとしているんです。

ランチタイムは1,760円~2,860円の昼鮨セットと一品料理も味わえるおまかせコースを提供。

また、平日ランチタイムのみ海鮮丼のオーダーも可能です。

〈昼鮨〉
7貫 巻1本(¥1,760)
10貫 巻1本(¥2,420)
12貫 巻1本(¥2,860)
〈ランチコース〉
おまかせ 17品(¥3,850)
〈丼もの※平日ランチのみ〉
限定特選バラチラシ(¥1,400)
漬けまぐろと穴子丼(¥1,800)
おくやまやすぞう丼(¥2,500)
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※ラインナップ・価格は2023年3月のものです
※記事中は税込表記

カウンターでランチコースを実食!

今回はカウンター席にて「昼鮨10貫 巻1本(¥2,420)」をオーダーしました。

最初に梅が効いた茶碗蒸し、味噌汁、ガリ、漬物が提供されます。
続いてご紹介するお寿司の数々は入荷状況によって内容が異なるため一例としてご覧ください。

1貫目に提供されたのはシメサバ
肉厚で酸味と甘みのバランスが程よく、青魚独特のクセが抑えられていて食べやすい仕上がり。

全てのお寿司に共通することですが、ほどけるようなシャリの食感も印象的。
ネタによって赤酢と米酢を使い分けることで食材の魅力をさらに引き出しています。

生ホタテは肉厚でなめらかな口当たりとプリッとした食感が特徴。

噛みしめると甘みも含む旨味が溢れ出してくるのもたまりません。

ブリは玉ねぎのソースを添えて提供。

玉ねぎの爽やかな風味を加えた細かな仕事によって脂がのった旨味がより一層引き立ちます。

赤エビは引き締まったプリップリ食感!

とろけるような口当たりでありながら噛めば噛むほどギュッと旨味が溢れ出してきます。

名物のみえまぐろは南伊勢町の海で丸久水産が独自の技術を駆使し育てた養殖本鮪。

この日提供されたのは中トロの部位。
程よく脂がのった甘みと赤身の美味しさが同時に広がります。

穴子は握る直前にサッと炙って提供。

口の中でフワッと消える儚さ、穴子本来の旨味とタレの甘みは間違いない組み合わせ。

握りは他にも王道のサーモンと真鯛、季節感ある菜の花、食感と風味が楽しいエノキも提供されました。

先ほどもお伝えしましたが、一部の定番ネタを除き入荷状況によって内容は変わっていくワクワク感もありますね。

最後の巻物で提供されたのはトロタク
みえまぐろのネギトロと細かく刻んだたくあんを合わせた逸品。

ネットリ感とシャキシャキ感の両方楽しめる心地よい食感。
マグロの味わいをしっかり残しながらも甘酸っぱさと風味が美味しさを際立たせます。

ディナータイムはお酒と合う肴も用意

今回はランチタイムのメニューを中心にご紹介させていただきましたが、ディナータイムはセット、コースに加えて「タコの柔らか煮」や「ガス海老塩辛」などアルコールと相性の良い単品料理も提供。

日本酒は全国から酒好きを唸らせる銘酒を集め、ワインも10種類以上揃えます。

ランチタイムは特にリーズナブル。
『鮨やすぞう。』は名古屋駅エリアで寿司屋を選ぶ際に覚えておきたい存在となりそうです。

MAP

場所 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1

JPタワー名古屋地下1階

駐車場:提携サービスあり

TEL:050-5281-0920

期間 11:00~23:00(L.O.22:00)

休業は施設に準ずる

※変更となる場合があります

料金 〈ランチ〉

¥1,400~¥4,000程度

〈ディナー〉

¥3,000~¥7,000程度

※単品注文などメニューによって席料が発生する場合があります

※記事中は税込表記

公式サイト 鮨やすぞう。(KITTE名古屋)

奥山安蔵商店株式会社