【閉店】仰天トッピングで小倉トーストを再現！Vegeの『名古屋パンケーキ』【ネオ名古屋めし図鑑⑧】

見た目のインパクト大！人気店が提供する名古屋限定パンケーキ

栄駅から西に向かい、「広小路本町」交差点の一本南の筋にある『Pancake Cafe Vege』。
名古屋の中ではパンケーキブームにさしかかるかなり早い時期から、食事系からスイーツ系まで幅広いパンケーキメニューを専門に提供し、根強いファンを集めてきたお店だ。

店内はわりと広めで、ポップな要素もありながら、全体的に落ち着いた雰囲気。
女性だけでなく男性の常連客も多いという。

そんな人気のお店で提供されている衝撃的なメニューが。。。

『ふわっと綿菓子の名古屋パンケーキ』（980円）。
オレンジの小鍋に店名が刻印されたパンケーキラスク、そして山のように盛られた綿菓子。
ここまで見た目がキャッチーなパンケーキがこれまで存在しただろうか？気分はあたかもヒマラヤ山脈の雪山を目の当たりにしているかのようだ。。。

綿菓子には抹茶がふりかけてられており、これを見た目だけで「かき氷」だと勘違いして来店する人もいるとかいないとか。

「名古屋らしいオリジナルメニューを作りたい」という思いで3年がかりで開発されたというこのメニュー。
この時点ではどんな風に名古屋らしさが表現されているのかまだわからない。

しかしその秘密は、一緒に添えられるハート型の器に入った液体に隠されていた。

この液体の正体は「あたためたマーガリン」。
これを綿菓子の上からかけると。。。

みるみるうちに綿菓子が溶けていく！！！

すべて綿菓子が溶けきるとこのような感じに。

小豆に溶けた綿菓子とマーガリンが交わり、その味は完全に「小倉トースト」！！
パンケーキ自体にもバターの味が染み込んでおり、名古屋人が好む、ほっと和んでしまうような優しい甘みに包み込まれていく。
ふんだんにあしらわれたバナナがジューシーさを、クルミが食感の楽しさを演出しており、まさに食べる前から食べている間も常に楽しませてくれるメニューといえよう。

秋の味覚を存分に使用した季節限定パンケーキ

前述のとおり、Vegeは期間限定の独創的なパンケーキメニューが魅力。

この秋提供されるのは、秋の味覚たっぷりの『鍋焼きパンケーキ メープルかぼちゃ』（980円）。
お店の方いわく「Vege史上最高傑作」だというパンケーキは、見た目からして食欲をそそりまくる。

メープル仕立てのパンケーキには旬のカボチャがふんだんに焼き付けられ、さらにその下にはほっこりとしたサツマイモが隠れている。
パンケーキに練り込まれるような形ではなく、実のまるごと食感が楽しめ、ぎっしりと詰まっているのが嬉しいところ。
さながらスイーツとサラダの中間のような今までにないメニューだ。

このような期間限定パンケーキは1ヶ月〜数ヶ月ペースで次々と入れ替わり、そのどれもがオリジナリティがあり、味のみならず見た目にも楽しませてくれるメニューばかり。
もはや「作品」レベルにまで昇華したパンケーキ。是非その魅力の虜になってみてはいかがだろうか？

他の何処にもない、独自のクリエイティビティこそが名古屋めし魂。よってこれをネオ名古屋めし図鑑に登録します。

※記事中の文章／画像に表示された価格は2016年8月時点のものであり、変更になる場合がありますので、ご了承ください。