戌年には名古屋市西区の『伊奴神社(いぬじんじゃ)』を参拝すべし!

観光

2018年は「戌年(いぬどし)」!
お正月の初詣には毎年その年の干支にちなんだ神社が人気になる傾向がありますが、2018年は名古屋市西区の『伊奴神社(いぬじんじゃ)』に多くの人が集まるでしょう。

名前からしてどストレートな「犬の神社」ですが、行ってみると想像以上に”犬度の強い”神社なんです!!
その見どころをナビゲートしていきます。

「伊奴神社」とは

「伊奴神社」があるのは、名古屋市西区稲生町(いのうちょう)。
この「稲生町」の地名の由来にもなっているといわれている神社なんです。

交通アクセスは、地下鉄鶴舞線「庄内通」駅から徒歩約15分程度。
庄内用水沿いをずーっと東に歩いていくと到着するので意外と行きやすいです。

建立はなんと西暦673年・天武天皇の時代とされており、このあたりの土地でとれた稲を皇室に献上した際に社殿として作られたものだそうです。

祭神は「素盞嗚命(すさのおのみこと)」「大年神(おおとしのかみ)」「伊奴姫神(いぬひめのかみ)」で、この中の「伊奴姫神」が子授け・安産の神様であることから、妊婦の方や家内安全を願う家族で訪れる方が多いんですよ。

また境内にある樹齢800年のご神木の椎の木は白蛇が住んでおり、金運を招くといわれています。

他にも単純に「犬」にちなんだ神社であるため、ペットの犬の健康を願って参拝される方もいらっしゃるようですが、境内にペットを連れて入ることは禁止されているので注意してくださいね。

 

安産・子授祈願の犬石像

伊奴神社の大きな見どころといえばこれ、「犬石像」。
犬はお産が軽いことから安産祈願の神様として奉られているということなんですね。
この犬の像の前に立ってお参りした後、犬のお腹をなでたのち、自分のお腹をなでて安産や子授を祈るといいそうです。

さらに毎年大きな板にその年の干支が描かれた「大絵馬」が奉納されていますが、戌年に合わせてカワイイ柴犬の絵馬がどどーんと飾られています。ご利益ありそうですね〜。

 

開運いぬみくじ

お守りやおみくじなども様々な種類が売られていますが、特にオススメなのが『開運いぬみくじ』。
1回300円で引くことができます。

実はこのおみくじ、かわいい犬型の入れ物の底からおみくじを引っ張りだす形式なのです。
おみくじを引いたあとの入れ物は持って帰って置物として使うこともできるんですよ。

おみくじにもお犬様からのありがたきメッセージが。
このおみくじを引いて置物を部屋に飾れば、お犬様が幸運を運んでくれるに違いないワン!

 

年末年始の交通規制について

2017年末〜2018年始にかけて初詣に行かれる方は、交通規制にご注意ください。
伊奴神社の周辺、「稲生町交差点」「愛工前交差点」「又穂東交差点」「又穂町交差点」を結んだ四角内のエリア一帯が、2017年12月31日の22時〜、2018年1月1日の0時〜18時、1月2日/3日の9:30〜18:00まで車両の進入が禁止となります。
少し離れたコインパーキングなどに駐車されるか、公共交通機関をご利用ください。

 

MAP

場所 名古屋市西区稲生町2-12
公式サイト 伊奴神社