千種区の東山動植物園に新たな施設『レッサーパンダ舎』が、2021年3月10日(水)にオープンしました。
レッサーパンダが展示されるのは39年ぶり。しかも3頭も!
その愛くるしい姿を早速観に行ってまいりましたので、観覧の注意事項などと共にレポいたします。
39年ぶりのレッサーパンダについに会える!
レッサーパンダ舎がオープンした場所は、動物園本園の傾斜のある山間のエリア。ライオン舎などのすぐ近くです。
出入りするルートが一方通行となっているため注意してくださいね。
レッサーパンダは東山動植物園では1982年に最後の1頭が死んでしまって以来飼育されていなかったそうで、じつに39年ぶりの展示!
なお混雑緩和・感染症対策のため、屋内展示室では15人の定員を設けており、混雑状況に応じて1分〜数分の観覧時間制限がなされる場合もあります。
屋内展示室に入るとさっそくいましたー!!
展示されているのは「ずん(♂/1歳)」「まるこ(♀/2歳)」「令(♂/1歳)」の3頭。
それぞれ多摩動物公園、日本平動物園、富山市ファミリーパークから借り受けられています。
体毛がしっかり生えていてもふもふとしてますねー。
ジャイアントパンダと同じく竹の葉をむしゃむしゃと食べるのが好きなようです。
室内にはアスレチック的な遊具が置かれていて、天井近くの高い所にいることも多いです。
しかしアクティブなのでするするっと下までスムーズに下りてきますよ。
レッサーパンダ舎の楽しい仕掛けとは…?
屋内展示室を抜けると南側の屋外運動場に出ます。
ここにはちょっとした仕掛けがあって・・・
実は屋内展示室から空中通路でつながっていて、レッサーパンダはスロープ状の木の板を通って運動場に出ることが出来るんです。
運が良ければ・・・
レッサーパンダが空中通路を歩く様子を見ることが出来るんです!!
3頭とも性格が異なるのであまり外に出たがらない子もいますが、アクティブな性格の子は結構頻繁に外に出てきます。
『ピィーッ』と鳴く声が聞こえたら空中通路に注目するといいですよ!
外に出てくるとしっかりとその姿を観察することができます。
しっぽがアライグマのようにふわふわで縞模様が入っているのが特徴ですね。
丸太とじゃれあったりするのも好きみたい。
運が良ければこんなに近くで見ることも出来ますよ。
かわえええええええええ(♥∀♥)ーーーーーー!!!!
でもこんなにかわいいのに、レッサーパンダは絶滅危惧種なのです…貴重な存在なのでいたわるような気持ちで観てあげてくださいね。
春の期間中は入場に事前予約が必要です
東山動植物園では感染拡大予防のために、
3月13日(土)〜5月9日(日)までの土曜日・日曜日
3月25日(木)〜4月2日(金)までの春休み期間中
4月30日(金)〜5月7日(金)までのゴールデンウィーク中
は入場に事前予約が必要となります。
予約はインターネットから行えるので、東山動植物園の公式サイトをご覧になった上で出かけるようにしてくださいね。
それからくれぐれもマスクの着用・ソーシャルディスタンスの確保など、基本的な感染対策もお忘れなく!
MAP
場所 | 名古屋市千種区東山元町3-70 東山動植物園 |
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入園時間 | 9:00~16:30(閉園は16:50) |
休園日 | 月曜日(ただし月曜日が国民の祝日または振替休日の場合は直後の休日でない日が休園日です)、12/29~1/1 |
観覧料 | 大人(高校生以上)500円 名古屋市在住の65歳以上の方 100円 中学生以下無料 |
公式サイト | 東山動植物園 |