変わり種の味展開に仰天！北区・辻町『福寿餅』のカラフル鬼まんじゅう

いろどり鮮やかな変わり種鬼まんじゅうが買える街の和菓子店

やってきたのは、名古屋市北区・辻町。
「アピタ名古屋北店」から東へ、三階橋方面へ向かう道の途中にあります。

電車の最寄りは地下鉄「上飯田」駅で、だいたい徒歩10分ぐらいかかりますね。

お店の20mほど西、屋根付きの駐車場の一番右側の1台分だけ駐車OKのようです。

外観は昔ながらの街の和菓子屋さんといった雰囲気。

鬼まんじゅうが有名なのですが、他にも塩大福や草餅、若鮎、おはぎ、どら焼きなど結構多彩な種類の和菓子が売られています。

鬼まんじゅうは普通のタイプ以外に、黒蜜を使った『黒鬼まんじゅう』や、おまんじゅうの中にさつまいもとあんこが閉じ込められた『オニあん』というちょっとした変わり種も売られています。

しかしそれ以上に変わり種なのがこちら・・・

『いろどり鬼まんじゅう』！

見た目的にもかなり華やかな色彩。知る人ぞ知る銘菓ですが、過去にテレビ番組『秘密のケンミンショー』で紹介されたこともあるようです。

色がカラフルなだけでなくそのお味が仰天！
この日売られていたのは「さくら」「温州みかん」「コーヒー」「カレー」「抹茶」「よもぎ」の6種類！

一部目を疑うようなフレーバーが混じっているような気がしますが、今回はこちらを全種類購入してみました。
震える手を抑えながら・・・

「いろどり鬼まんじゅう」6種を実食！

というわけで早速「いろどり鬼まんじゅう」6種類を1個ずつ食べていきたいと思います。
ちなみに、お値段は1個130円です。

えっ？6種類のはずなのに写真には7個写ってるって？？

気づいてしまいましたか・・・写真に1個だけ鬼まんじゅうじゃないプラスアルファがすでに写り込んでいますが、後述しますので今は気にしないでください。

まずは『抹茶』から。
一番想像しやすいお味です。お芋とお茶の味わいがよく合います。

ちなみに鬼まんじゅうそのものは非常にぷるんとした質感で、余計な甘さがなく素材そのものの味わいを活かしているタイプだと思います。

つづいては『さくら』。
これも和菓子の定番フレーバーですよね。食べる前からいい香り。ほわ〜ん。

こちらも定番のフレーバー『よもぎ』。
かなりしっかりといい香りがします。

徐々に変わり種度が上がっていきます。つづいては『温州みかん』。
とてもフレッシュな柑橘の香りに包まれます。なんとなく洋風のお菓子のようなテイストも感じました。

そしてこちらは『コーヒー』。
かなり強めのコーヒー味ですが意外に合ってました！酸味が効いてます。

そして最後は『カレー』！
…うーん、確かに芋つながりではあるけれど…カレーの鬼まんじゅうを作ろうとした発想よ。

味わいはまさしくカレーそのもの！（笑）カレーを固めたようなおまんじゅうでお菓子なのか何なのかわからなくなりました。斬新すぎます。

衝撃の名古屋和菓子「みそカツういろう」を食す！

そして先程から写真にちょこちょこ写り込んでいた、このお店で最も衝撃的な変わり種お菓子がこちらの『みそカツういろう』（180円）！

味噌カツが和菓子になった！！という思わず耳を疑う（耳を覆いたくなる？）一品ですが、買ってしまったのでここはチャレンジしないわけにはいきません。早速いただいてみます！

見た目的には完全にういろうというよりは「おまんじゅう」ですが、切って断面を見てみると・・・

中にはやっぱりカツが入ってました！

かなりミニサイズのカツですね。
周りはもっちりとした質感のういろうですが、カツの周りの部分だけなめらかな、ほんのり味噌のコクを感じるあんこが覆っています。

丸々一個食べてみましたが、意外に悪くないかも・・・？

カツは肉汁成分とか油分が主張してくることもなく、ちょっとしたサクサク感と弾力ある食感を添えているイメージ。
衣もちょっと甘めに作られてるような気もします。意外にも激しい違和感は感じませんでしたね。

ハイブリッドや変わり種のメニューも多い名古屋めし。
自分もこれまで結構いろいろと食べてきましたが、その中でもかなり攻めぎみな、ある意味名古屋色最強な銘菓と言えるかもしれませんね。

いろどり鬼まんじゅうと合わせて、機会があればぜひチャレンジしてみては？

※メニューや価格等の情報、店舗情報は変更となる場合があります。