大須で100年以上愛される『納屋橋饅頭 万松庵』が2022年1月10日(月)をもって和菓子の製造・販売を中止。
再開時期は未定、本社・工場の取り壊しが決まりました。
納屋橋饅頭の歴史
大正8年に『納屋橋饅頭』の暖簾分けによって生まれた『納屋橋饅頭 万松庵』。
中村区で営業していた『納屋橋饅頭 本店』は2016年12月より再開時期未定の長期休業中。
東区の『納屋橋饅頭 平田町分店』は2021年3月30日(火)で閉店しています。
名物「納屋橋まんじゅう」は薄皮の生地でこし餡を包み蒸し上げた和菓子。
名古屋駅のお土産売り場や大型スーパー等でも販売されていますね。
「酒まんじゅう」とも呼ばれており、生地は米麹・もち米で仕込んだ甘酒を酵母発酵させて作り上げているそう。
厳選された小豆だけを使い丁寧に調理することで生まれる最高級こしあん。
薄皮のモッチリ食感、ほのかなお酒の香り、優しい甘みがたまらない名古屋銘菓の代表格と言える存在です。
本社である『大須本町通店』に製造中止の理由が掲示されていました。
「昭和52年築の製造工場老朽化で衛生面・安全面・環境面において自信をもって製造販売をすることができなくなり、大須本町本社および工場を取り壊すことに致しました。」
製造販売最終日は2022年1月10日(月)で今後に関しては未定となっています。
再開時期は未定
「製造販売中止のおしらせ」は大須万松寺通店にも掲示されていました。
実演販売している「揚げまん棒(¥200)」は納屋橋まんじゅうをドーナツ生地に包んで揚げた大須食べ歩きスイーツの定番。
本社・製造工場が取り壊しとなるので、こちらも一旦食べ納めになってしまいますね…。
『納屋橋饅頭 万松庵』の再開日・今後は未定となっているので、2022年1月10日(月)までにぜひ足を運んでみてください。
場所 | 〈本社・大須本町通店〉
愛知県名古屋市中区大須2-6-11 〈大須万松寺通店〉 愛知県名古屋市中区大須3-27-24 |
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期間 | 〈本社・大須本町通店〉
8:00~18:00 〈大須万松寺通店〉 10:00~19:00 2022年1月10日(月)までは無休 再開時期未定 |
公式サイト | 納屋橋まんじゅう |