お出汁で食べる隠れ名古屋めし!? 名東区『ベニ』の名物「お茶かつ」モーニング。

グルメ

名古屋名物の「とんかつ」といえば、多くの人が「味噌かつ」を思い浮かべますよね?
しかし、濃厚な味噌ではなく、さっぱりとしたお出汁でいただく『お茶かつ』なるメニューがあるのをご存知ですか?

今回はその「お茶かつ」を提供している名古屋市名東区の老舗喫茶店『ベニ』をご紹介します。

なんとこちらのメニュー、名古屋の喫茶店らしくモーニングの時間帯からいただくことが出来ちゃうんです!
早速レポートしてまいりましょう〜!!

超独特なとんかつメニュー「お茶かつ」を楽しめる老舗喫茶店

お店があるのは名東区・梅森坂。「梅森台北」の三叉路になっている交差点のすぐ近くです。
お店の前に駐車場が20台分用意されているので、車で行くのが便利ですね。

店内はロッジ風の作りになっていて、ソファなどゆったりしたシートが並ぶ純喫茶風の雰囲気。
実は1975年に創業し、45年も続いている老舗店なのです。

そしてこのお店の看板メニューが『お茶かつ』!
メニューにもデカデカとアピールされています。

お茶かつは鹿児島産豚ロースを揚げたカツを、ハーブティーをブレンドした醤油風味の鰹出汁スープで浸した超独特なメニューで、お店の名物として今からおよそ30年以上前から提供されているそう。

しかもこのメニューがランチだけでなく、モーニングの時間帯にも提供されているというのですから驚き!
早速いただいてみたいと思います!!

モーニングから「お茶かつ」食べてみた!

今回いただくのはモーニングの時間帯に提供されている『朝お茶かつ』(750円)です。
ドリンクはコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどから選ぶことが可能。

お盆の上にはお茶かつとごはん、コーヒーに加えてなぜか梅干しがついてきますが、その理由はあとでわかります!

お皿の中央に鎮座するカツがお出汁の中にひたひたに浸かっており、
その上にゆでたキャベツの千切り、さらに海苔が大量にかかっています。

食べてみると衣は基本サクサクながら、お出汁に浸かっているところのしんなり感もなかなかいい感じ!
染み込んだお出汁が肉の旨味と共に感じられて、脂っぽさが抑えられてさっぱりしているのが特徴的です。

さらにキャベツのあっさり感と海苔の風味もめちゃくちゃマッチしてますね〜。

普通なら朝からとんかつ?というと重たいイメージがありますが、全然そんなことはなくペロリと食べられちゃうのが不思議っ!

カツを食べきったら残ったお出汁はごはんにかけて、さらに梅干しをのっけてホントのお茶漬け風にしていただいちゃいましょう〜!
お出汁のやさしいお味がよりダイレクトに味わえますよ。

ちなみにこのお店、この朝お茶かつ以外にもモーニングメニューが超豊富。
卵かけご飯がついてくるモーニング『さくら』や、おにぎりやゆで卵がついてくるモーニング『あさがお』、さらにカツサンドやシフォンケーキのモーニングなど、普通の喫茶店ではありえないラインナップ!
何度お店に通っても飽きずに楽しめるのがいいですね。

土日祝日にはランチのお茶かつのラインナップも増えますし、非常に魅力の深いお店といえそうですよ!

 

※来店される際は入店時の手指消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンシング等ウイルス感染対策にご協力ください。

※メニューや価格等の情報は変更となる場合があります。

MAP

場所 名古屋市名東区梅森坂5-217
営業時間 7:30〜16:00(L.O.15:30)
※モーニング:7:45〜11:00
※ランチ:11:30〜15:00
定休日 月曜日、第4日曜日
公式サイト ごはんカフェ ベニ