大曽根駅前の大衆酒場『べに屋』で2種類の串カツをつまみに昼飲み三昧♪【ラガー大びんの似合う店31】

グルメ

昼飲み』__
どことなく後ろめたさを感じながらも、それゆえに得られる爽快感__
そんな格別な体験を求める人々が意外にも多く存在するのだと実感させられる場所が、大曽根駅前にある『べに屋』。

特別目立つ場所にあるわけでもなく大きな店でもないこの大衆酒場には、どこからかその存在を聞きつけて、白昼堂々と飲みたいという呑兵衛たちが集まってくる。
彼らの目当ては自慢の串料理とビール、そしてそれらと共に過ごす至福の時間だ。

大曽根駅前に佇む知る人ぞ知る昼飲みのメッカ

大曽根駅から西に伸びる「大曽根本通商店街」。
この一角で明るい時間から煌々と提灯を照らしているのが「べに屋」だ。
何やらにぎやかしい気配が外にも伝わってくる_

中に入ってみると、これ以上もないほどの「ザ・大衆酒場」といった雰囲気。
客層は意外にも老若男女幅広く、グループやカップル、一人飲みまでさまざまな人々が集まる。

昼11時30分から深夜11時までの通し営業。
中には何時間もの間心ゆくまで酔いどれ気分を楽しんでいる人も・・・

立ち飲みスペースも用意されておりあまり広い店内ではないものの、結構な人数を収容できる。

店のオープンからまだ3年だが、いつの間にか「昼飲みのメッカ」として完全に定着しつつあるという。
近隣に住む人々はもちろん、夜勤明けの工場勤務者やナゴヤドームのイベント前に景気づけに飲む人など、立地的にも高い昼飲み需要を満たす大きな受け皿となっているのだ。

リーズナブルなおつまみ料理たち

壁に貼られたメニューの札には居酒屋の定番一品料理がずらり。
中でもこの店のイチオシは「串カツ」だ。

1本90円というリーズナブルなプライス。
実はこの串カツには2種類の異なる打ち方が存在する。

一つは『角打ち』。
一般的な打ち方であるが肉のジューシーさをダイレクトに味わうことができる。

もう一つは『巻打ち』。
薄い肉をグルグルと巻きつけるような打ち方で、独特の食感が面白い。

甘いタレに漬かった『とんやき』(2本260円)も人気。
コリコリとした食感と香ばしい香りが魅力だ。

さらに名物メニューとして人気なのが『大曽根どて煮』(390円)。
濃厚な味噌は実に名古屋的。酒のお供にちびちびとつまむのに持ってこいだ。

一品料理の数々はいずれも財布にやさしい価格なのがうれしいところ。
気軽な値段で飲めることこそが昼飲みの醍醐味なのだ。

キリンラガーで味わい深い爽快さを

キリンラガー大びんは、べに屋では一時期裏メニューであったにも関わらず、わざわざラガーを求めて来る来店者が多かったため表メニューに昇格した経緯があるという。
それほどまでに呑兵衛たちがこよなく愛する、まさしく選ばれしビールなのだ。
その理由はただひとえに「旨いから」。

昭和の風情漂う酒場で串料理とともに味わうパンチの効いた一杯。これほどまでに爽快なものはない。それは昼でも夜でも変わらないのだ。

 

※メニューや価格等の情報は2019年1月時点のものであり、変更となる場合があります。

◆取材協力/キリンビール株式会社

MAP

場所 名古屋市北区大曽根3-14-41
営業時間 11:30〜23:00
定休日 なし
公式サイト なし