巨匠が愛した名店『ビチェリン』がイタリアから名古屋に初上陸。

イタリア・トリノの老舗カフェ『ビチェリン』が名古屋に上陸。

『ビチェリン(Bicerin)』がオープンしたのはミッドランドスクエアの２階、以前はカフェ『COVA(コヴァ)』があった場所です。

創業２５５年の歴史を持つ『ビチェリン』は、これまでイタリア外に店舗を立ち上げることはなかったそうですが、この度「海外初進出店舗」として東京と名古屋が選ばれたんですよ。

店内のショーケースには眩いくらいに美しいスイーツが陳列されています。

ミニタルトは１個300円、その他のケーキ類は基本的に１個800円。

一般的なお店に比べて価格帯が上がりますが、上質なものを味わって贅沢な時間を過ごしたい場合はうってつけの場所になりそう。

大きなサイズのケーキも取り扱っているので、バースデーや記念日などお祝い用の需要にも応えてくれます。

写真以外に、季節の素材を使用した商品が入れ替わりで提供されていくとのことです。

そんな高級スイーツを味わえる客席がこちら。

イメージですが、まるでイタリアの高級レストランやお城の中に迷い込んだかのようでワクワクしてきますよね！

こちらのお席もパーティ会場のようで、カフェのレベルを超えたセレブ感のある造り。

接客も価格に見合ったもので、スタッフの方が丁寧におもてなししてくれます…。

「世界で残すべき100の物」に選ばれた「ビチェリン」。

名店『ビチェリン』を語る上で避けては通れない商品が、店名を冠したチョコレートドリンク「ビチェリン(￥980)」です。

まるでカクテルのような見た目の「ビチェリン」は、黒と白のコントラストに目を惹かれる洗練された美しさ。

文豪「ヘミングウェイ」が「世界で残すべき１００の物」の一つに選んだドリンクで、イタリア旅行の目的の一つに名を挙げる方も多いんです。

「ビチェリン」はエスプレッソとカカオの温かいコーヒーを注いだ後に、冷たい生クリームを合わせて作られています。

下準備の段階で本場と同じカカオパウダーを２時間煮込むこだわりが肝なんです。

２層に分かれたドリンクを少しずつ混ぜながら味わうのがお店のオススメ。

コーヒーの酸味・苦み、カカオのコク、生クリームのまろやかさ…それらが絶妙に合わさって舌の中で完成される感覚。しかし、口に含む度に微妙な味の変化を堪能できることも「ビチェリン」の魅力なんです。

厳選された素材から生まれる絶品スイーツを堪能。

こちらの「ザッハトルテ(￥800)」はチョコレートのスポンジ・クリーム・グラサージュで構成されています。

「ケーキセット(￥1,500)」でオーダーする場合は、200円の追加料金でドリンクを「ビチェリン」に変更することもできますよ。

ナイフを入れる時はズッシリしていて、チョコレートがギュッと詰まっていることが伝わります。

口に含めばチョコレートとブランデーの香りが鼻を抜け、旨みがいつまでも残り続ける感覚。グラサージュがとろけていく口どけの良さも堪りませんよ。

こちらは「ショートケーキ(￥800)」。

ミモザの花をイメージして作られた商品とのことで、一般的なショートケーキとは異なりクリームをスポンジで包み込んでいます。

ふわっふわの食感でクリームと生地の優しい甘さが口いっぱいに広がります。

シンプルだからこそ、各素材が上質なことを実感する商品です。

プチタルトは可愛らしい見た目ですが、合わせる素材によってタルトの生地を変えたり、中の具材やフルーツにも細かくこだわる等…小ぶりながらも丁寧な仕事が込められています。

プチタルト２個とドリンクのセットは1,300円で注文可能。こちらも200円プラスで「ビチェリン」を味わえますよ。

ギフトコーナーも充実。

カフェ・スイーツコーナーだけではなく、ちょっとしたプレゼントや大切な手土産にも利用できるギフトコーナーも充実。

その中で特にオススメしたいものが…

「バーチ・ディ・ダーマ」通称「貴婦人のキス」という名前のイタリア伝統菓子。

2016年に開催された「Ｇ７伊勢志摩サミット」で提供されて世界のトップが口にした逸品なんです。好みはありますが、これ以上ないくらい「失敗できない時に選びたい手土産」という言葉が似合う「バーチ・ディ・ダーマ」は６個入り(￥1,620)から購入できます。

 

イタリア・トリノからやってきた超一流店『ビチェリン(Bicerin)』。

カフェ休憩だけでなく、パスタランチもあるので贅沢な時間を過ごしたい時の新たなスポットとなりそう。ぜひ巨匠が愛した世界を体験してみてください！