地下の迷宮寺『だいぶつころころ』14年半の歴史に幕

グルメ 閉店

“名古屋駅で大仏がいっぱい居るお店”
これだけでほぼ通じてしまう名古屋の有名店『だいぶつころころ』が
2017年4月1日(土)、14年半の歴史に幕を閉じる事になりました。

閉店まで残り1週間ですが、行ったことが無い!
という方には是非とも行っていただきたい記憶に残るお店です。

地下への階段を降りれば秘境

『だいぶつころころ』は昨年オープンしたKITTE名古屋の東向かいにある
桑山ビル(1階がマツモトキヨシ 名駅中央郵便局前店)の地下。

細い階段を降りて店内へ入る形となるのですが、
階段の壁面には小さな仏様が並び秘境への入り口を演出。
そして店内に入り少し歩くと目に飛び込むのが高さ5mの巨大な仏像。

店内は地下に作られたお寺のような内装なのですが
部屋を案内してくださる店員さんの後をついていくと
どんどんお友達とザワついてしまうでしょう。

それもそのはず、店内は複雑に入り組んだ廊下と階段で
だんだんどこを歩いているかがわからなくなります。

お酒を飲んで気分良くお手洗いに行った時には
迷子になって友達の居る部屋に戻れないなんて事も…。
(困った時は店員さんに言うと案内してくれますよ)

だいぶつころころの魅力は味にも

こんなにも記憶に残るコンセプトのお店だと
それだけと思われてしまうかもしれませんが
“だいぶつころころファン”は多く、リピーターさんも居るほど。

その理由はこの店の料理を気に入る方が多く
食事会のセッティングをする幹事からも
『見ても楽しい、食べても楽しい』
その両面を兼ね備えたお店として
自信をもって皆を連れて来られるお店だから
という声もあります。

系列店はもう無いの?

閉店を聞くとつい出てしまうのが「系列店は無いの?」です。

このだいぶつころころを展開していたのは
UG・宇都宮という飲食店グループ。

エンターテイメントレストランが出店ブームだったバブル期、
名古屋の人気店として名を馳せていた
『ボビーズクラブ』『ブッツトリックバー』も
このグループが出店しておりました。

こちらのグループの系列店は公式サイトの情報では
残念ながら名古屋での出店はだいぶつころころが最後。
残っている多くのお店は大阪で展開されております。

その中でも特に梅田にあるChristonBarキリストンバーは圧巻。
是非大阪に行くことがあれば利用してみてください。

ここで終わり…ません!

閉店のお知らせをするだけで終わりません!
名古屋に残された系列店情報がだいぶつころころの
過去の利用者宛に送られたお知らせメールにありました。

そのお店の名前は『博多串焼き卸 ウマカーよかばい』
平日は15時から、土日祝日は12時から営業する
昼呑み可能でハッピーアワーもあるお店。

名物の手羽明太は見た目のインパクトもある料理。

店内はアメリカンアンティークのブリキ看板や
ドラム缶を使ったインテリアが演出し
1970〜80年代のディスコ世代が喜ぶ洋楽を選曲しているそうです。

お店の場所は名古屋駅西口、駅西銀座商店街の入口
椿神社の隣に昨年オープンしております。

 

MAP

だいぶつころころ
住所
電話番号
愛知県名古屋市中村区名駅2-45-19 桑山ビルB1
TEL/050-5831-0559
営業時間 月~木、日、祝日: 17:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:30)
金、土、祝前日: 17:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)
お店詳細情報 ホットペッパー
博多串焼き卸 ウマカーよかばい
住所
電話番号
愛知県名古屋市中村区則武2-4-11 2F
TEL/052-453-3115
営業時間 月~金、祝前日: 15:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00)
土、日、祝日: 12:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00)
お店詳細情報 ホットペッパー