コーヒー農園直営・スパイスにもこだわるカフェ『FARMERS PASSION COFFEE』名東区・一社にオープン。

珈琲の森を丸ごと味わえるカフェが誕生！

お店の場所は「地下鉄東山線 一社駅」2番出口から南へ徒歩3、4分程の「一社南」交差点目の前。

こちらでは以前『 LA COMUNITA(ラ コミュニタ)』というイタリアン・ワインバーが営業していました。

専用駐車場は提携含めて用意されていないため、お車で向かう方は周辺のコインパーキングを利用してください。

お店の造りから調度品まで全体的に木の温もりを感じるおしゃれ空間。

カウンターとテーブルあわせて計25席の客席を用意します。

豊川市にも系列のカフェブランド『mol cafe(モルカフェ)』を展開しており、好評メニューを両店舗で味わえる形。

珈琲農園の直営カフェということで「ホットコーヒー(各種:￥550)」だけでも5種類から選択可能です。

いずれも「アグロフォレストリー(自然の森と類似した環境を作り、成長サイクルの異なる多様な農作物を個々の相互作用を活かして栽培する自然農法)」で栽培したコーヒーノキの完熟豆だけを手摘みし、独自の精製方法・焙煎方法の組み合わせを変えて提供します。

まずは「ハニー×ミディアム(￥550)」をいただきます。
果実としての甘みの部分であるミューシュレージを天日にさらしながら、じっくりと干す「ハニープロセス製法」で、焙煎は「ミディアムロースト」。

比較的飲みやすく、程よい苦みとフルーティーな風味を兼ね備えたバランスの良さが魅力。

ソーサーには炒った豆が添えられており、豆の味わい・風味を別角度から体感することもできます。

「アイスコーヒー(￥550)」は酸味を控えて苦さ・深さを際立たせたエイジング×ダークで提供。

スッキリ飲みやすい口当たりで、ビターで上品な風味とコクがフワッと抜けていきます。

ドリンクメニューはコーヒー類が主力ではありますが、紅茶(￥600)、ハーブティー(￥600)、自家製ジンジャエール(￥550)、自家製クラフトコーラ(￥550)なども取り扱う幅広いラインナップ。

また、オープンから11:30まではモーニングサービスを実施。
「自家製ジャムのモーニング(ドリンク代+￥250)」「はちみつナッツのトーストモーニング(ドリンク代+￥300)」「チーズホットサンドモーニング(ドリンク代+￥300)」が用意されています。

自家栽培スパイスのカレーを実食。

自家栽培スパイスのカレーは昼の11:00からオーダー可能。

『FARMERS PASSION COFFEE』のコンセプトは「コーヒーの森を丸ごと味わう」。
自社の珈琲農園で一緒に育ったハーブ、スパイスもあわせて味わってもらいたいという想いで提供しているそう。

今回は2種類を楽しめる「あいがけカレー(ドリンク代+￥1,000／単品価格:￥1,200)」に「野菜盛り(+￥200)」でお願いしました。

こちら側のカレーは玉ねぎをじっくり煮込んだタイプで甘みとスパイシーな風味が絶妙。

シナモンリーフ、ターメリック、カイエンペッパーなど12種類を使用。
じんわり少しだけ汗が出てくる辛さですが、口当たりはまろやかでご飯との相性も抜群です。

※野菜の内容は旬・仕入れ状況によって異なります

こちら側はトマト、ヨーグルト、バターなどを使用したカレー。
オリジナルスパイス、カレーパウダー、ガラムマサラを加えていますが、素材の旨味によって食べやすい仕上がり。

トマトとヨーグルトによる甘酸っぱさ、バターの深みも生かしています。

タルト生地にはコーヒーピールを使用

珈琲豆の果皮(コーヒーピール)を生地に活用した「タルト(各種:￥450)」も見逃せません。
通常は廃棄される部分ですが、実は果皮の部分はポリフェノールや鉄分が豊富に含まれたスーパーフード。

訪問時のラインナップは以下のとおり。

こちらは「水切りヨーグルトタルト(￥450)」。
ヨーグルトの爽やかな酸味がありながら、クリームチーズのような濃厚な味わい。

コーヒーピールパウダーを国産小麦に練り込んでいますが、一般的なタルト生地と比べて違和感のないまま栄養価を高めてくれています。

「無農薬パンプキンタルト」はハーフサイズの「ランチおまかせスイーツ(+￥200)」としていただきました。

カボチャ本来の甘みが際立つ素朴な美味しさ。
ネットリした口当たりと生地の香ばしさによる食感のギャップも印象的。

ご自宅でコーヒーを追求できるショップコーナーも

イートインメニューを中心にお届けしましたが、珈琲豆の量り売りを筆頭にショップコーナーも充実しています。

自家栽培のスパイス、自家製ジャム、自家製ジンジャエール、自家製クラフトコーラなど…農園直営店ならではの唯一無二の品揃え。

豊川市の系列店『mol cafe』との共通メニューも多いためファンの方にとって嬉しいニュース。
『FARMERS PASSION COFFEE』は「コーヒーの森を丸ごと味わう」というコンセプト・栽培から提供までのストーリーも含めて愛されていきそうです。