【さよならメイチカ】3月末で閉店するビジネスワーカーのオアシス『銀座ライオン 地下鉄名駅店』『そば割烹 安曇野庵 地下鉄名駅店』

メイチカ閉鎖はリニア中央新幹線の開業に向けた再開発のため

2027年開業を予定し準備を進めているリニア中央新幹線。東京（品川）ー名古屋を最速40分で結ぶ列車を乗り入れるため名古屋駅では地上や地下で再開発が進み日々駅の光景が変わってきています。

そんな中、地上で進行中の「名古屋駅前広場」再整備にあわせて地下街の換気空調設備を工事するためメイチカがこの度閉鎖となりました。施設の営業再開は2026年度を予定しています。

詳しくはこちらの記事をごらんください。

名古屋駅地下街「メイチカ」が閉鎖。2023年3月末で営業休止へ。

66年の思い出が詰まった『銀座ライオン 地下鉄名駅店』

昭和32年開業メイチカと共に66年の歴史を刻んできた『銀座ライオン 地下鉄名駅店』。

昔懐かしい電車の車内にいるかのような店内は網棚の上にはかばんなどの荷物が載せられていたり、天井にはレトロ扇風機が設置してあります。カバンひとつでふらりと電車旅をしている車内でのんびりとビールを片手に食事を楽しむかのような体験が名古屋駅にいながら出来ます。

1人飲み、サシ飲み、グループ飲みどんなスタイルでも楽しめるように大小のテーブル席やカウンター席が用意。

幾度もブラッシュアップされるメニュー改定の中でも残り続ける人気のメニューが「桜海老の山芋ステーキ（770円）」。開発時期を知る社員が既に定年退職しており、現在在籍しているサッポロライオン社員の記憶の中でも35年以上は間違いなくメニュー表から消えていないと言われている不動の商品。

この他にも20数年前に開発され長く愛されるマスタードが効いた「おとなのポテトサラダ（319円）」、ビールのお供に人気の「LIONチキンの唐揚げ（2個入550円）」「ソーセージ3種盛合せ（1,430円）」「ミックスピザ（1,408円、ハーフ770円）」「金華さば生ハム（638円）」なども思い出を振り返る事が出来る商品。

またデミグラスソースのオムライスの上に特製味噌をかけたとんかつがのった「味噌とんオムライス（1,180円）」、ソーセージや玉ねぎなど具材たっぷりの「鉄板ナポリタン（1,000円）」など食事も人気メニューがありますのでランチにもオススメ。

歴史に幕『安曇野庵 地下鉄名駅店』

平成11年開業、24年の歴史を刻んできた『そば割烹 安曇野庵 地下鉄名駅店』。

落ち着きのある和の明かりが灯る雰囲気、オススメのメニューが書かれた大きな黒板、レトロなポスターや古い掛け時計など昭和時代を懐かしむ店内。

また体を預けやすい高めの仕切り壁、頭を置きたくなる柱といった利用する人の会話や笑い声が溢れそうな店内の造りに思わずほっこり。サッポロライオンの社員の皆さんも飲みに行こうとなったら居心地がよく利用しているそうです。

人気メニューは注文を受けてから焼く4種類の出汁巻き玉子（各種715円）。ノーマルの他に三種のネギ、しらす、そして青唐辛子があります。

ビールはサッポロのラガービールが人気。ラベルに赤い星が描かれているので多くのファンから“赤星”という通称で親しまれています。

またそば割烹と言うだけあって締めの仕上げそばもあります。メニューはざるそばや三陸わかめとアサリそばなど全部で4種類。麺が少なめ（100g）なので注文しやすい量なのも嬉しいですね。

ランチの人気メニューは「ちっくい飯（めし）と蕎麦セット」（1,000円）。海老天飯、天ぷら飯、まぐろねぎとろ飯、牛肉ごぼう飯、鶏の山賊揚げ飯、どて飯、サーモンしらす飯の7種類から１つのちっくい（甲州弁で小さい）飯を選んで蕎麦とセット。

ここで非常に残念なお知らせなのですが、安曇野庵は全国で見てもここ地下鉄名駅店のみ。この3月31日(金)の閉店により安曇野庵ブランドが幕を閉じる事となります。

3月6日より平日限定閉店キャンペーン開催！

『銀座ライオン 地下鉄名駅店』『そば割烹 安曇野庵 地下鉄名駅店』両店舗で3月6日(月)から平日限定の閉店キャンペーンを開催。

『銀座ライオン 地下鉄名駅店』

『そば割烹 安曇野庵 地下鉄名駅店』

最初にもお伝えしたように2023年3月31日(金)をもって閉店となります。既にメイチカ閉店の情報を聞きつけ多くの人が訪れているようですので来店はお早めに。